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10/2 紅葉の大日岳登山(称名平駐車場より)

10月ながら暖かい晴天の日の大日岳でした

10月2日、朝7時に称名滝の駐車場(称名平駐車場)スタートで大日岳登山に行ってまいりました。
【称名平駐車場(982m)→大日平(1,750m)→大日岳(2,501m)→大日平→称名平】

2022年10月2日 大日岳登山(称名滝より)

2018年の大日岳縦走の投稿も是非ご覧くださいね。
【9/23 大日三山縦走(室堂~称名滝)】

先にお伝えしておきますと、本当に体力の無い人の登山で、本当に筋力が低下しておりますので、本当に歩くのが遅いです笑
高校時代の体力測定だと極めて下の方ですからね。
そして小さい頃から右膝に不安を抱えているので、急がないことを前提に登りました。

称名滝近くより猿ヶ馬場、牛ノ首を経て、一気に視界が開ける大日平までの登山道を進みます。
この時点で沢山の方々に抜かれます。
下から1,500mは登るのですが、立山看板奉納登山以外では初めてこの標高差を登ります。
しかもゲートの閉まる時間の心配もあるので18時前には確実に下山して、車でゲートの外に出なくてはいけません。

2022年10月2日 大日岳登山(称名滝より)

上に出たら木道ですぐに大日平山荘だと思っておりましたが意外と遠いです。
ただ足には非常に優しいです。
ここら辺まで来ると山が紅葉している雰囲気が味わえます。
今年の紅葉は遅めなのか、10月に入って丁度良い感じなのかもしれません。
なおこの日は暑い日で半袖で登ったりしていましたが、数日後には立山で初雪だったようです。
山とは難しいものです。

2022年10月2日 大日岳登山(称名滝より) 2022年10月2日 大日岳登山(称名滝より)

昨年来たときは曇り空だったので、明らかに今回は写真を撮って何でも絵になります。

2022年10月2日 大日岳登山(称名滝より) 2022年10月2日 大日岳登山(称名滝より)

こうしてしたから眺める大日岳は非常に雄大な景色として見えます。
このホームページの画像はどの媒体でも画像がはみ出ないように横方向600ピクセルに抑えているのですが、本物はどれだけワイルドに見えるか表現しにくいです。
北海道の大地を見た方なら共感できるものがあるかもしれません。

2022年10月2日 大日岳登山(称名滝より)

先ほどの写真の傾斜がきつくなるところらへんでは、このような大きな石がゴロゴロしているところが増えます。
沢で水が流れているので気は抜けません。(と言いながら帰りに思い切り左足突っ込みました)

2022年10月2日 大日岳登山(称名滝より)

ここまで来て諦めてもとは思いますが、肉体的には相当無理しているので諦めたい気持ちがほとんどです。
標高が高くなるほど体は重くなりますので修行だなと感じます。
下を見れば弥陀ヶ原高原が見渡せ、その向こう側には薬師岳が見えます。

2022年10月2日 大日岳登山(称名滝より)

下から登ると大日小屋手前の登りでは結構横方向に行っていることが分かります。
前回大日岳に登った際は室堂出発で奥大日岳から縦走して下りてきているので、登りでしか気づけなかった良い景色もあったりします。

2022年10月2日 大日岳登山(称名平より)

大日小屋付近から大日岳に登る時の景色。
青空が出ているだけで色彩がより引き立ち、山が美しく映えます。

2022年10月2日 大日岳登山(称名平より) 2022年10月2日 大日岳登山(称名平より)

東側には剱岳が見え、西側には鍬崎山や遠くには白山が見えます。
きっと立山山頂では富士山が見えたのではないかと思うくらい良い天気でしたね。

2022年10月2日 大日岳登山(称名平より)

大日岳から大日小屋方面に下りる際の風景がこちら。
真ん中に見えるのが立山(雄山、大汝山、富士の折立など)です。
山の夏は大体は緑色に染まりますが、秋になれば個性豊かに色づくので、様々な楽しみ方ができますね。

もちろん体力あってのことですが。笑
この後、既にボロボロになった状態でゆっくりと下山していきました。
その頃から雲が一気にわき上がり、眺望は今一つとなっていきました。
大日岳を登った自分を含め多くの方が転倒を経験されているので、帰りはより慎重に歩きます。
万が一怪我をすると仕事ができなくなるので、丁寧に歩きひたすら抜かれました笑

2022年10月2日 大日岳登山(称名平より)

そして称名平駐車場に着いたのは17時頃。
無事着いてホッとしたものの、普通の椅子に座った角度(90度)では右膝に激痛が走る感じでした。
自分の車はシートをローポジションにしている関係で足を前に投げ出すスタイルなので楽なのですが、それでもギリギリの登山だったなと感じるところです。
筋肉痛を含む体の痛みは翌日から4日間持ち越しました。

コロナ禍から元の日常へと少し戻りつつありますが、運動量も戻していかなければと思います。
会社員の仕事をしていた時は肉体労働な事務職員だったので、割と体力が維持できていました。
今は座って書くか座ってパソコン作業しているかという状態なので、体に良くないのは明らかです。
楽しいことをしていくなかで犠牲となるものもあるので、こういった実態もありのままに伝えていければと思います。(運動しろよ)

良い子の皆さんは、このように体力の無い状態で根性・忍耐力だけを頼りに登山するのはお控えくださいね。
ただ登山してみたいという方は、山の数だけ沢山の選択肢があるので一度経験してみてほしいなと思います。
普段の靴で登れる山もありますし、まず簡単なところから始めてみれば良いです。
気になっていても始められないという方が半分以上だとは思うのですが、何か現状を変えたいという気持ちがある方は、目の前の選択を少しずつ変えていくことで、違った景色が見えてくるのではないでしょうか。

2022年10月2日 大日岳登山(称名平より)

この記事の著者

藤井碧峰

1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。

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