藤井碧峰|正統派書道家 正統派書道家 藤井碧峰|古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求し、書作品やオリジナル商品、筆文字ロゴ等を制作販売しております。命名書、表札、色紙作品、筆文字Tシャツなど幅広く手掛けており、平成生まれの若手書道家として現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指しています。富山、石川にて書道教室も開講中。

9/5-11/4 富山県信用組合にて藤井碧峰書作展開催

それぞれの作品に物語を

 
9/5-11/4 富山県信用組合にて藤井碧峰書作展開催 
 

令和4年9月5日~11月5日まで富山県信用組合(けんしん)の砺波支店出町出張所にて【藤井碧峰書作展】を同時開催致します。
 
けんしんさんHPでの場所のご案内はこちら(https://www.toyama-kenshin.co.jp/2021/05/11/3328/

〇住所
富山県砺波市表町6-9
※平日の9:00~15:00までご覧いただけます
 
書道家 藤井碧峰作品集
 
今回も同級生のシンガーソングライター北村瞳さん(http://kitamurahitomi.com/)の歌詞で作品を制作しました。
数ヶ月前には気づけなかった良いフレーズもあり、歌詞を見ながら書きたいフレーズを考えました。
 
作品の展示数としては17点と、スペースに対してやり過ぎ感がありますが、それだけ制作意欲があったということでしょうか笑
いつも大体出だしは何を書こうか上手く見えてない、自分のことなので全体の方向性は分かってはいるのですが、何を書けば良いかは結構定まらないんですよね。
やっているうちに調子が乗ってくるので、その状態になるとどんどん頭に言葉も湧いてくるし(自作詩は)、”あれもこれも”となってくる感じです。
それでいつも結局書きすぎて、落選になった作品もあります。
15点書こうと思って15点揃った時点で終わると、単純に数を揃えて終わりになってしまうので、良い物を飾る、妥協しないという視点で言うと必要な作業が”書きすぎる”ですね。
 
ただ何でも落とせば良いという問題でも無くて、一つ一つの作品に物語を植え付けることを大切にしています。
その物語がその時の作品展示に無くてはならないものなら、やはり入れておかないといけません。
どうしても見栄えの良い作品もあるのですが、これは良い音楽CDアルバムに似たようなもので、B面の曲が程よいタイミングで挿入されていることで、A面の曲が単品で聴くよりも更に輝いて、全体の物語感というか”良い映画を見た後のような感覚”を醸し出してくれるものだと思います。(言ってることが分からなかったらスミマセン。。。)
 
書道家 藤井碧峰作品集
 
前回北陸銀行砺波支店で飾ったこの作品も、他人から見てどうかは分かりませんが、自分にとっては起業した時の想いと、それからの悔しい日々をこの言葉に詰めました。
多くの大切なものを失って落ちるところまで落ちて、後は這い上がるだけだと思って歩んできた道。
そういう背景のある人間が書くものでないと、この言葉の意味は伝えられないと思っています。
仮にそれを譲って欲しいという人が現れた場合にも、誰が書いたかと言う意味合いは非常に大きくなるし、その作品を通してその人と私の物語も重なるのかなと。
 
書道をしていくなかで、書く言葉を探す作業を度々行いますが、これは自分にとって都合の良い言葉を探すものではありません。
良くも悪くも沢山の経験をしていくなかで、体現できているものを書くのが、表現者としてありたい姿だなと感じています。
お坊さんでも、講演者でも何でも、自分で良い経験をしていない人が、何かの情報を得ただけでそれっぽく語っている時、薄っぺらいなと思います。
それって知っているだけで、本質的に理解できていないですよね、と。
自分は自分で体現できる言葉しか書きたくないなと、作品展示させていただく機会を得た時からずっとこだわってきています。
なのでそれぞれの作品を書く時には、それに関連した過去の出来事を思い出しながら書いています。
そしたら自然と一点一点の作品の雰囲気が変わってくる、という感じですね。
 
9/5-11/4 富山県信用組合にて藤井碧峰書作展開催

展示が終わり、今は何となくやり切った気持ちでいっぱいです。
会社員辞める決意をしてからちょうど5年。
会社員時代、良い仕事をすることを全力で教えてくださった恩師が亡くなったその時からもう少しで5年。
 
自分のそれからの歩みと、恩師への想い、時が経っても絶対に譲れないもの。
それらを作品にしました。
 
ご高覧いただければ幸いです。

この記事を書いた人

書道家 藤井碧峰

1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。

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屋号 藤井碧峰
住所 〒939-1322 富山県砺波市中野252
電話番号 090-6812-3391
営業時間 9:00~18:00
代表者名 藤井基生
E-mail info@original-sho.com

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