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筆ペンで美しく退職願・退職届を書こう決定版

「美しく退職願を手書きしよう」第2弾

こちらは人気記事の
『美しく退職願を手書きしよう!』
のブログの発展版です。

正直言いますと前回の記事がショボく見えてしまいますが気にしてください。。笑

退職願書き方参考用

これが前回の参考画像。
参考画像と言いながら、お世話になった会社に提出した実際の退職願です。
懐かしい思い出の一筆、1年半くらい前に書きました。

今はこれ以上のものを書けるようになっていたりします。
もちろんボールペンで!
というのもやはり日々の練習によって様々な書き方、道具を見つけておりますので自然とそうなります。

今回はボールペンではなく筆ペンで書いてみた退職願、退職届をご紹介させていただきます。

ぺんてる墨液筆ペン 

使うのはいつもの筆ペン。
ぺんてるの墨液タイプです。
筆先が乾きやすいので結構使うのが手間かかる厄介者なのですが非常に書きやすいです。

書道家のこだわり筆文字慶弔印スタンプ

実際、当店人気のオリジナル商品「一撃!筆文字スタンプシリーズ」はこの筆ペンを多用しています。
そんな筆ペンで書いた退職願と退職届を紹介致します。  

一字一字心を込めて確実に書く

今回私の書いた退職願、退職届はこちらです。

【退職願】
  筆ペンで美しく退職願・退職届を書こう決定版

【退職届】
筆ペンで美しく退職願・退職届を書こう決定版

今回は筆ペンを使用してこんな感じになりました。

やはりボールペンと比較して”太さ”があるので温かみが出てきますよね。
この温かみというのが、気持ちを込めて書くべき退職願、退職届には必要なのではないかと思います。

実際のところ、この手の実用書を書くにしても連綿(続けて書くこと)を入れた方が筆まめな感じが漂ってはくるのですが、こういった礼儀を必要とするものについてはあまり好ましくないかもしれません。

だからといって楷書で書いても人間味が感じられない・・・という感じもするので今回は行書交じりで書いてみました。

何を言っても一番大切なのは【気持ちを込めて書くこと】です。
そのためには一画一画丁寧に、分かりやすく書くことが大切だと思います。
ぐちゃぐちゃに潰れた字というのは今一つ誠意が伝わりません。

良い字で書かれた退職願、退職届なら感謝の気持ちが伝わってくるかもしれませんが、汚い字で書かれたものの場合、口は悪いですが「こんな会社なんて辞めてやるわー!」みたいな雰囲気に見えてもしまうため要注意です。

一字一字については上記のように気を付けて書くこと。
そして全体の構成については行が真っ直ぐになっていることが大切だと思います。

筆ペンで美しく退職願・退職届を書こう決定版

これは書道教室の半紙課題を書く時も同じです。
生徒さんには紙を折ってセンターが分かるようにしてから書いて頂いておりますが、それが微妙にずれているだけで変に見えてしまうものです。

私がよく書く半切サイズの作品に関しても微妙にセンターがズレるだけで作品が残念に見えてしまうものなので、非常に大切なことなのです。

あとは微妙な間合い、これが大切です。
詰まっていると見ていて息苦しくなってくるので、程よい間隔を開けましょう。

筆ペンで美しく退職願・退職届を書こう決定版

これに加えて、実用書の場合は漢字に対して平仮名を小さめに書くと良いのかなと思います。
だからといって細過ぎないようにしないと変な雰囲気になってしまうため要注意です。  

活用してナンボの書道!

書道に関しては実用性のある芸術であり習い事であります。
こんなに長い将来を見渡して自分のためになる趣味は無いのかもしれません。

筆耕、書道家の手書き賞状、卒業証書

せっかく習うのだからこそ、自分の活躍できる場所を見つけて行ってください!

表札を自分の家、知人のために書くのも良いと思います。
表札について詳しくはこちらの記事を。
書道家の手書きオーダーメイド表札書道家の手書きオーダーメイド表札

それぞれの持ち味を活かしながら、この世にたった一つだけのものを残していっていただきたいですね。  


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藤井 碧峰 (Fujii Hekiho)

〒939-1322
富山県砺波市中野252

【藤井碧峰書道教室】
<砺波教室>
砺波まなび交流館
(富山県砺波市栄町717)
曜日:第1,2,4金曜日 9~12時&18~21時まで

<金沢教室>
金沢市薬師谷公民館
(石川県金沢市不動寺町イ34−1)
曜日:第1,2,4水曜日(18~21時)

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この記事の著者

藤井碧峰

1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。

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