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幸福と裕福と笑顔

幸福と裕福と笑顔

こんな世の中でこれからの生活を危ぶむ人も沢山いらっしゃるだろうと思います。

「コロナウイルスはいつ終息するんだろう?」って。
そんなの誰にも分からない。

ただこれだけは言えます。 
どんな時でも、例え貧乏であっても、例え明日、来週、来月生きているか分からない世の中でも、毎日笑顔でいれたら心は満たされます。

貧しくても「笑顔」絶やさずに

自分は独立起業した2年前、貯金は400万円ありました。
もう沢山遊んでも数年生きられるだろうと思っていたけど現実は甘くなく、さほど遊んだはずも無いのに貯金は一度底をつきました。

一度は「終わったな」と感じたけど、それでもあきらめることなくやってこられたのは、単純に書道の仕事が楽しかったからです。
意地でもこの世界で食べていこうと思いました。

貧しくても「笑顔」絶やさずに 

更にその後に1年しか乗っていない愛車(BMWミニ)は突然のエンジンブローで廃車になるし。
この車も前の愛車(インプレッサ)が故障して、しぶしぶ乗り換えたはずだったのに。

そんなことも全てネタにして、もう悪いように考えないように、楽しんでしまえー!
と思ってあえて6MTの車に乗り換えたり。
そういう意識で日々動いています。

まさしく2018年の宇多田ヒカルのLIVEのテーマ<Laughter in the Dark>
”闇の中の笑い”みたいな感じです。

福野高校の同級生にはIT関係の会社の代表やテノール歌手、キッチンカーやってる子もいて、みんな決して裕福な暮らしはしていませんが幸福な暮らしをしているなと感じます。

【裕福】と【幸福】
これは似ているようで全く違います。

どれだけお金持っていても不幸な人なんて山ほどいるわけですから。
逆に貧乏でも毎日家族そろって笑顔で幸せに暮らしている人もいる。

こんなコロナウイルスの脅威の迫っている世の中だから、何が幸せで何が不幸なのか、
今一度考えるべきなのかもしれません。

実はこれまでの選択の末に、自らを不幸な状況に陥れているかもしれません。

きっと幸せはそれほど遠いものではなく、さり気ないところに幸せはあるのだと思います。
早くそれに気づくべきだと。
物では幸せは買えませんし、幸せは数えられるものではありません。

そういうことをもっともっと、我々は考えていかないといけません。

この記事の著者

藤井碧峰

1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。

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