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書道家、作家として直面する問題(売れない、著作権等)と解決方法

書道家、作家として直面する問題(売れない、クレーム対応、著作権侵害等)と解決方法

 

この記事では、まず商品が売れるようにするための方法を考え、そこから売れるようになった際に生じる問題と対応策を紹介いたします。
これらは書道家のみならず、作家、言わばクリエイターと呼ばれる方々に共通することと認識しており、それを是非共有したく記しました。
起業してから4年半、それなりの仕事量を経験し、より実践的な考え方となっているかと思われますので、ご覧いただければ幸いです。

9/13 立山山頂雄山神社峰本社へ

 

 

 

 

何故作品(商品)が売れないのかを徹底的に考える

 

私の事業においては、自らが経営戦略を立て、自らマネジメントをし、自ら売れる仕組みを作ってきました。
ホームページの編集・管理や確定申告の入力まで、ほとんどを自分で手掛けます。
言わば自分に始まり、自分でほぼ完結するビジネスだということで、一つ一つの要素に対して解像度を高めてきました。
”売れる、売れない”で言うと、売れるという現象は偶然の出来事であって、売れないということは科学的に説明のつくものであることが多いです。
でも偶然もお客様の声を聴いて、数を増やしていくと見えてくるものがあり、これまでに経験したそれらについて記していきます。

 

 

時代に適した、その商品に合った戦い方を知っているか?

 

身の回りでも多いのですが、書道家・書家として起業していない人は簡単に、「自分の字(作品)は売れないから」と言います。
でもその割には書道家として独立起業できたらという理想を持たれていたりもします。
さて先ほどの発言はちゃんとした手法で試行錯誤した上でお話しているのでしょうか?
私にはこの発言に違和感を抱くのは、それを語る方が私から見ても需要がありそうな良い字を書かれている場合のみですが、本人に何度か言っても先述の言葉が返ってきます。

実際に売れない字(作品)を書いている場合もあるかもしれませんが、それを審議するうえでもまずは正しい戦い方を知って、正しい努力をし、戦うべき土俵の上で長く戦い続ける必要があります
沢山の人に出逢って、沢山土俵に立つこと。
書道界のみならず、クリエイター業界、ビジネスの世界に対しても私が訴えたいことです。
その正しい戦い方、正しい努力の仕方、戦うべき土俵は時代によって変わっていきます。
正直言って先輩作家の意見は参考にならないことが多いです。
むしろその意見の反対側に行くくらいのことばかりして、私の今の事業は成り立っていることが多いです。

「やるなら最後までやり通せ」書道家 藤井碧峰作品集

 

 

プロダクト(商材)が良いことは当然

 

当事業は自らのマーケティング力で成り立っている節があるのですが、それでも商材が良くなければ売れないのは事実です。
起業してから様々な作品・商品を世に送り出し、何度もマイナーチェンジを重ねてきて、そのなかで売れなかった商材が成長して売れていくこともありました。
やっていることが一緒でも、結局は良い物でなければ欲しがっていただけません。
特にこの商材が「日常生活で絶対的に必要なものではない」という性質を持っているが故に尚更です。
しかも安くはないですからね。

「必要ないのに安くはない」

この給料が少ない、物価高が言われる今の日本において、世の逆を行く商品にしか見えないのですが(笑)、それでも欲しくなるってどういうことなのかと言うと、「ちょっと思い切りがいるけど、それでもどうしても欲しい!!」というほど魅力的なものであることです。
“欲しい”では弱いわけで、“どうしても欲しい!!”です。
このビックリマークでも表現が足りないほど。
そのようなものを作家として生み出すことは本当に難しいです。

銀行ロビー展の展示作品などは“売ろうせず、良い物を書きたいと思って作品を書き、結果的に作品が売れる”という現象を繰り返しています。
この数年間の活動のなかで出ていった作品も残った作品もありますが、やはり欲しがっていただけるような良い内容でないと売れないというのは顕著でした。
表装の仕方等もその中で変わってきて価格も上がり、平均的なサイズも大きくなってきておりますが、作品の魅力を高めるため、満足度を高めるためには必要なことだと捉えています。

「瑞」書道家 藤井碧峰作品集

 

販売価格は双方にとって最高の価格となっているか?

 

商品は安いから売れるとか、高いから売れないとかそういう安直なものではないことは確かです
何度も記してきたことですが、作家として商品が安いと「安いけど、ちょっと商品が悪くても多めに見ておいてね」と言っているような感じがします。
でもその割に安い商品ほどクレームが入りやすいのも事実です。私的にちゃんとベストを尽くしていても。 
少し余裕を持って高めに価格設定をすると、心にもゆとりが出てきて、良い物を書ける環境が整えやすく、結果的に良い物をお届けできるような気がします。
ということで何度も価格設定を変えたり、商品開発&廃止を繰り返した4年半でした。

作品というものは心が表れるものだと思っているので、お客様のためにも価格設定は慎重に決定すべきです。
最近日本のスキー場のことを記した書籍を読んだのですが、その場のことだけを考えてクーポン券を作ったり、〇歳割とかをするのですが、値下げをして集客を図ろうとすると最終的には自分の首を苦しめます。
自分で価値を落としてしまっているし、その利益は今のためだけのもの(雇用を守るため)になりかけているからです。
持続可能な開発をするためにも、ちゃんと利益が発生するように設計し、得た利益で投資を繰り返して古くなった設備を刷新したり、新しい設備投資等をしないと顧客は離れていくということです。
最終的に閉鎖されていれば、ファンの人を裏切ることにもなります。

瀬戸倉山登山|粟巣野、らいちょうバレー、百聞滑

この業界も書道界も昔は良かった的なところはあるので、そういった感覚を持つことは難しいかもしれません。
先細りしていきそうな未来予測のなかで、思い切った投資を行うことは難しいですからね。
書道家としては投資すると言っても極端なことは無いですが、やはり次の自分を作り出すために日々自己投資を行っています。
道具にしても食事にしても、良い物や高い物を自ら買って味わってみないと、他との違いを学べません。
これは更なる顧客満足度向上に繋がりますし、この活動を意欲的に永く続けていくためにはちゃんと利益をいただかなければならないのです。

ビジネスとは誰かを喜ばせるためにやっていることの対価としてお金を頂くことです。
つまりは喜んでいただけないならビジネスではない。
喜んでいただけるビジネスであるなら尚更長く続いて、より多くの人を幸せにする必要性があるはずです。
これらのことは顧客側にとっても大切な考え方で、良い物を循環させていくために必要な流れなのかもしれません。

 

 

知られていなければ存在しないのと同じ

 

この記事を通して私を知った方は、それまでの時間で書道家藤井碧峰は存在しなかった、と言えます。
つまりは知られていなければ存在しないのと同じということです。
この“知っていただく”という活動がビジネスにおいて大体の勝率を分けているということです。
どんな下手な書道家、下手な商品であっても、沢山数に当たれば成約率は上がります。

いつも思うのは、1000人の目にかかった商品があったとして、そのなかで購入に結びつくのは1人くらいです。
例え目にかかったとしても
・興味があるor無い
・お金を支払うor支払わない(欲しさのレベル)
・さっと買うor面倒で動かず忘れ去られる
等、様々な要因によって行動が左右されます。

ということは1000分の1を増やさないといけなくて、それは何度も目にかかることでも良いのです。
その点でテレビに出たり、新聞、有名雑誌に出るということは大きな効果を持っています。
未だにそのブランド力は大きいですし、不特定多数に当たれるという点では大きな力を持っています。
私は今年1年一切メディアに顔を出して登場しないというスタンスを貫き通しましたが、やはり意図的に極力避けてきています。
何故かというと目立ちたくないからです(笑)
「お前商売なのにやる気あるんか?」と思ったあなたはとりあえず深呼吸して、お風呂に入って鼻からコーヒー牛乳を飲んでください。

書道家、作家として直面する問題(売れない、著作権等)と解決方法

そんな私でも事業が成り立つのはインターネットという、求めるものに対してリアルタイムで答えを出してくれるツールが生まれたからです。
それがパソコンメインの時代でもそれなりのものでしたが、ここ10年程でのスマートフォンの普及、またネットの接続速度等向上によって可能になったことが多いです。
ざっくり言うと既存メディアは、売り手側が伝えたい情報を一方的に送り出すというスタイル。
これに対してネットの世界は、買い手側が求めたものをそれぞれのタイミングで受け取るというスタイルで、またストレートに買い手と売り手が結びつきやすい性質があります。

この流れのなかでネット中心のやり方で立ち上がった当事業ですが、最初はホームページへのアクセスも少なくて、その対策に語りつくせないほどの努力をしました。
この努力の仕方は書道界、いやクリエイター業界で誰にも負けないと思います。
アクセス数の上昇とともに、購買数とお問い合わせの数も増加します。
不特定多数から注目していただけるメディアに出ないという選択をするからには、それと引き換えに大きな何かをしなければなりません。

知られていなければ存在しないのと同じ。
そもそも戦うための土俵にすら立てていないということです。
人の通らない山奥の道横でお店をするのと、都会のど真ん中でお店を開くのとでは違います。
土俵に立てもしない人間が遠吠えしても、誰も相手をしてくれません。
寂しいですがこれは私も経験した現実です。

 

 

自分で売る?他人が売る?誰が届ける?

 

自分の想いが伝わりやすいため、自分の築いたルートで作品を直接販売できるのが理想だなと感じます。
例え私のことを良く知っていて、作品をとても愛している人がいたとしても、また書に深い理解がある人が私の作品を説明しても、私に勝る人はいません。
そのため説得力を武器にお客様に理解していただけたうえで、成約に結びつく流れがあります。

一方でご自身にマーケティングの能力が無い場合は他の人に頼ることも大切です。
もちろん多少なり理解しておいた方が良いですが、最初から売る能力のある人に頼めば売れるかもしれません。
ただ売れるというのも寂しいもので、それをどういう文脈でお届けするかは考えどころです。
自分の意図しない形で誇大広告のように「この人が業界の若手で一番なんだぜ」と話されていたら、例え作品が売れたとしても私はその販売人と絶縁するでしょう。
仮にも一回一回の取引は作品をお渡しして終わったとしても、そこから繋がることもあるのですから、後々苦しい想いをしないためにも大切なことです。

「きっと大丈夫」書道家 藤井碧峰作品集

 

目につく書道家になった時に起こる問題

 

ここまでは売れる、売れないの問題に関わる事柄について取り上げてみました。
ここからはちゃんと目につく書道家、作家になった時に、取引回数の増加に応じて嫌でも経験してしまう問題と、その解決方法について取り上げてみます。
若干怒りが込められて記載した箇所もありますが、あえて残しておいた方が見た側が考えるきっかけになると思いますので、ご了承くださいませ。

 

 

買い手と売り手のマッチング問題

 

当ホームページは書道関係の検索でも上位表示されているのですが、それ故に目につきやすいです。
例えば書道教室探しでも地域の中ではトップ表示されたりして、沢山の人に興味を持っていただけるという良さもありながら、自分と合わない人に出くわす可能性も高まります。
偶々ここを見つけて遥々遠くからお越しになられる場合もあるのですが、何故ここに来たのか分からない人も結構いました。
絶対にここでならないといけない理由が見つからない。
それは確かに、検索で上位表示されているホームページなら良さそうに見えるのは当然です。
しかしお互いの満足度や、今後の関係性のことを考えると、書道教室はあくまでも双方の相性が大切であると言えます

黒田官兵衛 | 書道家の手書きオーダーメイド表札書道家の手書きオーダーメイド表札、天然銘木

作品のご依頼に関しても同じです。
こだわって仕事に向かい続ける作家としては、「自分以外に代わりの利く仕事」というのは興味が無いです。
お問い合わせいただいた時に「〇〇さんみたいな書き方をしてほしい」「前の表札がこういう書き方だったので似たような書き方をしていただけますか?」等とお願いいただくことがあるのですが、全て断らせていただいております。
自らの持つ創造性、技術をフル活用することなく、他人の真似事をしているだけで収入が得られるならラッキーな仕事のようにも見えるかもしれませんが、それは書道家ではなくゴースト書道家?になっています。

私を求めてくださる方なら、より良いベネフィット(利益)を感じ取れることでしょう。
私を求めていない方に全力を尽くしても、相手にそれを受け止める器が無ければその作品はあまり価値を持ちません。
それがお問い合わせのやりとりの段階で判明することが多いので、「それでは私の良いところが全く発揮できないので、お客様のためにもならないと判断したため、お断りさせていただきます」等と正直にお伝えしております。

 

 

オラオラ系顧客、クレーマーへの対応方法

 

お問い合わせの際に最低限の礼儀も知らず、色々聞いてこられる方もいるのですが、大体変なことが起きるので良い返事をできずにいます。
お互いの立場がありますから、最初から最後まで気持ち良いやりとりを心掛けたいものです。
こちらも人間ですから、“客は偉いんだ”というオラオラ系の雰囲気で来る方に対して、良いものをお届けしたいという気はなくなってしまいます。
その時点でそのやり取りは終わっています。

オーダーメイド商品でも注文確定して、字を書き上げてしまっているのに、途中で内容を変えてきて色々難癖をつけてくる人もいます。
以前そんなことが起きた時に、「発注時にオーダー頂いた内容で、最高のものができるようにと沢山書いて仕上げたものなので、これでお受けください」と伝えてそのまま発送したのですが、ご丁寧にも後から呪いの苦情レビュー投稿を頂きました。
返答欄には、これは何が起きてこうなったのかを事実のままに(メールで時系列も証拠で残ってますし)記し、それぞれこのタイミングで注文確定したのだから、後出しじゃんけんはおかしいということも事細かに書きました。
その返答は逆に色んな方から「藤井さんのあれ名返答ですね」と言われたりもしました。

時々こういったタイプの買い手が現れるのですが、性質として“自分が傷つけられたと感じたら、意地でも逆襲するタイプ”です。
このタイプにはいくら論理的なことを言っても無駄で、相手が悪いという形で終わらせないと気が済まない方なので戦うだけ無駄です。
ではどうすべきなのかと言うと、時間を掛けて気持ちを込めて書き上げたものがあってもキャンセル処理してしまうという対応です。
そして運が悪かったなと思って諦めることです。
私のように呪いの逆襲レビュー投稿をされてしまえば、それを受けた時の腹立たしさは言葉にできないものがありますし、レビューを消すこともできず(ECサイト本部にも取り合ってもらえない)無駄にダメージを受けます。
お金を頂けなかったことよりも、傷跡の残らないストレスの無い取引を目指しての行動が求められます。
ただ如何なる場合であっても、同様のクレームが生じないような努力をするため、一旦自分に過失があった箇所を無理矢理でも見出し、それが生じないような仕組みづくりに努めなければなりません。

「本当にあった怖い話」書道の魅力について

 

クレーマーとの戦い方

 

一方でそういった難癖をつけてくる買い手と戦わなければいけないことも時々あります。
如何なる場合であっても、自分が絶対に正しい行いをしていることは当然のことです。
売り手自らが間違ったことをしていれば処置のしようもありませんので。

私の場合、お取引内容を決める際に電話で済ませることは極力せず、あえてメール等でやり取りすることが多いのですが、それはデータとして残るからでして、いざという時自分を守る材料になります
特に著作権譲渡関連のことはいつも絶対電話ではなく、そういった文字に残してやり取りしています。
これは仕事をする段階で、“これをすることによって、こんなトラブルが起きる可能性がある”というシミュレーションができているから、事前に対応ができているというパターンです。
そして問題を解決する時に大切なのは、物事をシンプルに捉え俯瞰して見ることです。
そのトラブルが起きたきっかけ、前提条件を見つけ出すことができれば、物事の原理原則をもとに何が問題だったかを的確に判断できるようになります。

個性と同調

これまで起きたいくつかの大きなトラブルのなかで、相手の方がどういった人だったかをパターン化していたのですが、みんな共通して日本語が読めない人でした。
相手が私の言っていることを理解されていないと感じた時、あえて長文で物事を整理しながらメールを送ったりするのですが、質問した内容、答えるべき文に返答できない人は、意志の疎通ができないので本契約まで至らない方が良いです。
そういった方は日本人なのにどこかしら日本語が変だったりもしますし礼儀も知らないです。
言葉が理解できないということは、相手の意図も分からないから礼儀の尽くしようもないということなのかもしれません。

オーダーメイド商品の時にも時々あるんですよね。商品ページに大切なことがきちんと書いてあるのに読まずに(内容を理解せずに)注文してきて、後から「こうじゃなかった」と言ってくる方。
文章を読まなくてもシステムとしてエラーなく発注できるようにできれば一番ですが、それも商品の性質上出来ない範囲が広いです。
となるとこれを対処する方法を使うしかありません。
それは商品価格の高価格化です。
これは色んなところで言われていることですが、高価格帯のものを購入される方は品が良く、物分かりの良い方が多いです。
私のこれまでの経験でも、価格帯の安い商品ほどクレームが入りました。
そういう点では安い商品を無くしていくのが今後の課題かもしれません。

 

 

制作代金頂けない問題

 

私が起業して早い時期に経験したのが、ロゴを夜通し制作したのに報酬を頂けずに相手に逃げられた事件です。
まだパソコンでの編集技術(Photoshop、illustrator等)も無く苦労しながらも、初めてのロゴ依頼だったので結果を残そうと思って必死でやったのでした。
その時は仕事を頂いたサイトのシステムを上手に使いきれて無かったこともあるのですが、“追加分は〇万円でやる”と打ち合わせした仕事を、お金が実際に入金される前にデータを先に納品してしまい、その後一切やり取りに応じなくなって泣き寝入りしたという内容でした。

相当腹が立ていても何にもならないので、信頼する書友とお話して「これからは事前入金か、大きい案件の場合は手付金として半分だけ先に入金していただいて、納品の際に残り半分を頂こう」ということになりました。
でも実際には私が恵まれているのか、皆さん物分かりの良い方ばかりお客様になっていただいているので、そう説明した際でも全額先にお支払いしていかれます。
それでもお支払いが速やかじゃない方はたまにいて、お金のお支払いがスムーズじゃない方は信用できないというのは、良い仕事をする人のなかでも共通する認識です。

特に我々の仕事は職人の仕事ですから、なめられた気分になると知り合いの職人がお話していて、本当にそうだなと感じました。
私もお金が無かった時期は相当資金繰りに苦労しましたが、それでも後払いにするような買い物は避けましたね。
もし後払い対応するとしても、“何時までに払います”という支払い期限を自分で言わない人は危険で、いつもそういう方にやられます。
良い仕事をするプロであっても、そのお金のことや他のことはまともにできない人が結構います。
そういう方は自覚を持って、他の人に任せるなどの対策をすることと、仕事を受ける側はその危ない雰囲気を感じ取ったら、先にお振込みしていただかないと納品対応しないといった対策をする必要があるかもしれません。

「雨ニモマケズ風ニモマケズ」書道直筆色紙作品(額付き)

 

 

パクリ、著作権侵害問題

 

このホームページやInstagramに作品画像を投稿すると、パクられるという現象が時々生じます。
こちらは仕事として生活を賭けて、画像に「image」等といった画像カムフラージュをすることなく、見る人にとって見やすいように投稿するのですが、これを良いように受け取られてパクられたりします。
我々の書いた作品、また画像には著作権が発生します。(書いた時点で)
例えお譲りした作品であっても、物をお譲りしただけで、その作品としての著作権自体は「譲渡します」と約束を交わさない限り、作家側の権利は守られます。

またネットに公開している作品画像を元にして、勝手に使用したり、商品に転用して販売する人もいます。
これに関しては複製権を侵害しているため、絶対に許されない行為です。
今実際に、これを侵害した人を告訴中です。
これからも書道家の活動をしていくうえでそんな人が度々現れることと思いますが、徹底して訴えていこうと思っています。

「本当にあった怖い話」書道の魅力について

これは事例ですが、仲良くしている書道の先生はInstagramに投稿した公募展用の近代詩文書作品を、ほとんど文が一緒で構成もほぼ同じ状態でパクられていました。
更に恐ろしいことに、その作品がパクった人の出した県展で受賞していたという事件もありました。
そのメッセージをしたところ謝られ、受賞取り消しをしてもらうとのことでしたが、最初は言い訳をしていたとのことです。
こんな腹立たしいことはありませんよね。

本を出版するのと、ネットに投稿するのとでは意味が違います。
それぞれの原理原則を考えてみましょうか。
本を出版するというのも色んなパターンがあると思いますが、テキストとして発行しているのなら、参考作品として掲載されているので真似ても良いと思います。
しかし、ネットの投稿はそうでないパターンがほとんどのはずで、何故なら金額が生じていないからです。
テキストというのは大抵の場合で金額が生じて、その結果内容を学ぶ権利を得ます。

ネットの投稿は基本的に無料ですからね。
相手に確認もせずに著作権等の交渉はできていません。
でも人間というものは弱いもので、極力無料のもので済ませたい。
使ってもバレなければ良いだろうと、平気で権利侵害をしてしまいます。
それが古典臨書作品であっても同じことです。
でもそもそもは古典の臨書なのに私の作品を真似ること自体がおかしい話で、それでも参考にしたいなら上記の理由から、本を出版しているような素晴らしい先生方の古典臨書作品集を購入して、堂々とそれを学ぶのが良いのではないでしょうか。

【研究】高い筆(主に羊毛筆)と線質(渇筆)との関係

パクリのパターンとしては商品転用もありますが、入れ墨(タトゥー)として勝手に使用されることもあります。
私的な利用であっても、それを有料でも購入してくださるお客様がいる私にとっては、そういった無断使用するような考えの者は一切許せません。
それを許すとお客様への裏切り行為になり、自分の怒りだけで済む問題では無いということを知っておかなければいけません。
この手の人に対しては逃げられないように徹底してスクリーンショット等の証拠を取っておき、相手が誰かを調べられる範囲で調べて警察等に相談するのが良いでしょう

 

 

周りとの関係性を保ちつつ、事業拡大する(嫉妬とのバランス)。批判との戦い。

 

私のように若手書道家と言われる年齢の者は、しばらくは嫉妬の対象です。
それが運命だと思っていなければいけません。
それもそのはずで、この書道の業界では先生と呼ばれる方々は人生の大先輩ばかりです。
書道歴も私で28年ほどですが、それを遥かに上回る方ばかりです。

そんな自分が気を付けることがあり、それは出しゃばらないこと。
もちろん出しゃばるつもりは無くても、嫉妬をしている人はすぐに難癖をつけてきますので要注意。
若い人が書道家を名乗ると、ベテランの一部の人は必ず「大した実績も無いのに」とか「大して字も上手くないのに」とか言ってくるものです。
一般の方でも想像できるでしょう?笑
実績が無くても、仕事して回ってくる以上は、それを受け止められる実力者がいなかったという事実があるはずです。
それは人としてプライドが高そうで関わりにくいだとか、オファーの金額が合わないとか、連絡先が公開されていなくて存在すら知りようがない、とか色々あると思います。
日本は資本主義なので、そんな一部の人の勝手なご都合など関係なく、なるようにしかなりません。
彼らが仕事を頂けるだけの努力を出来ていない現実を直視すべきですし、批判される側は正しい努力を精一杯やっていたなら気にせず堂々としていたいものです。
全員ねじ伏せるのも違いますからね。

やはり出しゃばらないことは大切です。
それは単純に、自分より上手い人がいるということを実感して書道家活動をしている日々だからです。
メディアで表に出た時が怖くて、実際の自分の実力よりも大きく見せられるのが嫌なんですね。
そうなると周りの反感も買いますし、何よりも自分自身が気持ちよくできる仕事環境を壊してしまうことにもなりかねません。
なので経営戦略としては、少し表に出ることがあっても実力とリンクした行動をするように心がけています
でも時には実力以上の仕事を受けることも大切だと言えます。
それは実力以上の仕事をすることでしか成長できなかったり、経験できないことも数多く存在するからです。

「雨洗風磨」書道家 藤井碧峰作品集

 

 

人間として何が正しいかを自分自身に問い、行動をすること

 

トラブルとの戦いは時々あり、正しい行動をしていたとしても、人が人と関わっていく中で必ず起こります。
でも良いんです。
大切なのは物事の原理原則と向き合い、日々人間として何が正しいかを自分自身に問い、行動をすること。
その時点でつまずいていてはどうしようもありませんが、一人で仕事をしていく以上は頼れるのは自分自身です。

自分自身を高めていくには嫌な、面倒な経験が必要であって、そういう時に人はよく考えるのです。
ホワイト企業に入るよりブラック企業に入った方が人は育つ、という話を以前耳にしたことがありますが、最初から問題が無くて気分よく過ごせる環境にいるより、多くの問題を目にして、それを実際に自分の手で改善することが実力になっていくということです。
私はそういう点では常に厳しい環境にいて格闘してきたことが良かったと感じるのです。

この投稿をご覧になられた方も、今何かの問題を抱えていらっしゃるかもしれません。
私は本気で考えてきたからこそ、これだけの長々とした文章を書けるほど答えのようなものを持っています。
完全ではないこの世界で共に戦っていきましょう。  

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