藤井碧峰
1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。
INFORMATION
スキージャンプ男子の小林陵侑選手が4戦全勝の快挙を達成しましたね!
1952~53年シーズンに始まった歴史あるジャンプ週間で史上3人目となる全勝での総合優勝です。
もう異常な強さと言っても過言ではないのですが、平昌オリンピックでのノーマルヒル7位の成績を考えると本当に努力されて花が開いたのだと思います。
これにはいつも選手として一緒に活動する葛西紀明選手のアドバイスもあるのだろうと想像してしまいます。
しかしながらネットニュースを見ていてもあまり取り上げられておらず寂しい限りです。
女子の高梨沙羅選手が活躍していた時はもっと盛り上がっていたと思いますが、最近はあんまりですね。
そもそものメディアの方のスポーツに対する勉強不足も否めないと思います。
こちらのスキークロスカントリーの石田正子選手は38歳でベテラン選手なのですが、2006年のトリノオリンピックから今年の平昌オリンピックにも出場された実力者です。
しかも長距離ということで体力勝負なのですが、総合8位はもっと取り上げてもらいたい点です。
嫌なことにメディアが注目しないスポーツは盛り上がりません。
世間が盛り上がらないと指導の現場も盛り上がりませんし、スポンサーも付きません。
スキーというのはどうしても雪国のスポーツなので仕方ない点はあるのですが、アルペンスキーにしてもノルディックスキーにしても有望な若手が少なくなっているのが現状です。
卓球もかつてそうで、ニュースで取り上げられることがありませんでした。
それが卓球の福原愛選手の活躍、また水谷隼のメディアへの積極的な出演と世界的な活躍によって大きく変わり、先日も普通の番組に卓球選手が呼ばれるようになりました。
卓球に関しては今となっては「良かった」で済む話かもしれませんがスキーは不安ですね。
F1もそうですね。
世界的に盛り上がるもので盛り上がらないのが日本です。
それだけスポーツや文化・芸術に対する関心があまりないのが日本です。
書道も同じです。
メディアにちゃんと書道のことを分かっている人がいないためか、実力者はあまり出ません。
そのためか世間では本当に心惹かれる書を見る機会も少ないのが現状でしょう。
もちろん視聴率ありき、スポンサーありきのテレビ業界ではありますが、このまま行くと日本のスポーツや文化は発展していかないと感じており不安です。
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