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公民館祭り書道大展覧会!

明日11月4日は地元の公民館祭り

大変大げさな題名ではありますが私の気分的には書道大展覧会です!

本日は午後から、明日行われる公民館祭りの準備のため、教室の世話役として公民館に展示の準備をしてきました。

公民館祭りとなると、
「特に自分は出品しないので興味ない」
「地域の世話役で役が当たっているので厄介だ。。。」
なんて方が結構いらっしゃると思いますが、私のように書道教室に参加している人間としては非常に大切なイベントでございます。

富山には書道教室はたくさんあるのですが、その中でも特定の地域密着型の教室ですので生徒数も今では結構減って少ないものの、地域の方に日ごろの練習の成果をお見せする大切な展覧会となっております。(と自分は考えてます)

書道展覧会

私は右から1、6、9番目の作品を出させて頂きました。
それぞれ木簡、近代詩文書(若山牧水)、王羲之建安帖を書きました。

行書は得意分野ではありますが、そればかり書いてしまうと
「藤井碧峰って行書しか書けないんだ・・・」って思われてしまうし、他の生徒の作品とのバランスもあるので結構悩むものです。

基本的にこういう書道の掛軸の類は漢字がほとんどで、漢字の中でも楷書、行書、草書が多くて雰囲気が重くなるので、私は木簡、近代詩文書をあえて出しました。

それと真ん中に王羲之建安帖を持ってくると、掛軸のサイズが大きすぎて目立ちすぎるので左側に配置しました。
書道は何をするにしてもバランスです笑  

わが師の作品

書道展覧会

こちらは4歳の時から24年間お世話になっている私の師匠の作品です。

90歳になってもこうやって書いて頂けるだけでも嬉しいのですが、それにしても素敵な書作品ですよね!

「書道は死ぬまで現役だ」と先生は仰りますが、先生の姿を見ていると本当にそう思います。

私も28歳なのでまだまだ先の長い話ではありますが、好きだからずっと末永く続けていくことと思いますし、もっともっと多くの方に書道の楽しさを広めたいですね。

富山の小さな書道教室出身の私ではありますが、少しずつこの想いを実現していきたいです。

この記事の著者

藤井碧峰

1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。

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