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書道色紙作品を直接書く難しさ

先日書いた書道色紙作品

Instagramには先に投稿しているんですが、先日こんな書道色紙作品を書きました。

 書道色紙作品「入魂」

「入魂」

スポーツでよく使われる言葉ですよね。
特に野球など球技全般でよく使われます。

こちらはスピード感のある行書体で書きました

色紙に直接字を書くのは正直なところ結構難しいです。
失敗したら色紙がごみになります。

半紙と違って何度でもやり直しがききません。
そして緊張します笑

しかし直接書かなくても、半紙に書いたものを業者で仕立てして色紙にするという手段もあります
そっちの方がリラックスして書けるし、納得できたものを作品化できるというメリットがありますね。

では何故藤井碧峰は色紙に直接書くのか?
直接色紙に書いて、そのまま作品として残せるような精度の字を常に書ける状態でありたいからです。

書道色紙作品「入魂」

特に行書は、、、難しいです。
スピード感がある書ほど失敗しますし、渇筆の質に差が出てしまいます。

しかし、書道をしている人の中に行書書ける人が減っているからこそ行書を大切に書き続けます。
そんな「譲れないもの」を大切にしながら今夜もこれから練習に励みます(*^^*)

この記事の著者

藤井碧峰

1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。

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