藤井碧峰
1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。
INFORMATION
令和元年5月1日がやってまいりました。
平成という時代が終わり令和になりましたね。
私自身は平成生まれということもあって、何だか不思議な感覚を持っていたりもします。
「平成生まれです」と言えばどこででも「若っ!!」と扱われてきたのですが、これからは・・・笑
今回も動画を撮ってみました。
【令和元年】
兼毫筆にて、繊細さ・柔らかさを出しつつも力強さを備えた行書を意識して書いてみました。
ここではとりわけ”柔らかさ”というのが重要で、人との”和”を意識させるような、そんな書をこれからも意識して、より多くの方に届けていきたいと思っています。
日本にとっては国内で戦争をせずに終わった良い時代となりました。
その一方で近隣諸国からの脅威にさらされることもあり、また度重なる自然災害で多くの方が悲しみ涙を流しました。
完全なる平和など無いのかもしれません。
しかし、絶えず求め続けていく必要性が私たちにはあります。
平成という時代に生まれ、平成という時代を生きてきた私にとって、今と言う時代は確かに物質的には満たされることが多いように感じられます。
ゲームでも道具でも何でもモノがあふれている時代です。
しかし、人と人との温かいふれあいというものは減ったのかもしれませんね。
令和の時代は、ともに同じ時代を生きる人々が 裕福であることよりも、幸福であってほしいと、そう思います。
令和元年5月1日 藤井碧峰
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