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最近制作のロゴのご紹介とロゴ制作時に考えていること

幅広く手掛けております

いつでも【看板、ロゴ、題字揮毫】のページをご覧いただければ最新の制作事例もご確認いただけるのですが、それだと目に触れない方も多くいらっしゃると思うので取り上げさせていただきますね。
今回はブログ投稿でもご紹介できていない事例をご紹介いたします。

なかやす酒販株式会社 ニュースレター「笑門来福通信」】
なかやす酒販株式会社 ニュースレター「笑門来福通信」 なかやす酒販株式会社 ニュースレター「笑門来福通信」  

高岡市のなかやす酒販さんにて毎月会員さんに送られているニュースレターに字を使って頂いてます。
そんなに遠くない未来に、なかやすさんの包装紙のデザインにもこの字や他の字が使われる予定です。

【夜久野物産株式会社 「丹波黒豆煮(和栗入)」】
夜久野物産株式会社「丹波黒豆煮(和栗入)」

豆らしく丸っこく、愛嬌のある雰囲気にて揮毫いたしました。

砺波商工会議所青年部 令和四年度スローガン「好転力」】
砺波商工会議所青年部 令和四年度スローガン「好転力」 砺波商工会議所青年部 令和四年度スローガン「好転力」

地元砺波市の商工会議所青年部令和四年度会長よりご依頼を頂き揮毫させていただきました。
青年部会員用の名刺にも使用されております

一般社団法人 百年示道塾とやま
一般社団法人 百年示道塾とやま 一般社団法人 百年示道塾とやま「令和の武者修行」
百年示道塾とやまでは、文字通り道を示すリーダーシップを高め、大切な仲間や子供達の心を育み、その生き方が故郷に良い影響を広げていく活動を実践されています。
親元から離れ、初めて会った同世代の子供達と社会に出たばかりの若手社会人達が、力を合わせて立山十峰踏破という困難に立ち向かう武者修行を実施されており、本質的な力強さを求められている姿にいつも感銘を受けております。

盛田甲州ワイナリー株式会社「シャンモリ 勝沼」 】
シャンモリ 勝沼 甲州 瓶内二次醗酵 スパークリングワイン シャンモリ 勝沼 甲州 瓶内二次醗酵 スパークリングワイン

さっぱりとした味わいの中にも繊細で奥深い広がりを感じる、日本らしい上品なスパークリングワイン。
2度味わわせていただきましたが、お祝いのシーンにもピッタリな美味しいワインですよ。
ただし限定商品なので、詳しくはショッピングサイトをチェックです。

神楽坂芸妓組合「水穂会」】
神楽坂芸姑組合「水穂会」 神楽坂芸姑組合「水穂会」  

やわらかく、たおやかに、というご希望で制作したものです。若々しさも意識して書きました。
正統派の書は伝統的な場に合うのでは無いかと以前より思ってはいるのですが、こうして完成したチラシを見てしっくりきたなと思うのであります。

三笑楽酒造「大吟醸 しぼりたて新酒」】
三笑楽酒造株式会社【大吟醸生酒 しぼりたて新酒】 三笑楽酒造株式会社【大吟醸生酒 しぼりたて新酒】

珍しく漢字仮名交じりの書体でお届けしております。
こちらも雰囲気的にはお祝いシーンにぴったりな雰囲気のお酒でした。
通常ラインナップの大吟醸とはまた違った雰囲気で、両方飲んでみると楽しいですよ。(こちらは期間限定ですが)

【獅子舞同好会「朋有会」法被|富山市栃谷】 
獅子舞同好会朋有会法被|富山市栃谷 獅子舞同好会朋有会法被|富山市栃谷 獅子舞同好会朋有会法被|富山市栃谷 獅子舞同好会朋有会法被|富山市栃谷 

富山市栃谷町内に伝わる獅子舞の継承と、皆さんに楽しんでいただける獅子舞行事の挙行を目指し、朋有会を発足されました。

<会の名称について>
「朋有」の由来は、『論語』の「学而」にある「朋(とも)有り遠方より来る、また楽しからずや」によります。
本来の意味は「学問を志す親友が訪ねてくるのはとても嬉しいことだ」というものですが、転じて「同じ志を持つ友人が集まってくれるのは、人生を楽しく、豊かにする」という意味でも使われます。
獅子舞行事を楽しむ人の輪が広がって、町内の皆さんの心が豊かになることを祈って命名されました。   

ロゴ制作時に考えていること

 

ロゴ制作、看板揮毫の類の仕事について考えていることについてお話します。 
これらは書家の仕事としては華のある仕事だから、やってみたいなと思う人は多いかもしれません。
特に僕みたいに表に出ない人にとっては、制作事例は代わりに活躍してくれる頼もしい存在です。

【食楽房 如楓庵】|高岡市伏木駅横

今富山では(呉西だけ?)朝の7時45分頃に、私が手掛けた「如楓庵」さんのCMがTBSで流れており、朝の食器洗いしている時間の楽しみなのでございます。(高岡、伏木地域の紹介も兼ねた島田工業さんのCMです)

この手の仕事を初めて頂いた「三笑楽」のロゴ制作の時からずっと思っているのは
『御依頼を頂いたからには必ず結果を出す。必ず売上向上なり顧客満足度向上なり、自分が手掛けたことで最大の貢献ができるように力の限りを尽くす』
ということです。
そのためには自分自身が結果を出さないといけないし、事実を元に話す。妄想で何でも話していてはいけない。
ましてや経営学出身者として、明らかに実のある結果を求めています。

良い字を書ける人は世の中に腐るほどいます。
ネットに出る人はごく一部で、それ以外にも沢山いらっしゃいます。
それに対して真っ向に対決することも大切なのかもしれませんが、戦略経営的には競合しない戦略を組み立てなければなりません。 
何故藤井碧峰の字で作るのか、何故その書き方をするのか、顧客にはどう見えるのか、その字に賭ける依頼主の想いは。
制作時に頭の中で考えていることは書ききれないほどありますし、この”依頼者のために”考えるという点において、誰にも負けない気持ちで制作しています。

焼鳥真ゆき

私自身は起業をずっと志してきたので書道の学校もデザイン学校も出てないし、誰かからロゴの作り方とかも習ったことがありません。
本も読んだことがないです。
ただビジュアル的なことは小さい頃から車のデザインを注視して学んできたし、会社員時代に保税倉庫のオペレーターとして鍛えられました。
絶対ミスが起きてはいけない職場で、どんなウッカリさんでも”嫌でも分かる”指示を出すこと。
嫌でも正しい答えにたどり着く仕組みづくりのようなものです。

直接声掛けして指示もしますが、自分がいなくても確実に進むように作業工程表や図の書き方やら色といった見せ方に拘り、注意書きについては時に家で筆使って書いたりと、現場で日々実験をしていました。
また異動の際や退職した際は引継ぎのためのマニュアルを作成しましたが、こちらも読めば答えが見つかるよう、必ず理解できるように徹底して作り込みました。
これは現在で言うと商品ページの作り込みに近いです。(読んでいただけないと意味が無いですが)

瀬戸倉山登山|粟巣野、らいちょうバレー、百聞滑

下らないことに見えるかもしれませんが、要は人間相手に日々実験していたということです。
プレッシャーのある仕事ながら、日々工夫した実戦での結果が詰まった保税倉庫での4年間でした。
今していることに当時やってたことを単純に流用しているのではなく、感覚的なところを活かしています。
それも誰かに言われてやることではなくて、何か見返りを求めていたのでもなくて、ただ一生懸命にやっていただけのことです。
それも自分なりに頑張るのではなく、誰にも負けない、完璧を目指す姿勢がありました。
ベストを尽くすのではなく完璧に。

御依頼頂くからには一切の妥協をしない、依頼主が意図しない方向にいって道を見失いそうな時も、お互いの率直な意見をぶつけ合い磨いていきます。
自分にとっての制作とは、ただ自分の書きたい字や得意な字を書くようなものではなく、依頼主と二人三脚で創り上げていくものです。
自分が手掛けたからには失敗は許されないし、絶対に依頼された皆さんに輝いて欲しいと、強く意志を持って挑んでいます。
それが私にとっての使命感であり、この仕事を受ける者としての責任だと感じています。

「居酒屋くだん-件-」様の看板を揮毫|富山市新富町

そして出来上がったものは極力手に入れる、目にする、ご意見・ご感想を聞く。
実際に街のお店で沢山の品が並んでいるのを見た際にどう見えるか。
書いたお店の看板が、街並みの中でどう見えるか、通りを歩いた際にどう見えるか。
実際にお客様が感じたことは。

沢山手掛けているうちに、意図して得られる結果もあれば、予想できなかった結果を得られることも度々あります。
やはり大切なのは現場なのかなと思っています。
こちらが「ロゴ書かせていただいて良かった」で終わらない、発注者受注者ともに本当に意味を実感できる仕事を、これからも求めていきたいです。

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