藤井碧峰
1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。
INFORMATION
今年の立山の観光シーズンは本日11月30日で終わりで、私の今年の立山も5回訪問という形で終わりました。
毎回毎回違った表情を見せる立山。
今回はその立山の魅力を私が撮影した写真の数々で振り返ってまいります。
〇2018年5月15日立山室堂にて
この時期に行くのは3回目ほどになるのですが大人になってからは初めてで、何よりも雷鳥の遭遇率の高いシーズンだということで非常に楽しみでした。
私は何回も立山に行っているのですが雷鳥に遭遇したことが無く、他の方の雷鳥の写真を見ては物凄く憧れを抱いておりました。
この時に人生で初めて雷鳥を、しかも間近に見ることができました!(室堂山荘の近くにて)
しかもラッキーなことにペアでいました♪
実際に見るとなおさら可愛らしいものですよ♪
特に冬毛の時期の見た目が好きなんですが良いですね!
大日岳と雷鳥メス。
天気が気温は高めの日であまり空が澄んでいませんでしたが、それでも雷鳥に会えたことで感激感激でした!笑
白い雪をまとった立山。
冬を終えて雪解けは始まっていますが、まだまだ寒く冬の服装が必要です。
みくりが池と別山方面の山々。
微妙に池の表面が見えてきていますが、その水が非常にきれいな色をしています!
この日はここにも雷鳥が2羽ほど飛来していました。
そして有名な雪の大谷の写真。
バスの高さを見ればお分かりのように凄い高さ!
これでも5月の状態で14m。
つまりは4月のオープンしたての時期ならもっと高いということです!!
〇2018年7月22日 『立山縦走』
室堂→一ノ越→雄山(3003m)→大汝山(3015m)→富士の折立→真砂岳→別山→別山乗越→雷鳥沢→室堂
プランでは7時間くらいの行程のルートでしたが、急ぎ足で登ったので5時間半ほどで終わりました。
もちろん健脚でもないので相当な疲労がありました(^-^;
二ノ越付近より室堂平、大日三山を臨む。
この時は結構雪が残っておりまして、一ノ越までに雪渓を3か所ほど通りました。
反対方向(南側)には雲のはるか先に富士山が浮かんでおります!
立山だと天気の良い、空気の澄んだ日に2800m以上くらいの位置からだと見えたりします。
私は去年から数えて3回目に見た富士山でした♪
立山雄山(3003m)と雄山神社。
富山県民の多くはここが富山の最高峰だと思っているんですが、実際には大汝山(3015m)だったりします。
しかしこちらの山は立山信仰の中で最も重要な山ですよね。
山頂付近では巫女さんに作って頂くカップラーメンもあったりもします。
どこより縁起の良さそうなカップラーメンです笑
大汝山へと向かうルートにて見える剱岳(右側のチクチクの山)です。
今回はその手前の別山(2880m)まで行き、左側にある別山乗越まで行き室堂平に戻ります。
ところどころこういった岩があってカッコいいです!
上から見る黒部ダムと黒部湖。
どんな大きいものも小さく見えます。
大汝山山頂にて(いつもの登山仲間さんです♪)
富山県の最高峰の山頂は岩の上です。
現地に行けば分かりますが結構大きい岩なので地味に登るのが怖いです・・・(^-^;
所々に高山植物が生えています。
岩に可愛らしく生える黄色いお花♪
別山へと向かう道。(富士ノ折立付近にて)
ここまで来ると山の雰囲気が別物に見えてきます。
右から一ノ越、雄山、大汝山、中央が富士ノ折立。
振り返ると既に相当な距離を歩いたことが分かります。(←振り返るには早い)
別山への道は果てしなく続きます。
あの下ったあたりから別山への坂道で物凄く辛い想いをしなくてはなりません。
別山(南峰・2874m)より見る剱岳(2999m)
剱の名に相応しい、誰も寄せ付けないような厳しい表情の山です。
別山まで来てようやくその姿をはっきりと見ることが出来ました。
別山付近より見る立山、浄土山方面。
いつもと違う山の表情についついカメラのシャッター数も増えてしまいます。
青空が出ていれば色んな瞬間が絶景に変わることをこの景色は教えてくれます。
これが立山の魅力です。
雷鳥沢より眺める立山。
午後になると雲がかかってきてしまいがちなのですが、それさえも逆に神々しく見えてきます。
2018年8月26日 『室堂山・浄土山登山』
室堂→室堂山→浄土山→一ノ越→室堂
この日は24時間テレビでイモトさんが義足の少女と立山登山した日です。
天気は案外悪くなさそうな感じだったので行きました。
最初は大日三山を登山する予定でした。
しかし天気は悪く、稜線では10m以上の強風が吹いている状況でして、外に出ると同時に諦めて雷鳥探しをすることに決めました笑
すぐに雷鳥は現れました。
しかも沢山!
さすが天気の悪い、視界の悪い日は雷鳥日和というわけです!!
案外近くにいるのですが、結構風景と同化しやすい柄ですので見つけるのは難しいです。
一緒にいた人が見つけるのが得意だったのでラッキーでした!
一時的にガスが晴れていたタイミングで撮影した写真。
本当に彼らは癒しです♪
そして記念撮影の1枚。
この日はこれで終わりですが、この日の12日前(8月14日)にも立山に行っています。
ガスがかかるとテンションが下がって写真の枚数は減る模様です・・・笑
こちらは内容が重複するので端折りながらお伝えします。
(詳しく書いてある前回のブログはこちら)
〇2018年9月23日 『室堂→称名滝』
室堂→雷鳥沢→新室堂乗越→奥大日岳(2606m)→中大日岳→大日岳(2501m)→大日平→称名滝バス停(973m)
バスを降りると紅葉が始まっている一帯を見れます。
今回行く山は写真の大日三山。
まずは雷鳥沢へ。
新室堂乗越付近より剱岳。
称名滝へと繋がる称名側が大地の裂け目となり、ダイナミックな風景を見せます。
途中で鎖場やはしごの箇所を越えていきます。
果てなく行った先に大日岳山頂がありますが、当日はそれよりはるか先まで歩きます。
↓は七福園。
お庭のような場所です。
大日岳から見た富山平野。
遠くは能登半島まで見えます。
大日平から見た大日岳。
ここまで来たものにしか見れない、特別な景色です!
最後は天気が悪くなってきてましたがやっとの思いで称名滝へ。
この日の行程は最高標高地点2606m、最低標高地点973m、総歩行距離約15kmという、かつてない体力の限界を感じた一日になりました。
私は書道家ですが(笑)、是非皆さんに立山の魅力も知って頂きたくて他にも画像を載せます!
〇2017年8月の立山 『室堂山、浄土山、龍王岳』
室堂山より見た薬師岳。
手前は、ここにかつて火山があったことに気づかせる岩たち。
日本三大崩れの一つ、立山カルデラです。
あの低いところまで行けるトロッコが立山駅周辺より出ており応募することで行けるのですが、今年は行けなかったので来年こそは行きたいです!
こちら龍王岳にて。
遥か向こうには富士山!!
立山雄山、大汝山方面。
見る位置が違うとより男らしい山に見えます。
特にこの位置から見た格好が物凄く好きです♪
浄土山方面。
富山大学の研究所があります。
別山・剱岳方面。
これを眺めたのち一ノ越へ降り、雷鳥沢へと抜ける”神の道”を通ります。
龍王岳より下山途中に見る東一ノ越方面。
スキーで行くとそのまま黒部ダムの横に行けるそうです。
これが龍王岳。
登りやすい山なのに物凄くカッコいい山だと思います!!
神の道で見たお花。
雷鳥沢とテントたち。
色とりどりのテントが映えます♪
高原バスに乗っていると案内のある称名滝ですが、近くで見るのが一番おススメです。
日本一の落差350mの称名滝!!(左)と見せかけて、一番落差のある500mのハンノキ滝(右)
雪の残る時期はあまり近寄れませんので、紅葉時期に行く称名滝もおススメです!
爽やかな水の色。
こういう水の色は自然の豊かさを伝えてくれます。
あとは定番の高岡市の雨晴海岸から見る立山連峰でしょうか!
立山は富山県の各地から見ることができます。
そこそこの標高の山を登山すれば大抵見ることが出来ます♪
↓の写真は来拝山にて撮影。
立山の美しい絶景の数々、楽しんでいただけたでしょうか?
いつも私が言うことですが、
「写真が美しいと感じれば、実際に自分の目で見る景色はもっともっと美しいです。」
その美しさを感じる心があったのなら、立山は最高の場所なのではないでしょうか?
私はただの愛好家としてですが紹介させて頂きました。
あなたにとって立山が特別な場所となりますように!!
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