藤井碧峰
1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。
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ダイヤモンド社様からのご依頼で『合従連衡』の字を書かせて頂きました。
『合従連衡』(がっしょうれんこう)とは、その時の利害に従って、結びついたり離れたりすること。また、その時勢を察して、巧みにはかりごとをめぐらす政策、特に外交政策のこと。(goo辞書より引用)
中国の春秋戦国時代の故事成語であり、その時代の歴史が好きな人からすると結構知られた言葉なんですね。
私は小さい頃から歴史大好きですが、日本史を重視し過ぎているのでもう少し世界を見てみたいです。
私事ですが、いつもビジネス書籍等でダイヤモンド社様にお世話になってきたので、この依頼の話を頂いた時は本当に嬉しかったです。
この事業を軌道に乗せるためにどれだけそれらの本にお世話になったか。またそうして得てきた情報・知識の中で成り立たせてきた事業に対しこうしてご依頼を頂けたことは不思議なものです。
あの世界的なベストセラーになった「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」もダイヤモンド社様の発行。
こちらは昨年初めて内容を目にしたのですが、アドラー心理学は私の考え方に本当に近くて(冗談抜きで)、改めて”これで良いんだな”と背中を押してくれた本です。
ビジネスを始める人も、また人間として成長したい方にもビジネス書籍というのはおすすめです。
その理由には、常に事業の成長というのは人間としての成長を必要とされるようなところがあるからでしょうか。
良いビジネス書籍にはそういったものを教えて頂けるような気がします。
さて、『合従連衡』の字ですが、こちらは以前よりご好評を頂いている「魂」の字のように書いて欲しいとのことで、そのようなイメージで書かせて頂きました。
私は作家としてある程度分かりやすいものを書くことを心がけているだけに、そういったことも念頭に置いて揮毫いたしました。
自分の中では力強い類の書き方なのですが言葉のイメージを大切にしているところもあり、今回の『合従連衡』の字も含めて、このコロナ禍で再挑戦・再発進を志している方の応援になるような字となれば幸いです。
私も頑張ります。
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