藤井碧峰
1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。
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大学入った頃、今から10年ちょっとほど前は過去の出来なかったことばかりに後悔したり、それを口に出していたような気がして、そんなこと考えても何にもならないのに不毛なことばかりしていたなと、時々振り返ることがあります。
今を生きるというのは結構難しいことで、将来が不安だったり、過去の出来事が悪さして何をしようにも動けなることがあると思います。
そう思っている瞬間もあっというまに過去になってしまいます。
中には大学受験で失敗して色々なことを妥協し始めたり、また就職活動で上手くいかなくて社会人生活も頑張れないという人がいると思います。
だけど物事にかかる原理原則を考えれば社会人になった時点で色々な制限から解除されます。
社会人は義務教育と違って多くの物事は自由に選択できます。
もし仕事が辛ければ辞めても良いんです。
家族がいようと文句を言いながら仕事をする義務はないのですから、仕事に殺される義務もありません。
確かにコロナ環境下では厳しいところもありますが、起業という選択肢はもっと健康的で豊かな生活を営むことができる可能性があり、常に選択肢を再確認することが大切です。
これを柔軟に考えれば様々な可能性が広がります。
学歴コンプレックスの人もいたりしますが、学歴が原因でできない仕事は実際どれだけあるのか気になるところです。
お医者さんになるには確かに学歴が必要ですが、シンプルに考えた時に勝手に固定概念で制約をつけていることに気がつきます。
大体のことは既得権益によりなっていることも多く、そこは意外と気づきにくいところです。
そう考えた時に、自分の進みたい道や夢というものはやり方や努力次第で手に入ることに気が付きます。
失われた時間だけは何をしても戻ってこないので今という時間に執着し、”何をしたいのか”ということを見つめ直さなければいけません。
たまに「将来のことを考えて・・・」というお話も聞くのですが、こんなコロナや災害等、まったく先の見えない世の中では、その中でも”絶対大丈夫!”という確実な答えなどありません。
自分の中での答えでは少なくとも未来は今という時間が作り上げていくものだから、とにかく今という瞬間を精一杯生きることが、良い未来を作り上げると思っています。
また、万が一最悪な未来が訪れたとしても「あの時ああしておけばよかった・・・」と後悔することもないんじゃないかと思います。
今を精一杯生きるには、その時その時に良い選択をすること。
それはとにかく後悔しない選択をすることが、自分の知る最上の道です。
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