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BLOG 書道・筆文字 書道・習字の豆知識コラム

信頼できる書道家の選び方

何をもってして信頼するのか?

このブログやInstagram、Facebookの投稿は実力派の先生方から評判が良かったりするのですが、ある意味では【書道のリアル】をそのまま伝えているだけなのです。

そんな理由で応援してくださる先生方が多いのが私、藤井碧峰の強みです。

何をもって正統派なのか、何をもって実力派なのか?
それは、その人の書いた字だけが物語ります。

書道 極

嘘つきが嫌いな私は、自分の経験していないことを堂々とブログに書くようなことも致しません。
ということを何故書いたかと言うと、実際にそんなデタラメを書いたり言う人が沢山いるからです。笑

大抵そういう人のブログやInstagramは『ナルシスト臭』が半端なくするものです。
ン十万、百数万の筆持っている、凄いだろ的な人は危ない人ですね。

物の自慢しても腕はお金では買えません。

そういう人に限って楷書は書けなかったりするんですよ。

「青雲」筆文字

パソコンにある「正楷書体フォント」でも良いです。
それと同じようにして、その書道家に書かせたらどうなるか。

たぶんそれ以下の字になって書かれると思います。
それほど楷書と言うのは分かりやすい判断手段です。

ブログ「書道における楷書の難しさ」
ブログ「字が綺麗に書ける人と字が汚い人」) 

下手な書道家の例を挙げてみる

下手だなと思う書道家の例は、

・ハネ・ハライばかり頑張る人
・左ハライの先がチクチクの人、細い人
・”光”の最後のようなハネでウネウネの線書く人
・行書の連綿(連続する線)が細い、切れそうな線の人

・全部同じ太さの線の人
・線にキレがない人(=線が死んでいる)
・いつ見ても同じ書体ばかり書いてる人
・いつも同じパターンの作品書いてる人
・何書いても同じに見える人
・字の大きさが一定の人
・楷書で直線引けない人
・何書いても線がウネウネしてる人
・白黒の世界で勝負出来ない人
・書きなぐり感満載な人
・何書いても忙しい字の人

・俗っぽい字の人
・いつも誤字してる人
・平仮名の原型を知らない人
・汚らしい書き方する人
・胡散臭い動画の人

あ、書いたら止まらなくなった笑 

じゃあ「上記の逆を出来る人が上手なのか?」というと普通
だってちゃんと書道の基礎たる『臨書』、これをちゃんとやっていればできることですから。

書道の書き方を学ぶ古典臨書「顔真卿 祭姪文稿」 

でも残念ながら、みんな臨書がちゃんとできていないから問題なのであって。

Instagram等のSNSで臨書を語っている人間には沢山巡り合えますが、言っていることが合っていても、自分の書でそれを示せている人は滅多にいませんね。

つまりそれは理解していないのと同じです。

本を読めば書いてあること、上手な書道家の書いたことを、その人になったつもりか憑依したのか分からないけど”自分の字で証明できない”、これは嘘つきと同じです。

また、他の芸術家の呼称に比べて書道家という名前は安っぽすぎる。
下手っぴや習字レベルの人間でさえ書道家を名乗っている。

これが嫌で仕方なかった。

「書道家」を名乗るということは”自分の字に責任を持ことだ”と、私は思います。
もちろんそれを裏付けるのは肩書きでも受賞歴でも指導者でも何でもなく、その人の字だけです。

書道家藤井碧峰Instagram

他の書道されている方からもよく言われますが、ウチのInstagramは何でも載せています。
書体もパターンも色々。

全部同じの書いてる人、行書なら行書、隷書なら隷書しか書かない人。
また臨書で違う古典書いているのに同じようにしか見えない人。 

多分、作品展でも同じようなパターンで書いているのが目に見えるのですが、臨書としての効果はいまひとつだと思います。

書道の書き方を学ぶ古典臨書「顔真卿 祭姪文稿」

何度も書きますが臨書は基礎です。
基礎力が一般の方にお届けする書の質の高さに直結します。

作品展でばかり活躍していても臨書ができなくて、実用書になると字を書けない人、結構います。 
実際に、よくテレビに出ているハネばかり頑張っている書道家さんはそんな感じですね。

いずれにしても実力というのは字に現れます
だからこそ謙虚に、日々地道に学び続けることが大切なのです。 

書道家への仕事の依頼を考えていた方。
是非その人の字を見て、当ブログで記した点が気になる人がいたらご一考頂ければと思います。

この記事の著者

藤井碧峰

1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。

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