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書道・筆文字

刺激的に学ぶこと

刺激を受け、刺激を与えられるように

書道をしていて25年程度のキャリアは大したものではないということは自覚のあることですが、逆に短くても凄い人は凄いです。

特に作風や筆遣いなどで驚くことがあります。

書道「驚」

自分の書道教室ではもちろん自分がお見本で生徒さんの前で字を書いたりするのですが、「何で同じ筆でそんなにササッと書けるのか分からない」と驚かれます。

でもそれは入り口であって、最終的に作品的なものを書く際に驚いて頂けるように自己研鑽に励まねばならないと感じています。

書けば書くほど自分にとって得意なこと苦手なことが見えてきます。
レベルの高い先生につけばどこまでも伸びることができるように感じるので、だから謙虚でいられるのかもしれません。

仿古堂の高級羊毛筆「暖心」「遠鴎」「鴻飛」

道具にしても非常に扱いの難しい筆などがありますが、腕のある先生方は他人の筆でも魔法使いのようにササっと書かれるので本当にすごいです。

驚き以外の何でもないです。
自分の苦労して書いているのが何なのかと思います笑 

そんな方々であっても、書けなくて沢山練習した時期があったからこそ今があるということで、親近感が湧きますよね。

ネットとかでもよく”一発書き”を謳う方がいますが、本当にその作品が良いものであるなら一発書きでも何でも良いと思っています。
書けていないなら書けていないで良いと思います。

同じ一発書きしたところでなかなか腕のある先生に及ばないのは、やはり腕の差、書き込みの差です。
険しい道のりではありますが、頑張った先にはちゃんと明るい未来が待っていると思うと決して悪くは無いですよね♪

この記事の著者

藤井碧峰

1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。

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