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習い事としておすすめの書道教室選び -子供から大人まで-

習い事としておすすめの書道教室-子供から大人まで-

書道家になるには?収入は?有名な書道家は凄い書道家?

習い事としての書道教室・習字教室は子供から大人まで、誰に対してもおすすめです。

この記事ではそんな書道教室に通うメリット、何歳から始めれば良いのか、どうやって書道教室を選べば良いのか、段位の仕組みについて、道具選びのおすすめ・NGなどについて触れながら、富山県で書道教室を開講する書道家としての意見を述べて参ります。

 

 

 

 

習い事として書道教室・習字教室に通うメリットは何?

 

現代においてはパソコン、スマートフォンの発達によって、自分で手を動かして字を書く機会も減ってきているわけですが、果たして習い事としての書道は魅力が無くなったのでしょうか?

私はそう思いません。
むしろ活字の中で一際輝く存在となれるのが書道であり、筆文字であると信じています。

筆ペンで美しく退職願・退職届を書こう決定版 

ここでは私の考える書道教室・習字教室に通うメリットについて触れて参ります。
こちらに箇条書きでまとめてみました。

・きわめて実用的な芸術であり趣味である 
多くの趣味は娯楽的なもので実用性に欠ける面があるが、書道に関しては実用性があるため日常生活に大いに生かすことができる 
 
・字が綺麗だと知的な人に見える 

・字が綺麗だというだけで他人からの信頼が得られる

・字が綺麗な人が少ない世の中で貴重な存在になれる、重宝される
今という時代は個性を生かしていく時代であるため非常に有効。副業も可能となっている時代の背景もあって、頑張っていることで色んな道の広がり方が期待できる

・字は一生もので長い期間にわたり良くなり続ける  
加齢によって書けなくなるものもあるが、基本的には技術力というものは向上し続け、知識も増え続けるものなので、一生をかけて成長していけるのが書道だと言える

・習い事・趣味としての書道は年齢を問わず誰にでも楽しめる

・書道は非常に頭を使う趣味であると同時に”脳の活性化””ボケ防止”になる  

・書道は一人でも楽しむことができる。独学で学ぶことも楽しい 
書道に関する書籍は沢山あり、気に入った書道家の作品を学べる機会も増える。
多彩な表現があり、一人でコソコソと学べるのも書道の楽しさ

書道 雑誌

・習い事の中でも風流な趣味である 
自分で字を書くことはもちろん、自ら詠んだ詩を書くといったこともできる

・習い事なのでお金は掛かるが、人それぞれに合ったやり方をすれば負担が少ない 
道具も色々、書く題材も色々なので適した学び方を知ると、それぞれの度量に合った楽しみ方ができる

・頑張れば頑張るほど実力がつく習い事であるため、静的に見える趣味だが熱い趣味であったりもする

・『書は人なり』と言われるだけに、それぞれの個性が字に現れる。そのため字を綺麗に書くことだけが 書道のすべてではない、というのが面白い点

「義」書道直筆色紙作品(額付き)

・頑張れば誰でも師範の資格を取ることができる可能性があり、書道家への道も拓ける

・通う書道教室によっては漢字、かな、実用書など、それぞれに合ったスタイルを身に付けることができる

新元号「令和」万葉集書き下し文作品(A4和紙にて複製)
 
・自分の好きな言葉を自分の書で表現することができる。好きな言葉を探すことが日常になり、それだけでも充実感のある生活を創る要素を持っている
 
・子供の習い事としては集中力を鍛え、マナーを身に付ける良い環境となる
 
・筆耕の仕事を受けることができるようになる
 
筆耕、書道家の手書き賞状、卒業証書 

・字に対する正しい教養(筆順や字形の書き方など)を得ることができる  字というものは筆順あっての字形になっていることが多い。
 
・心を込めて字を書けるようになる 
これまで何も考えずに書いていた字も、考えることが習慣化されることによって手を抜いて書く自分に妥協できなくなる。これがより良い字を書くためにも活きてくる

・左利きの子は右手で書くのが得意になる 
元々字というのは右手で書くためにできている。線は引くものであって押すものではない。

・周りにも生徒がいることでお互いの刺激になる 
切磋琢磨する環境は小さい頃でも、大人になってからも貴いものである。
求めてできるものでもなく、これゆえにご縁を感じさせてくれるのも書道教室の良いところ

・就職試験の際に字自体が良い印象を与えると共に、所有資格の欄にも段位を書くことができるため有利である。活躍によっては自己PRの欄に書くこともできる  
実際に私は元々勤めていた会社には、オーナーに書道のことで気に入って頂いたことがきっかけで入社できた。

 

 

習字と書道の違いは?

 

【習字】とは、 誰かしら先生、指導者がいてその方の書いたお手本を習って字を学ぶことと私は定義しています。   
他の表現では【書写】とも言いますよね。よく小学校や中学校で使われる言い方かもしれません。

硬筆でも毛筆であっても、お手本を書き写すことがこの習字の勉強方法です。
そこにお手本からの変化はあったとしても、オリジナルと言えるものはないかもしれません。  

書道家の書く新元号「令和」作品 

しかし書道の基礎的なことを学ぶためには習字を経ていくことが不可欠であると思います。
また学習内容的にも実用的な内容が多く、侮れないのが習字です。

言葉にするのは難しいですが、お習字のお手本の書き方と、書道のお手本の書き方は結構違うように思います。
例えば平仮名は特にそうで、書道的な書き方をすると平仮名の原型となった漢字を意識するものとなりますが、お習字の平仮名は丸っこいもののように感じます。   

金子鴎亭先生の近代詩文書を臨書

【書道】とは、 ・自らの手で、自己や伝えたいことを表現すること・文字の持つ美しさを表現する芸術 だと私は定義します。 
これにはオリジナリティという言葉がよく似合うかもしれません。   

”芸術”という表現をしましたが、単に思い思いに書けば芸術になるわけではありません。
単純に作品展で入選、受賞することだけで芸術としての書を計ることはできません。

この芸術的な表現を稚拙なものではないようにしていくためには【臨書】という、書道家としての基本的な技術力向上のための勉強による鍛錬が必要となってきます。

書道の書き方を学ぶ古典臨書「顔真卿 祭姪文稿」

 

何歳から始めれば良いの?大人になってからも学べるものなの?

 

私の場合は4歳から始めました。
要は保育園・幼稚園に通うような年頃ですが、早すぎることはありません。

後々、自分の子供が習わせたいとお考えの親御さんにアドバイスできるとしたら、お子様のやりたいと思われたときがベストだと思います。

焦らず、えんぴつで何かを書くことに興味を持たれてからでも良いと思います。
私自身は4歳から始め、最初の教室で既に毛筆で字を書いていました。
最初は他の子供たちの手も借りながら書いていましたが、今指導者の身になってみて感じることは、小さい子供がいることで周りの子供たちの教育にも繋がっているということです。 

書道家 藤井碧峰作品集

大人になってからの書道教室は、小さい頃に抱いていた書への苦手意識や考え方と変わってきているため、想像以上に楽しんで頂くことができるはずです。

「子供の頃習うには意味があるけど、大人になってしまったので手遅れ」という考えの方もいらっしゃるとは思いますが、実際のところ子供の頃の習い事に向かう感覚と、色々経験した大人になってからの習い事とでは全然感覚が違ってきます。

実際に私の書道教室に通っている生徒さんの中には、小さい頃の苦手を全く感じさせないほど良い字を書かれている方もいらっしゃいます。

 

 

地域に書道教室は沢山あるけど、どうやって選べば良いの?

 

書道教室は近い、安い、沢山人が通っているからといった単純な理由で決めるものではありません。

まずは純粋にあなたが良いと思える字を書いている書道家の先生を選ばれることをおすすめします。
その際にはくれぐれも肩書き等に流されてしまわないように気を付けてください。  

藤井碧峰書作展@北陸銀行砺波支店|富山県の書道家藤井碧峰

そして地域については、ある程度大きい範囲で見ても良いかと思います。
何故このようにするかと言いますと、書道教室においては先述の通り”お手本”というものが存在します。
これによって初歩的なものを学んでいくわけですが、先生のお手本が悪い場合には下手な生徒が生まれてしまいます。これが一番の問題です。

お手本無しになれば関係無いか?というとそれは遥か先の話なので、ずっと何年も先生の手本の字で学ぶことになります。
そうして先生のお手本を見て学んでいる限りはどうしても先生の手本に似た字になっていってしまいます。

書道という習い事はやればやっただけ上達します。
そのため非常に長い付き合いになります。
その中で自然と身に付いていくであろう字が、本当にあなたのなりたいと思える字であるのか?これを大切にしてください。

このため一度体験レッスンに行く、見学に行くなどしてその書道家の先生の基礎的なものを書いた時の字を見てみることをおすすめします。  

藤井碧峰書作展@北陸銀行砺波支店|富山県の書道家藤井碧峰

私につきましては小さい頃から通っている富山県の書道教室に行きつつ、東京の先生の書道教室にも1カ月に一度通っています。
富山から東京まで北陸新幹線が開通したおかげて通いやすくなったとは言え、通うことは簡単なことではありません。

それでも東京に通う理由としては、その先生にしかない魅力があるからです。
書道家という仕事は代理のきく仕事ではありませんので、時にはこういった選択も必要なのです。

実際に、私の書道教室にも石川県の金沢市よりはるばるお越しになっている生徒さんがいて、初心者ながら私の字を気に入って来てくださっているような方もいます。 

毎日書道展出品作品

業界には様々な流派、会派が集まっているため統一性というものもありません。
それぞれの会で良い字とされるものの基準も違うように思います。
日本の書道においては大きく分けて毎日書道系と読売書道系に分かれています。
この毎日書道系の中にも様々な流派、会派が存在しており、全く雰囲気が違っております。

子供のお習字レベルでは違いが分かるの?という意見もあるかと思いますが、基礎的な字を学ぶことへの考えがそれぞれに違っているので、
当然指導者の指導力にも関わってくる点です。

 

 

よく聞く「〇段、〇級」ってどういう仕組みなの?(段位取得について)

 

書道界は全体的に統一された基準というものを持っていません。

多くのスポーツのように何秒出したからトップタイムで優勝、マッチポイントを取ったから勝利といった明解なものではないのです。 
それぞれの流派、会派、団体ごとにその基準というものは大きく変わってきます。

書道家になるには?収入は?有名な書道家は凄い書道家?

書道教室に通っていると当然のように手にするのが【競書雑誌】です。
競書雑誌は同じような系統の書を求める団体ごとに集まって発行されています。
全国的なものもあれば地域的なものまで様々な競書雑誌が存在します。

この競書雑誌には毎月の課題が掲載されており、書道教室に通っている方々はそれらの課題に取り組み、毎月提出することによって段位の取得をしていきます。

最初は10級で徐々に昇級・昇段したり、最終的には師範や成家などの資格取得に至ります。
この過程もそれぞれで、師範の手前が7段であったり8段であったり。
また師範が最高峰であったり、成家が最高峰であったりとそれぞれに違っています。

また、その昇級・昇段に伴う条件、難易度というものも大きく異なります。
簡単に昇級していく団体もあれば、実力者でさえなかなか昇段しない団体も存在します。

そんな曖昧な制度の書道の段位取得ですが、高校受験や大学受験、就職試験の際にも自分の持っている資格として記載することができます

「統一された基準があるものではない資格なのに良いの?」と思われるかもしれませんが、良いのか悪いのかこの曖昧な制度のことについて知るような企業の採用担当の人が少ないのです。

もちろん記載するなら堂々たる字を書く必要性がありますし、ちゃんと所属していた団体の何の部で何段だったのかについても記す必要があるでしょう。

 

 

どんな道具から始めれば良いの?

書道教室道具

書道を始める際に必要な道具を箇条書きしますと、
・筆(大小)
・紙
・墨
・墨入れ
・文鎮
・下敷き
です。

書道で特に大切な存在が、筆・紙・墨・硯(墨池)です。

お子様の道具をお考えの方でしたら、学校や通販で販売されているようなお習字セットは購入をおすすめできませんのでご注意を。
あの手の道具の中にはたまには良い商品もあるのでしょうが、これまで私が見てきたものは安物買いの銭失いになりかねないものばかりでした。

筆も同じ値段でもっと良いモノがあるのに・・・と感じることが度々あります。
良い書道教室を選ばれた方でしたら、先生が良い道具を仕入れてきてくださるはずなので、素直にそれに従うのが良いです。

少なくとも「安くしたいから」という理由でホームセンターや100均ショップに行って買うことは絶対おすすめしません。
書道にはちゃんと適した道具があります。
こういったことをすると上達も遅くなり、無駄な時間を使うことになります。

仿古堂の高級羊毛筆「暖心」「遠鴎」「鴻飛」

道具の中では筆が一番大切です。
100円均一のショップ(ダイソー、セリア等)に行っても筆を手に入れることができますが、あれは正しくは筆ではありません、刷毛(ハケ)です。

【筆】は木の棒に毛が付けられているだけのものに見えるかもしれませんが、実際には作り方が存在し、絶妙な毛の組み合わせによってちゃんと機能するようになります。
また求められるものによって作り方を変えているため、それぞれに書き味が全く異なってきます。

初心者に求められるのは使いやすい筆です。

使いやすい筆というものは、バサバサにならず筆先がチクチクに戻りやすい筆です。
この穂先が安定しない筆では到底良い字を書くことを出来ないので要注意です。

仮名書道 紙

【紙】については滲むものと滲みにくいものがあります。
私の藤井碧峰書道教室では滲む紙を使っていますが、一般的な書道教室では滲まない紙を使っています。
滲まないことで思い切り墨を付けて書ける、というのがメリットではありますが、一方で墨量の調整が下手になるというデメリットも存在します。

とりあえずは安い紙を使うことでガンガン練習できるようになりますが、安すぎる紙はコピー用紙のようにツルツルしていて書きにくいので要注意です。

書き初め道具と上手く書くコツ

【墨汁】についても100円ショップはやめておきましょう。
墨には黒く見せるものと、それを固めるものが入っています。

安いものは筆を痛めやすいこともあり、安物買いの銭失いになってしまわないように気を付けましょう。

端渓硯麻仔坑

【硯】については今時初心者で使う人はいないと思いますので、墨入れ(墨池)としましょう。
墨入れには硯のような形のものを使用されるパターンがありますが、非常に扱いづらいためおすすめしません。 
墨汁を容器に戻す際に非常に使いづらいのです。

子供用の習字セットにはスポイトのようなものが同梱されていますが、これが非常に手間であり、固まってしまうとすぐ使えなくなります。

また硯の場合、筆に付いた余計な墨を落とす際に丘(高くなった場所)で拭うのですが、固形の墨を磨るためにヤスリのようなザラザラができていますので、筆をこすりつけると毛を痛めてしまうので危険です。

そのため墨池と言われる↓の写真のような入れ物を使用されることをおすすめします。

書き初め道具と上手く書くコツ

白い墨池の場合には汚れが目立ってしまうので黒の方が良いかもしれません。

【文鎮】に関しては書く紙の大きさなどによって大きく異なってきます。

【下敷き】に関しては色々なタイプがあります。
安いと水気を吸った瞬間にバサバサになって書きにくくなるものもあります。
また厚みも大切で、とにかく安いものは癖がつきやすいく書きにくいです。

ちょっとした道具のように見えても結構重要な道具ばかりです。

 

 

月謝代はどれくらいかかるの?

書道家になるには?収入は?有名な書道家は凄い書道家?

月謝代は書道教室によって大きく異なってきます。

一般的には子供の方が安く、1カ月3000円~という教室もあれば、それ以下の月謝代の教室もあります。大人でも大体4000~6000円といったところでしょうか。

もちろん習う書道家によっても大きく異なります。
有名な先生になりますと、そもそもあまり弟子を取らない場合もありますし、その場合にはどうしても価格帯も上がってくるでしょう。

また富山県のような田舎で習うのと、東京のような大都会で習うのとでは全く異なってきます。
場所代自体も全然異なってくるわけなので当然のことです。

まずはその金額を調べることも大切ですが、次に1カ月に開講される書道教室の回数もチェックしておきましょう。
例え同じ5000円であっても、1カ月に1回教室があるのと、3回あるのとでは1回あたりの料金が全然違ってきます。
(多くの書道教室は3回でしょうか)練習回数が変わってこれば自然と上達スピードも変わってきますので見逃せないポイントです。

また年会費が掛かる教室などもありますので、最初のうちにお問い合わせしておいたほうが良いでしょう。

 

 

短期間で上達するには?

 

短期間で上達するには、良い書道家に出会い、良い勉強方法を身に付けて
とにかく書き込むことです。
せっかく書道教室に通うなら、それに見合った結果を求めたいですよね!

富山県の書道家藤井碧峰meta 

私は4歳から書道教室に行き始め、それからずっと同じ書道教室にいたわけですが、自分を含め他の生徒も見てきたなかで分かることがあります。

それは書き込みの数は上達に直結するということです。
特に分かりやすいのが書き初め大会です。小学校、中学校の時には書初め大会というものが毎年行われていますが、毎年同じような時期に課題が発表され、決められた期間の中で子供たちが練習し本番に挑みます。

この中では一回でも多く書道教室に参加し、一枚でも多く良い練習をした者が勝ちます。
元々の実力差は初心者の際にはさほど問題になりません。
みんな同じ時間の進み方をしているため、とにかくその一つの課題に合わせて練習することが良い結果を呼びます。 

短期的に見れば、書初め大会のためだけの必勝法にも見えますが、ちゃんと練習した分だけ成長しますし、何よりも結果が出ればさらに頑張る気持ちが出てきます。

これは子供であっても大人であっても同じことで、1枚でも多く書いた人には到底追いつけません。
書道教室に通うなら、書道教室に行った時だけ書くのではなく、自宅に帰ってからも練習するような人には到底敵わないです。

書道とはそういう意味ではちゃんと頑張っただけ成果が出る習い事なので、非常に前向きに頑張れて楽しめるのが非常に良い点だと感じています。

 

 

書道教室の雰囲気を知るために行ってみたい体験レッスン

 

書道教室選びは出会いです。
良い書道教室が家の近所にあるとは限りませんし、見知らぬ人の書道教室にいきなり所属するのも恐れ多いことでしょう。

私が書道教室の判断をするうえで、まず大切にしたいのが基礎的な楷書の字です。
その先生が書かれた字を見てあなたがどう感じるのか、その感性を大切にして判断して頂きたいと思っております。

良い字には佇まいがあります。
これがあれば言うこと無しです。

書道家 藤井碧峰作品集

私は29歳で若手(のはず?!)書道家の類ですので、書道教室に来てくださる方はお気軽に、来るもの拒まず去る者追わずの精神でやっております。
なので体験レッスンのご参加も大歓迎です。

しかし他の書道教室は年齢層も肩書きも全く異なってきますし、教室のしきたりもあるかもしれません。
そんな場合もあるため、一度は体験レッスンや見学をされてみることをおすすめします。

書道教室おすすめ 

それぞれの書道教室ごとに雰囲気というものがあります。
厳しい雰囲気の教室もあれば、やんわりとした雰囲気の教室もあります。
積極的に指導する書道家もいれば、放任主義の書道家もいます。
基礎的な書道を学ぶことより、作品展に積極的に出品し、活躍することを大切にしている教室もあります。

それぞれの教室ごとに書いている字の書体の傾向や雰囲気も違うかもしれませんし、生徒さんの性別、年齢層にも偏りがあるかもしれませんね。
まずは一度足を踏み入れることで、マッチングミスを減らせます。

書道教室では”字を習う”と言っても、最終的には人と人との関わり合いが大切です。 
いくら先生が書いている字が好きであっても、その人の性格にどうしても馴染めないのならやめておいた方が良いでしょう。

 

 

あなたに合う書道教室を、よく考えて見つけよう

 

書道教室に通うことのメリットは書き切れないほどありました。

自ら書道が好きで、会社員を辞めて書道家として独立起業した人間ですが、それ故に書道の世界で沢山の良い経験を積んできました。

書道家藤井碧峰 

一方で、多くの時間を過ごし、多くの人と出会ってきた中で、「これは良くない」と感じたこともあり、それをこの記事にまとめさせて頂きました。

とにかく書道教室は良い悪いを自分で判断していくしかありません。
良い悪いを決める時点であなたの未来の書のセンスを問われているのは言うまでもありませんし、それだけに大切なことです。

そして良い判断をした後には、良い道具と出会い、良い学び方をしていくことで、より良い書道ライフを楽しめるようになるはずです。

あなたに良い書道教室との出会いが訪れることを祈っております。   


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藤井 碧峰 (Fujii Hekiho)
〒939-1322
富山県砺波市中野252
090-6812-3391 
info@original-sho.com

【藤井碧峰書道教室】(https://original-sho.com/jetb/blog/2813/)
<砺波教室>
砺波まなび交流館
(富山県砺波市栄町717)
曜日:第1,3,4金曜日 9~12時&18~20時半まで

<金沢教室>
金沢市薬師谷公民館
(石川県金沢市不動寺町イ34−1)
曜日:第1,3,4水曜日(18~21時)
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この記事の著者

藤井碧峰

1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。

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