藤井碧峰
1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。
INFORMATION
1月9、10日は仕事の関係で東京に行っていたのですが、初日は4か所の作品展を見に行ってきました。
銀座では、
・現代の書 新春展 -今いきづく墨の華-
(和光ホール&セントラルミュージアム銀座)
・第2回 博光会書の新春展
(鳩居堂)
の3か所を回ってきました。(残念ながら画像はありません)
博光会の作品展は温かい雰囲気の作品が並んでいて、石飛博光先生の会らしさを満喫しました。
六本木の国立新美術館では「第67回独立書展」を見てきました。
ちなみに私は創玄書道会系ですが、たまには他の流派も見ようと思いまして。
印象に残った作品を一気に投稿しました。
何が凄いと言っても、大きい国立新美術館の壁をこんなに埋め尽くすような作品が飾られていることがインパクトあって良かったです。
(人の大きさと比較してください!)
・これ書くのにどれくらいの広いスペース要るのか
・1枚書くのにどれくらいの紙のサイズ(とお金)
・どれくらい大きい筆
・どんな風に書いてるのだろう
・墨何リットル必要なんだろう
同じく書道をする身としては色んなことが気になりました笑
朝から台東区立書道博物館へ行ってきました。
こちらには我々が日頃勉強している法帖の拓本があるのですが、それを沢山見ることができます。
原拓の大きさを見ると、我々の勉強の仕方とのスケールのギャップを感じるところではありますが、小さくてもスケール感を感じる書からは何も感じずにいられません。
その後は国立博物館へ。
王羲之関連の拓本類が置いてありました。
もちろんこれを見て何を感じるかは人それぞれではありますが、こうした小さな一字一字の中に宿る生命感のようなものは、書道と名乗るからには欠かせないものだなと実感しました。
東京にはこういった書道関連の見所もたくさんあるので、今後も積極的に訪れたいものです。
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