藤井碧峰
1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。
INFORMATION
世間は日々コロナウィルスの影響でYahoo!ニュース、SNS等でも賑わっておりますが、一番恐れているのは経済的な影響です。
コロナによる死者より経済的な犠牲者が相当出てしまうことを当初より懸念しております。
もちろん私も個人事業主として他人事ではありません。
今のところ3月いっぱいは金沢市からの要請により公民館が使用できないため、金沢教室の実施ができないでいます。
金沢教室開始当初から賑わっていただけに非常に残念なばかりですが、こればかりはどうしようも無く、虚しいばかりです。
富山県も数字的にはコロナウイルスの感染者がいない状況ですが、いつどうなるかは分かりません。
創玄展も中止になりましたし、今後もどのような影響が出てくるのか心配です。
そんな一方で「日本人って・・・」と思う変な瞬間もあり、トイレットペーパーやらティッシュが店から消えたりして、東日本大震災の時から全然学習してないじゃん、とあきれるばかりです。
また「インド人に感染者がいない(少ない?)のはカレーを食べているからだ。だからカレーを食べるとコロナウイルスに勝てる」みたいな能天気なことを言っている人もいますが、何でも情報を鵜呑みにする人は幸せなものです。
それなら【藤井碧峰の書作品を飾っておけばコロナウイルスにおかされないらしいよ】って噂が広まれば面白いのに、とも思いました。(宗教かいな)
最近ようやく確定申告が終わりまして(たぶん)、長い多忙の日々に少しは落ち着きが出てきてしたかった商品開発にも手を出せそうです。
本日は新しいオーダーメイド命名書を作ってみました。
とは言え額が変わっただけなのですが、これも結構悩むものです。
当店のお客様はご自身で額を選ばれるのか、色紙のみでのご購入も多いのですが、こちらでも額入りの命名書を掲載しておくことで参考にして頂けるのではないかなと思っています。
書道家なので和風の渋いのを選ぶ、と思いきや案外洋風なものが多いです。
それは運よく自宅が洋風の家だからです。
ほとんど白い壁なのですが作品が一つあるだけでオシャレな空間になる。
そういうイメージを持ちながら、いつも画材屋さんや書道用品店に行って悩んでいます。
(お店の方々、いつもありがとうございます。)
存在感はあるけど、目に刺さるようなものは避けています。
あくまでも作品がメインであって、額はトータルバランスで選びます。
今回は2色作ってみたのですが、お得意の色紙命名書以外にも現在開発中です。
色紙はどうしても裏打ちしなくて良い関係で制作時間も掛かりません。
大体のパターンでは3日以内に制作・発送しています。
渇筆オタク書道家なので良い渇筆が出るまで書き続けて、たまに「利益度外視してるじゃん」と感じることもあるのですが、やはり飾って頂くからにはこのこだわりは捨てられないですね。
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