藤井碧峰
1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。
INFORMATION
昨晩、車で知り合った経営者の方と久しぶりに再会しました。
「どの業界でもだけど、若くしてこういう仕事してると妬み僻み酷いでしょ?」と聞かれ、「それは間違いなく酷いです」と答えました。
関係が無くなってもいちいちSNSとかホームページ見て裏で批判してる馬鹿げた人もいます。
またわざわざメール送ってきてでも、被害妄想であれこれ批判を言ってくる人もいて結構裏では大変なのです。
暇な人は厄介です。こちらは名前も住所も、他にも色々と個人情報を出して堂々と意見を述べているのだから、言ってくる側も自分の責任において堂々と言えば良いのにと思います。
同じ土俵に立った人が言ってくるなら分かりますが、大体は土俵違いのことが99%です。
しかし、世の中にある本当に大切なものを、自分はprincipleに則って純粋に見つめて行動してきたつもりだから今は怖くありません。
”今は”、つまりは起業した当初は周りがどんな考えかも解しようとすらせず、ガンガン言ってくるので厄介で、何をするにしても気が重かったということです。
起業から3年経ってようやく、自分の本当に考えていることが理解されつつあり、それが書友にも、知人にも、一般の方にも強く支持されているのも事実です。
皆さんが僕への投影している像は、その人の”写し鏡”でしかないので、見てると人間性とか器とかよく見えてくるものです。
大体は裏付けもない個人の感想であって、認めたくないことを批判してるだけのくだらないことです。。
でもそれを言うには、とにかく物事の原理原則を、変なフィルターを通さず極力純粋に見つめ、自らの考え・行動を正していき、相手に納得させられるだけの日々を過ごさなければなりません。
その方とは他にも2年でたまった話をしました。お互いに認め合えれば、話せる内容は自然と濃くなるものです。
自分は経営学を愛する人間として、これからこういった起業・経営の負の側面への姿勢の持ち方についても、色々追究したいと感じた次第です。
世の中で感じる生きづらさというのは基本的に人間関係のことを言います。
広い心を持って判断すれば、周りのことなどほとんど関係ないことは分かり、いちいち構っていられないことに気づくはずなのです。
自分が正々堂々とやれているなら、批判と戦わず堂々としていれば良いのでしょう。
今回の写真は先日撮影した、砺波平野の散居村を撮影したもの。
こうして自然の広大な風景と向き合っていると、自分はこの中の一匹の動物に過ぎないなといつも感じます。
そう思っていても周りから思いもせぬことを言われてストレスが溜まりますが、自然が一番の良い治療薬です。
先月『江副浩正-起業の天才-』という本に出会い、内容が良くて一気に読み切ってしまいました。
ずっとリクルート創始者の江副さんのことは気になっていたのですが、ようやく深く知ことができました。
リクルートと言えば、主に”就活生と企業のマッチング”というイメージですが、”情報”を商売にするという点で革命を起こした企業です。
日本で起業する方は知っておいて損は無い圧倒的に凄い方で、下手な起業の本より余程勉強になりしたね。
30〜40年ほど前の日本に、この人の考え方を理解できる人がいれば、こんなに低迷する日本は避けれた、また今頃GAFAのような企業が存在したのだろう思います。
リクルート事件は内容を見ても未だにそこまで叩かなけりゃいけなかったのかは甚だ疑問で、ライブドア時代の堀江貴文についても同じです。
もちろん江副浩正さんの負の側面についても大々的に記されており、天才と言われるような人であっても人間なのだなと感じました。
自分が理解できない、納得できないことには批判する。
この悪しき原始人による風潮が消えていかない限り、世の中は生きづらいし、人類の進歩・発展は怪しいものとなります。
Amazonのジェフ・ベゾス、Appleのスティーブ・ジョブズ、Teslaのイーロン・マスク含め、イノベーションを起こしてきた人達は大体異端な考えの方々であるのだから、次世代の貴重な芽を潰さない日本であってほしいものです。
とある人の話を聞いていて、会社員時代より考えていた頭の良い人とはどういう人かということについての答えが自分なりに出ました。
一般的には頭の良い人とは”良いエンジンの付いた人”というイメージですが、ビジネスシーンにおいてはそれは大した問題ではなくて、実際には判断力のある人、つまりは”ハンドルの切り方”のほうが大切であるということです。
良いハンドルの切り方というのも、経営の本を沢山読んだら分かるようになるというものでなく、判断が求められたタイミングやその事業のポテンシャルにも応じて決めなくてはいけません。
また、一般的な頭が良い要素となるであろう記憶力や計算力があるからといって上手くいくわけでなく、それも使い方次第というところであります。
高学歴コンプレックスの方も時々いらっしゃるのですが、必ずしも高学歴の方が事業で成功されているというわけではなく、特に起業して自分で色々決めてこられた方々においてはレールから外れる人生を歩まれているわけなので、その判断力による積み重ねが現在位置というところです。
センスとかも成功するために必要かというと意外と必要ではなく、案外馬鹿になったり、ぶっ飛んだことの出来る人の方が強い。
無難な判断の先は・・・。
いずれにしても人間としての総合力が結果へと結びつくのであって、学力がどうこうで悲観的に見る必要はないということです。
2年前書道家の仕事だけでは生活が成り立たなくて、アルバイトしていた頃にお世話になった会社の代表はぶっ飛んだ人でした。
学歴も関係なく賭け事、交渉に強い。
僕もあれこれ冗談交じりにアドバイスを頂いたこともありますが、冗談であっても確かにイケると感じさせるぶっ飛んだことを考えておられるものです。
今はアルバイトに行っていないのですが、思い切りコロナ禍の影響を受ける業種であるのに影響を受けず業績を伸ばしています。
スティーブ・ジョブズや江副浩正さんも普通じゃない判断が出来た人です。
ハンドル切るという点でもやはり行動してようやく結果に結びつくということが言えます。
我々はもっともっといかがわしくなって、事業や人生のハンドルを切っていく必要があるのかもしれません。
CLOSE