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BLOG 書道・筆文字

書道家のこだわり手書き慶弔印・住所印・社印等

書道家がこだわって作る手書き住所印、慶弔印

「書道家のこだわり慶弔印・住所印」が好評販売中です!
発売当初から強烈なインパクトを持つ筆文字デザイン商品として人気です。

冠婚葬祭のし袋用慶弔印筆文字スタンプ 

この他にも冠婚葬祭の表書きである「御礼」「御祝」「御霊前」「御香典」の字をゴムに印刷して私が手作りした筆文字スタンプでお送りする、【筆耕無用!筆文字慶弔スタンプシリーズ】もございます。

慶弔用筆文字スタンプ 

それらを全てまとめて『一撃!筆文字スタンプシリーズ』と称しております。

今回のブログではこの商品の放つ魅力を、書道家として、また筆文字デザイナーとしての視線から、ネットでの反響やお客様の感想を用いてお伝えします。 

とにかく書きまくる!!

書道家藤井碧峰が書いた筆文字で作るこだわりの住所印・慶弔印ですが、とにかく字を沢山書きまくって良い字と良い字を組み合わせております。

富山県砺波市

これだと「字は一回書いたものは使いまわしするの?」という疑問が出てくると思いますが、今のところほぼ全部書き直ししています。

全国に住所は数えきれないほどパターンがあるわけですが、活字と違って筆文字は筆文字同士の相性というモノが存在します。

なので一字一字の筆文字は最高の完成度であっても、それ同士を並べても最高の慶弔印・住所印は作ることができないということです。

筆文字慶弔印・住所印においてはオリジナリティを大切にしたいと考えているので、より特別感のある商品になるのではないかと思います。

また綺麗な字=美文字や、カッコいい字には「これだ!これしかない!」という1つの決まった形があるわけでないので、自分で型にハマってしまわないようにこういう作業をしています。

正直なところ筆文字を書くという行為が非常に楽しいんですよね。
書道家としては字を書くことに夢中になるのであっという間に時間が過ぎてしまいます。

以前会社員として仕事をしていた際も、よく作業員の方のヘルメットに貼る名前シールを筆ペンを使って手書きしたりなんかしましたが、この時も休憩時間であることを忘れて全然休めないくらいに字を書いていたなんてこともありました笑

筆文字 藤井

とにかく自分の中でしっくりくる字になるまで書き続けます。

↑の画像にある藤井の”藤”はよく出てくる名字の中でも結構難しい部類に入る漢字だと思います。
部品が多いのでバランスを取るが難しいからでしょうね。

今回慶弔印・住所印のオーダーを頂きました方は3名が”藤”という字が入っていたのですが、他の字と上手く同調するように全て違う書き方をしました。

その人が女性なら右払いは優しく払ったり、男性なら止めてみたり。
色々考えながら筆文字というものを書いていきます。

また右払いの多い名前の方は、素直に払ったり、止めたり、いくつか字がある中にも変化を入れることによって、全体的な字の仕上がりがグッとよくなります。

 富山県富山市筆文字

いやらしいのは県庁所在地ですかね。
「富山県富山市」
「長野県長野市」
「新潟県新潟市」
「岐阜県岐阜市」
「福井県福井市」
みたいに同じ字が2回出てくるような場合、同じように書けば”書道を知らないんだな”と思われてしまうので、ここはちゃんと書き方を変えます。

こんなことができるのはやはり書道をずっとやっていて字を調べることが日常になっているからです。

書道家必須、書道大字典、辞典類 

書道家として字典を持っていることは当然なのですが、この字典目が飛び出るような値段です。
・・・元値は6万円ほどします。笑

字を書く上で資料はたくさんあることに越したことはありません。
右の「角川書道字典」は6000円ほどの字典で、多くの書道関係者が使用する字典なのですが、「角川書道大字典」はより多くのニーズに応えられる心強い相棒になりそうです。 

世間にはExcel、Wordに見られるように【筆文字フォント】というものが存在します。
これは書道家から見て少し強弱の付いた字だと言うだけで、極めて味気ないものです。 

私がお届けするのは書道に基づいた古典的でもありながら実用的な筆文字です。
”ちゃんと手書きに見える字とはどういうものか”
これを意識した先に格調高い、本物の書道的な字が存在します。

そのためにはもちろん字形は変えていきます。
この字形の変形に関しても書道家、筆文字デザイナーとしての技術力が問われます。 

字の形を変えると言っても読めなくてはダメなので、元の形から離れすぎない程度を見極めて引用しております。   

手書きにしか出せない味わい

「書道家のこだわり慶弔印・住所印」を作った際にサンプルを作らせて頂きました。

大学時代からサーキットアタックが好きで車のメンテナンス関係でお世話になっている「株式会社エム・スポーツ」さんです。

手書き筆文字住所印氏名印 

今回作成したのは住所印で、年賀状やはがきに押せるサイズです。

住所は、

富山県富山市今泉 二八 – 一

これを見て頂くと分かるように「富山」という字が2回出てくるのです。

チープな発想だと”同じデータを2回使いまわせー!”という感じになってしまうんですが、『手書き感』を大切にするために同じ字は登場させません。

また一字一字違っていても、違っていると分からないようでは意味が無いので字形を変えたりしてそれぞれの字に個性を持たせています。

msports20x70

私が比較的得意な分野は行書ですが、行書はこういったパターンの住所、文章の時に変化を付けやすいので面白いんですよね。

私自身、楷書や隷書で書いた方が楽ですが、それだと市販の氏名印、住所印にある筆文字フォントとあまり大差がなく、満足度も低くなってしまうことと思います。

なのでやっぱりおすすめは行書体です!!

一応、こだわりのある方にはオプションで「修正可能プラン」というものがございます。
しかし私のおすすめはオプションを付けないコースです。

利益を考えると修正可能の方が良いのかもしれませんが、筆文字スタンプの作り手の書道家としては自分が「最高だ!」と思うものをお客様に提示しております。

職人の仕事にありがちな話ではありますが、職人に仕事を任せる時、大体の指定はしておいて細かいところは職人任せにしておいた方が良いモノができたりします。

私も職人と同じようにして、先に簡単な指定だけ頂ければ最高の筆文字慶弔印・住所印をお届けするために純粋に字と向き合うことができるので、仕上がりは当然良くなります。

手書き筆文字住所印氏名印 

ある意味この商品はご自身が書道をされていて、それなりに字を書ける、字に自信がある場合には
私の字に対する不満も出てくることになるのでマッチングしない商品になりますので注意

これではお互いにwin winの関係になれませんからね。
「書道家 藤井碧峰作品ギャラリー2018(臨書、創作、漢字、仮名など)」
という作品紹介のページがありますが、私の字を見て気に入って頂ければ光栄です。   

当店の領収書用の筆文字スタンプ(社印) 

藤井碧峰の領収書用の筆文字スタンプも作りました。  

藤井碧峰筆文字住所印

個人事業主、企業などで使う領収書に押す社判(住所印)ですね。
イメージ画像として見て頂けたらと思います。

おしゃれとはまた違う、重厚な雰囲気とでもいえば良いでしょうか。
筆文字ならではの味わい深さがあると思います。

もちろん郵便番号、電話番号を入れることも可能です!

筆文字だと見にくいかも?という懸念のある方には、数字の箇所だけフォントを挿入するなどの対応もできますのでご遠慮なくお申し付けくださいませ。

手書きには手書きの良いところがありますし、フォントにはフォントの良いところがありますので、上手く使い分けながら対応させて頂きます!  

特に反響の大きかった慶弔印のご紹介 

こちら書道仲間の方のお父様の慶弔印なのですが、個人的にも作った際にあまりのかっこよさに感動した一品でございます。

手書き筆文字住所印氏名印慶弔印
↑は実際に御祝用金封に押したところ。

加藤繁雄様氏名印

↑は元のデータです。

本当に忠実に、手書きの字がスタンプとなっても見事に再現されております!
元の筆文字ももちろん全力で書いておりますので、このような素敵な仕上がりになるわけです。

冠婚葬祭のし袋用の慶弔印に関して、私はこだわって筆ペンを使っております。
それには理由があって、のし袋にはほとんどの方が筆ペンを使って書かれるからです。

となると道具まで一緒なため、より実際に筆ペンで書いたように見えるわけです。

お客様には「筆ペンで書いたわりには相当クオリティーが高いな?!」って感じて頂ければ作り手としては光栄でございます!笑

実際のところ「(字のクオリティーを見て)これ安すぎだよ!!」って声を沢山頂いております。

作る前まではそれほど感動が無いかもしれませんが、実際に受け取られた方からは同じようにコスパの良さを聞いております!

この加藤さんの慶弔印に関してですが、非常に面白い出来事がありましたので紹介させて頂きます。


お寺さんが祖母の供養にきて、お布施に父が筆文字スタンプ(慶弔印)を押して納めたら、住職さんがあまりの綺麗さに驚いて、

『あなたが書いたのか?』

と言われたそうです。

それで「スタンプ」だと言ったら、『書いたみたいだ』と更に驚いていたそうです。
父も喜んでいました。ありがとうございます!


これは本当にあった話です(心霊番組みたいな言い方)

実際にここまでくると、筆文字慶弔印・住所印のおクオリティーの高さは言うまでもありません。   

セットで使うと更に品のある冠婚葬祭ののし袋になる!

ここからは私の慶弔印「筆耕無用!筆文字慶弔スタンプ」を組み合わせた事例をご紹介致します。

慶弔用筆文字スタンプ 

こちらは手作りのスタンプで、いわゆるハンドメイド商品ではあるのですが、スタンプのゴム自体は業者で作っており、持ち手の部分は自分で木を電動のこぎりで切ったりして作っております。 

これによって価格を抑えております。

「御」の字が4つともあります。
それぞれ違った書き方をしております

慶弔用筆文字スタンプ印影

こういう時にも手抜きしないあたりがこだわりの書道家たるところです。

筆文字スタンプ(慶弔印)

こちらが私の本名「藤井基生」の名で作った慶弔印です。

余白が多い場合には業者さんのほうで角のゴムを切り取ってあるので、スタンプでポンポンと押した際に余計なインクが付かないようになっております。 

筆文字スタンプ(慶弔印) 
こちらはお酒を贈る際ののし紙に「御礼」と「慶弔印」を押したパターンです。

このように使えるということで、お店や会社の経営者の方にも是非おすすめしたいですね。

慶弔用筆文字スタンプ
 こちらは「御礼」「御祝」それぞれに慶弔印を押したパターンです。
”御”の字はそれぞれ書き方を変えています。 

近くで見るとこのような感じで、手書きにしか見えません。
更に近くで見たい方にはとっておきの画像を。

冠婚葬祭のし袋用慶弔印筆文字スタンプ

こちらはプリンターのスキャナーでスキャンした冠婚葬祭ののし袋です。

綺麗に字が表現されていることが分かります。
おそらくスタンプだと気づける人はいないのではないかと思います。 

こちらは自分の慶弔印ですが、実際に自分で字を書いていても分かるのですが、自分が書いた最高の字同士で掛け合わせて筆文字スタンプというものを作っている以上、自分で自分を超えられません。

これが現実です。

それ故に、慶弔スタンプのほうのキャッチフレーズに「筆耕無用!!」と入れたのは、本当に企業の経営者、お店のオーナーが買ってしまえば、これまで筆耕の方に頼んでいた仕事のほとんどがこのスタンプで代用がきくということから採用しました。

 

とにかく実用性が高い!!

こちらの商品の自慢できる点は実用性が非常に高いという点ですかね。
今のところ年賀状にも使えるサイズのオーダーがほとんどです。

年賀状、ハガキ用住所印

先日年賀状の販売は来月から、という記事を見ましたがそろそろ年賀状を意識される頃ではないでしょうか?

毎年年賀状の雑誌を見て選ばれている方も沢山いらっしゃることと思います。
裏書きはそれで良いとしても、表書きだけでも筆文字が入ると一気に雰囲気が変わるのでおススメです

そもそも昔は手書きが当たり前でした。
理由としては”手書きじゃないと相手に失礼”というのが1つ挙げられると思います。

のし袋に関しても同じです。
手間を掛けたということが、送る相手への心遣いになるのだと私は解しています。

1年の始まりの挨拶として送るものだからこそ、年賀状に筆文字を加えて温もりを感じられる1枚にしてみてはいかがでしょうか?

会社やお店の経営者の方々には社印、領収書用印、慶弔印、住所印、慶弔スタンプ全てが合うと思います。

年賀状に使わなくても、封筒に入れて書類を送る場合にも使用することができます。
(私はほとんどこのパターンで使用しております)

ご購入された方々からは、私がご感想を催促したわけでもないのに、
『大満足でした!ありがとうございました』
というお声をよく頂きます。

また書道の仲間の方々からも、極めて良い商品だとの評価を頂いており、この商品の良さを裏付けすることでは無いかな?と思っております。

筆文字慶弔印スタンプ 使い方

本当に”ポン”と押すだけで書道家の字が手に入るこの画期的な商品。

是非多くの方に手にして頂けたら嬉しいです。

『書道家のこだわり慶弔印・住所印セット』
冠婚葬祭のし袋用慶弔印筆文字スタンプ

『筆耕無用!筆文字慶弔スタンプセット(御祝・御礼・御霊前・御香典)』
慶弔用筆文字スタンプ

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