藤井碧峰
1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。
INFORMATION
書道家 藤井碧峰の事業は2018年6月20日の開業より5年を迎えることができました。
これまでに関わってくださったり応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
この5年という月日を一言で言うと『生き残れた』というのが正直な感想です。
経営力とは細かい技術ではなく、生き残る力でもあると思います。
諦めてしまえばそこで終わりだし、生き延びること。
僕には事業を成功させるための凄い技があったわけでも無かったのですが、ここまで成長して生き残れたのは、起業1年目までに出逢った書道関係5名の知人・友人の存在がとても大きかったです。
そんな長く深い付き合いでもなかったのに、こんな頼りない自分のために真剣に考えて協力してくれた方がいて、今振り返っても涙が出てくるほど感謝の想いが強いです。
本当にありがとうございました。
5名の方をはじめ、多くの方々が力強く背中を押してくださったから確かな土台が出来上がって、事業を形成していくことができました。
一人だったら途中で辞めてましたね。
あまりにも応援が素晴らしくて、「この事業は自分だけのものでは無いんだな」と身に染みて感じました。
起業時より大義を掲げて歩みを進めているとはいえ、応援を実感できた時の感動は言葉にできません。
起業した時から「今年(2018年)いっぱいやってみて駄目なら撤退する」という気持ちのうえで、自分を追い込んでいました。
実際にはロクに戦えておらず、まともに結果も出せていなかったのですが、憧れの石飛博光先生に佐久全国臨書展で出逢って、他の先生方の声も頂いて、ここで終わってはいけないと感じました。
終わりは自分で決められるけど、何事も無く終われない。
それは学生時代から会社員時代までに、特に大きな結果を出せずにきた自分が、自分自身を諦めることを意味していました。
意地でも普通以下の人間で終わりたくない。
どれだけ時間がかかろうとも、必ずいつか大きな結果を出す。
そうすれば僕のする無茶な挑戦に共感・刺激を得て前向きになって、新たな一歩を踏み出してくれる人がいる。
それが夢でもあったし、沢山のお客様、知人友人に嬉しい言葉を頂いたり、実際に動き始める人もいる現状から、一つ夢が叶ったと実感しております。
まだまだ未熟なところも多いですが、それでも僕にしか出来ないことが沢山あって、そこに一番自分が価値を感じています。
これからの活動も自分らしく、”何故自分がやるのか?”という自問自答を積み重ねたうえでの、価値ある活動を行っていきたいと考えております。
そしてお客様が書道家 藤井碧峰と関わったことを誇りに思ってもらえるような書道家でありたいと願っております。
どうか皆様、末永くよろしくお願いいたします。
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