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瀬戸倉山登山|粟巣野、らいちょうバレー、百聞滑

久しぶりの登山へ、懐かしい場所に

瀬戸倉山登山|粟巣野、らいちょうバレー、百聞滑

瀬戸蔵山(1,320m)へ登山してきました。
最近は砺波市の増山城で登山に似たようなことをした以外に全く登っていなかったので、相当久しぶりです。

朝4時前起きで行ってきました。
本当は立山に行く予定でしたが、諸般の事情によりキャンセル。
できれば佐々成政黄金伝説の鍬崎山(2,090m)に行きたいのだけど、体力的な問題で断念。
どっちにしろ何故か立山登山より疲れる行程となりました。

瀬戸倉山登山|粟巣野、らいちょうバレー、百聞滑 瀬戸倉山登山|粟巣野、らいちょうバレー、百聞滑

あわすの(粟巣野)スキー場から百聞滑(ひゃっけんなめ)の横を通って、龍神(たつがみ)の滝を横目にしつつ登ります。
富山に馴染みない方だと、”滑”を「すべり」って読んでしまいそうですね。
ホタルイカで有名な滑川市は「なめりかわ」と呼びます。
脱線しますが、小矢部市には”石動”という地域があり、こちらの読み方は「いするぎ」、同市内にある”蟹谷”という地域の読み方は「かんだ」です。

瀬戸倉山登山|粟巣野、らいちょうバレー、百聞滑

途中立派な立山杉が点在します。
立山杉(タテヤマスギ)は雪や寒さに強いという特徴があり、上市町の中山にもありますね。
3年前に中山に登山した時の記事はこちら。
【2週連続で富山の低山(ハゲ山・尖山・中山)に登山】
とか言いながら記事の中に中山の立山杉の写真がありませんでした(なんじゃそりゃ
こんな感じです。

中山の立山杉

立山山頂雄山神社峰本社への看板奉納登山の際には美女平にて立山杉を横目に歩きました。
夜中2時のことなので暗いですが、、、
記事は
【立山山頂雄山神社奉納登山と北日本新聞掲載】

立山山頂雄山神社奉納登山|富山県の書道家藤井碧峰

中山に登った際に奉納登山の相棒である土肥さんに出逢ったのですが、何かと大切なシーンに現れるのが立山杉です。
岩峅寺、芦峅寺の雄山神社にもあり、身近な場所でもご覧いただけます。
日本では教科書等に時々登場する屋久杉(ヤクスギ)が有名ではありますが、立山杉は太さのある個体の数が多いようです。
そんな立山杉を使った表札も考えたことがありますが、屋久杉と違って適していないようです。
どっちにしても倒木を使用するしかないので、長く日本の歴史を見てきた木材を使用するには厳しいものがありますよね・・・

すみません、相当脱線してしまいました。
段々明るくなっていき、2時間半弱頑張って登ると瀬戸蔵山山頂(1,320m)です。
山頂のテーブルにハエが沢山いたのは内緒です。
行く予定だった立山の方面は曇っております。

瀬戸倉山登山|粟巣野、らいちょうバレー、百聞滑

少し大品山方面にも歩いてみました。
が、少し下ってまた登る雰囲気だったのですぐ引き返しました。
挑戦することは大事ではありますが、駄目だと感じた時に撤退する勇気があるかどうかも経営者に求められる能力の一つです。
多くの人は何でも手を出しがちですが、何かを辞める勇気を持つことは意外とできないものです。
あ、また話がズレた。

瀬戸倉山登山|粟巣野、らいちょうバレー、百聞滑

瀬戸蔵山の山頂付近の尾根伝いに歩いて行く道はらいちょうバレースキー場へ続きます。
途中に名もなき立派な立山杉があり、そこから先はブナ林となっており、非常にさわやかな雰囲気が魅力的な場所でした。

瀬戸倉山登山|粟巣野、らいちょうバレー、百聞滑
瀬戸倉山登山|粟巣野、らいちょうバレー、百聞滑 瀬戸倉山登山|粟巣野、らいちょうバレー、百聞滑

しばらく歩くとらいちょうバレースキー場に着き、かつて親しんだゴンドラ山頂駅が見事に撤去されており、月日の流れを感じずにいられませんでした。
かつては県営ゴンドラスキー場と名乗るほど、ゴンドラを売り?にしていたスキー場でありますが、時代はこの距離だとクワッドリフトのほうが板脱がなくても良い関係で便利という雰囲気にはなっていましたからね。
綺麗さっぱり何も無くなっております。

瀬戸倉山登山|粟巣野、らいちょうバレー、百聞滑

そんな山頂駅跡からは能登半島まで見渡せました。
立山方面は雲の中で、今度行く際には晴れていてほしいなと願います。

瀬戸倉山登山|粟巣野、らいちょうバレー、百聞滑 瀬戸倉山登山|粟巣野、らいちょうバレー、百聞滑 

帰りはらいちょうバレースキー場のコース内を下りました。
相当歩きにくく、なかなかの斜度で足が終わってしまうので全くおすすめできません。
なお、思い切り太陽の光に晒されるので熱いです。

瀬戸倉山登山|粟巣野、らいちょうバレー、百聞滑

今回同行者との意見では、ゴンドラリフトが動いているうちに鍬崎山に挑戦しておくべきだった、という話でした。
これさえ動いていれば下から登る必要がなくなり、少しでも身近に登ることができたなという意味でです。
健脚の方には何を言っているのかと怒られるかもしれませんが、ミーハー登山好きにはこんなものです。
改めて、思い立った時に早めに動くことが正解だと気づかされた瞬間です。
スキー場の多くもここ数十年で閉鎖されたりコースが縮小されたり、レストランが減ったりしています。
諸行は無常です。
早め早めに動きたいなと思うのです。

だけどいつかは鍬崎山へ。

立山山頂雄山神社奉納登山|富山県の書道家藤井碧峰

この記事の著者

藤井碧峰

1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。

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