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筆文字デザインの書き方と道具選び

当店のロゴについて

当店のBASE店ではこんなロゴを使用しております。
本格的筆文字デザイナー 藤井碧峰
「本格的筆文字デザイナー藤井碧峰」ですね。

ブログで何度も「本格的筆文字デザイナー藤井碧峰」と書いているので耳が痛くなりそうですね笑
こちらのロゴから「藤井碧峰」だけ切り取ったのが当ホームページに使用されております。

藤井碧峰 名刺

一応名刺ではちゃんと「本格的筆文字デザイナー藤井碧峰」と記載しております。

これを入れることによって他の文言を2列ほど入れるスペースが消えるわけですが、本格的に書道をやっているだけにこだわりたい要素なので妥協しませんでした。笑

理由としては筆文字デザイナーより意識高い系でありたい、という願いもこめられています。

”書道家”や”書家”、”筆文字デザイナー”って名乗っても、世の中には数えきれないほどいらっしゃるのでちょっと変わった名前になっております。  

ロゴに使った筆たち

「本格的筆文字デザイナー」
本格的筆文字デザイナー
こちら小文字で漢字とカタカナが混じる難しい箇所となっておりますが、使用したのはこちら↓

墨液ぺんてる筆
ぺんてる墨液筆ペン
本物の筆ではなくて筆ペンでした!
ここ数年愛用しているのがこれです。

この筆ペンの好きなところは墨液を使っていて水に流されにくいところです。
それに加えて墨液のためかコシがあって書きやすいのと、いつもの書道の感覚に近い感じで書けるので良いですね。

あとは水につけてから書くと墨液が薄まって、薄墨にすることもできます!

この筆ペンには弱点がありまして、使っているうちに渇いてきてかすれてくることですかね?
そうなったら水道で洗って、濃くなるまで筆を不要紙にこすりつけると良いです。

「藤井碧峰」
logo藤井碧峰
作品に書いているサインのように書いております。
こちらは↓の筆を使っております。

広島熊野筆 一休園 「精選狼毫」
一休園精選狼毫

こちらの筆はイタチの毛で作られているんですが、イタチの中でも上質なコリンスキーの毛を使っています。

コリンスキーってあまり馴染みの無い響きかもしれませんが、シベリア等北部に生息するチョウセンイタチのことです。

コリンスキーの毛はしっとりしていて書きやすくてお気に入りです♪
結構良い毛なのに3,000円とお得なので実用書等におススメです!  

それぞれに合った道具を

先ほどのように筆文字デザインをする際には筆に限らず筆ペンも使います。
筆ペンも色々種類があり一長一短です。

筆ペン各種

市販品の中には毛じゃないタイプのものも結構あります。
あれで筆文字らしさを出す時には結構テクニックが必要なんですが、それも書道を学んで筆さばきを学ぶことで筆ペンでも良い字を書けるようになります

何も隠すことない、私も実は数年前まで筆文字を書くにあたり筆ペンの使用は本当に苦手で、もはや極力書きたくないレベルでした。。。笑

でも持ち運びに便利なのでやはり書けるに越したことは無いと思いますので、あえて「本格的筆文字デザイナー」の箇所を筆ペンで書いて、このように記事にした次第です。

機会があれば筆ペンを使用した筆文字デザイン講座的なものをできたらと思います!^^

一方で筆ぺンで書いた字で商品を創っていたりします。
それが「一撃!筆文字スタンプシリーズ」です。

冠婚葬祭のし袋用慶弔印筆文字スタンプ

筆を使うのと筆ペンを使うのとは感覚が違います。

もちろん冠婚葬祭ののし袋を書く際には筆ペンを使う人のほうが多いとは思いますが、実際に筆ペンで書かれた時の雰囲気を筆文字スタンプでも出したいがために、あえて筆ペンを使用しています。

このように目的のためには道具は多様に選べます。
それを判断するのも書道家、筆文字デザイナーの役割であり、これが出来なければお客様に最高の字をお届けするという最重要事項を実現できなくなるので責任重大です。

この記事の著者

藤井碧峰

1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。

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