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BLOG 書道・筆文字

書道上達のため日々学習!

アイデアを形に

ブログ更新が飛び飛びになっていて申し訳ございません。

先日のオーダー筆文字スタンプですが、発表後すぐに依頼があったりして嬉しく思っております。
Instagramの方でも発表したところ反響が大きくて、意外と穴場をついたような商品になりました。

慶弔印筆文字スタンプ 

筆文字のフォント自体を使った住所印や慶弔印、氏名印、社印などは世の中にたくさん存在するものの、やはり味気無さ、字の冷たさがあり”作り物感”が物凄く感じられてしまいます。

冠婚葬祭ののし袋やのし紙、履歴書、年賀状などはどうして手書きで書くことを推奨されるのでしょうか?
そう考えた時に、
「字は心を伝えるもの」
と言うのが私なりの答えです。

”手間を掛けた”ということも伝わりますし、体温を感じられない字からは何の魅力、努力も感じられません。
だからこそ、誰にでも体温を感じさせられる筆文字スタンプが活きてくると思います!

オーダーだけだとどうしても手間が掛かって技術料が高くなり、頼みにくい商品になってしまうのですが、よく使われるであろう字のスタンプを在庫商品化してお安く提供しようと計画中です。

本格的筆文字Tシャツの海外輸出やLINEのスタンプ、他ネット関係の新開発など色々な計画を立てておりますが、当方は一人で対応しておりますので毎日休まずに必死で動いております。

休んでいないと言うと響きは悪いですが、実際のところ好きなことを仕事にしているため、「仕事=遊び」に近い感覚でやっています。

堀江貴文 
堀江貴文さんの本を読むことがよくあるんですが、時代の変化とともに
「好きなことだけで生きていく」
と言うことが可能になってきているということが分かってきます。

でも上手くいくかどうかはあくまで自分次第なので、今精一杯やれることをやっています。 
書道が好きだからこそ夢中になれるし、こだわりも追求できます。

人とは違うものをお求めの方が納得してお買い求めできるような商品をお届けできるよう、これからも仕事に励んで参ります。  

最近のバタバタ

私は毎週土曜日に書道教室に行っておりますが、先生から指導頂くのはもちろんですが、基本的に家で練習したものを先生に見て頂いております。

良く評価される時もあれば悪く評価される時もあるのですが、レベルに合わせて指摘が厳しくなってくるため、必死で技術を向上させるべく色々研究をしています。

書道 競書

習字や書道の学習では主に競書という毎月発行される雑誌を購入して、その中で出される課題を練習することで技術を磨いております。

私が習い始めたのは1995年頃ですが、当時の冊子は紛失しておりますので、1999年から現在までで全部で合わせて220冊以上の競書冊子が家にあります。

書道 競書
また途中から他の競書冊子も取るようになったのでこちらだけでも50冊くらいはあるはずです。
だんだん置く場所が無くなってきております笑

よく廃棄するって言う話を聞きますが非常にもったいないです!

当時書いていた課題は学年の対象のものなのですが、大人向けの課題も掲載されているため、今になってそのページを振り返ると膨大な量の参考資料があるわけです。

これが臨書の学習のみならず創作の学習にも役立ってきます。

書道資料収集
書道資料収集
↑は私のスマートフォンのアルバムの写真一覧をスクリーンショットした図。
書道を好きでやっている人のアルバムは大抵こんな感じだと思います笑

昨日はひたすら近代詩文書に使う仮名の研究
読める範囲で崩すというのが非常に難しい点です。

自分で読めるのでOKという自己満足では駄目なので、こちらも試行錯誤をしながら自分の書き方を作っていかなくてはいけません。

そのためにも、先人や他の書道に励まれている方々の字を参考にする、という手法はきわめて有効なのではないでしょうか?

もちろん時間は掛かりますが、自分の発想だけで創作しているとどうしてもワンパターンになりがちなので私はこのやり方をしています。  

書道は修行であり娯楽

義務教育を終えて大学卒業と共に、先生と名の付く人から学ぶ機会が無くなったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私の先生はいつも、
「こうして土曜日の昼からお前たちは教室に来ているけど、普通の人は遊んだりテレビ見たり、酒でも飲んだりしとるかもしれないけど、他人より勉強した分絶対に良い時間を過ごしているはずやぞ」
と言っています。

大人になってしまえば習い事は別にやらなくて良いことではあります。
わざわざお金を払って、時に厳しいお叱りを受けることもあるし、気分が落ち込むこともあるのですから。

だけど間違ってはいけないのが人生はずっと学び続けることだと思います。

仕事ひとつ取っても学習です。
趣味ひとつ取っても学習です。

最終的に何もかもが自分のためになることを考えるとどれもが貴重な時間ですよね^^

この記事の著者

藤井碧峰

1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。

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