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BLOG 書道・筆文字

慶弔印、住所印、領収書印のイメージ画像をリニューアル

藤井碧峰開発の名商品?

最近少しずつ古くからある商品のイメージ画像を撮り直しています。
今回は書道家藤井碧峰が開発した、業界初!?の筆文字スタンプの商品画像を、いつもお世話になっている三笑楽酒造株式会社のご協力のもとお届けいたします。

筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印

慶弔印とは氏名印のことでのし袋に押す名前のイメージ。
住所印とは年賀状の左下箇所や、のし袋の内袋に押すもののイメージ。
領収書印とは横型の住所印なイメージ。(住所印のページと一緒にしてあります)

各種スタンプ(印)で、お客様のご要望によって字数や要素が変動するため、商品ページにある価格はオーソドックスなパターンの価格となっております。
字数的に<一字あたりの高さ(字の端から端)>が5㎜以下になると字潰れが生じる可能性があるため、そういう場合はスタンプの大きさ自体を大きくしなければなりません。
住所的に都会や建物名が入る場合は住所が一行に収まらなかったりするので、そういう場合は2行にしたりもします。
いずれにしても当方の判断で、美しく仕上がるパターンを責任もって作っております。

筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印

正直なところ高いとは思うのですが、私の取り分は思っていらっしゃるほど無いと言う不思議な商品です。(自分で言う)
この何とも言えない価格設定にしている限りはライバルも現れようがないという、そういうこともありますね。
当初より少し値上げしているのですが、それでも割に合わないと言うことで、今世の中の物価上昇と相まってどうなることでしょう。
ただ言えることは、一度作ってしまえば腐るものでは無いので、長く使っていただけることと思います。

私の悪い実験方法で、スタンプにインクを付けて使った後に拭き取らない、という状態を繰り返したスタンプがあったのですが、やはり段々印影が潰れてきて使えなくなってきていました。
それをスポンジで洗ったらゴムの部分がはっきりと立ち、またハッキリとした印影が押せるようになりました。
ということで、手入れをある程度すること、また日の当たらないというようにしておけば長く使えると思います。  

筆文字スタンプ商品紹介

【慶弔印(氏名印)】
筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印 筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印 筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印

これがどれだけの人を騙してきたか分からないという、字粒が大きくて分かりやすい筆文字スタンプの慶弔印です。
↑の画像はちょっとインクがのっていない状態なのでまあまあですが、それでもある程度綺麗に押せれば本当に筆で書いたようにしか見えないという一品です。

次のこちらは企業の代表が使うタイプの慶弔印、連名仕様というものです。

筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印

三笑楽酒造株式会社の代表取締役、山崎英博さんの名前の字面の良さもありカッコ良いサンプルになりました(自画自賛
この場合、字数が増えることの技術料と、スタンプが大きくなることに伴う材料費が追加となります。
ちなみに「代表取締役」の箇所、1字あたり5㎜も無いのですが潰れずにちゃんと読めます。

なおこの商品は、私が名前を書けば誰でもカッコいい字になるという、そういう前提の商品ではございません。
以前、私が本気で良いと思って書いた字が本人が望まれていたものと違ったようで、怒り狂ってキャンセルされた経営者の方もいたのですが、オーダーメイドですのでサンプル画像を見て、「藤井の字ならどんな字でも受け入れる」と思った方にのみご依頼いただきたいなと切に願います。(週刊誌ネタになりそうなくらい凄まじかったです笑)

筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印

こちらの「三笑楽酒造株式会社」のスタンプは相当特殊ですが、90mmの長さのバージョンです。
通常のスタンプは55~65mmの長さに収めるので、結構長いですね。
ここまで字数が多いと全体のバランスを取るのも至難の業です。

筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印

その字によっては業者様のほうでスタンプのゴム部分をカットして、余計なインクが付かないようになっているので、多少のことで安心です。

【住所印・領収書印】
筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印 筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印

一番上の画像ははがきに押した時のイメージです。
こちらは年賀はがきと違うので、多少上下にスペースがあります。
これが年賀はがきだと切手の下にプリント?があるので、スペースが狭くなります。
大体65mm以内に収めれば問題なく使えます。
なお以前父親より「郵便番号を枠内に収まるように作って欲しい」と言われたのですが、そんなことをするとえらく気を張るので対応は無理です(泣

郵便番号は有でも無しでも大丈夫です。
こういった数字の書き方も、書き方次第で手書きに見えたり見えなかったりするので、結構難しいんですよね。

筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印

領収書印(30x70mm)のパターン。
これほどの字数になると結構いっぱいいっぱいです。
郵便番号は無くても良いほどですね。
時々これに電話番号、FAX番号を入れてほしいとの要望を頂くことがあるのですが、更に字粒が小さくなるのでおすすめしていません。

心苦しいお願いではあるのですが、そもそも領収書印として電話番号とFAX番号が必要なのかをご考慮いただき、ご判断いただければ幸いです。(実際にその字を頼りにして連絡する人がいるのか否か)
このスタンプはシンプルで、字粒がそこそこある方がどうしてもカッコいいんです。
何故なら、そこそこの大きさの字なら本当に手書きに見えるからです。

【慶弔印、住所印セット】

筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印
筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印

要はこのスタンプの住所印の方が藤井基生になっているもので、慶弔印と住所印がセットになったものですね。
これで3,000円引きになります。
その値引きの理由としては、同じお名前のデータを引用できるため、あとは住所印のデータを制作するのみなのでです。
送料も1回分で良いので、当然カットです。

慶弔印、住所印セットについて何か良い商品画像あれば良かったんですが、これはまたの機会にでもという感じですね。
以前使用していたサンプル画像はこちらです。
年月の経過とともに微妙に字は変わるし、作り方もお客様のご要望にお応えしていくなかで変わってきたので、なるべく新しいサンプル画像を参考にしていただければ幸いです。

筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印  

何故筆文字スタンプが必要なのか

筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印
筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印

見よ!この忠実な印影!!という感じですが、開発した当初は自分で字を書く人までもが依頼されるという、画期的な商品だったんですよね。
今となっては表札の方が明らかに出荷数が多いです。
やはり日本の中では「こういうものは自分の手で書くか、誰かしら手書きしなければならない」という考えが強いからだと思います。
実際に私もたまに企業からのし袋、のし紙の代筆依頼を頂くのですが、やはりそういうお考えのもと、そうされていますね。

ただ身近な話で言いますと、2年前に母方の祖父が亡くなりまして、それまでは「手書きでないとあかん」ということで進められていたものの、祖父が亡くなってからは祖母に「あののし袋に押すスタンプ作ってくれるけ?」と言われて制作しました。
実際のところ書ける人がいないと成り立たないのが手書きです。
年齢とともに手が震えて書けなくなることもありますので、そういった方のためにもこのスタンプが存在します。
それぞれの方が、お届けされる相手を思って書かれる手書きには及ばないのかもしれませんが、それでも字を大切にして、お名前を日々書かせていただいている私ならではのこの商品を、今後も大切にしたいなと願うのであります。

筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印 筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印

単純にカッコ良いと言ってお求め頂くことも多いです。
こちらは特注のアクリル仕様。
砺波市で不動産・リフォームを手掛けていらっしゃるリアールプランニング株式会社の久保田晃克代表のスタンプです。
「碧峰くん、あのスタンプめっちゃ役立っとるわー!」といつも言ってくださります。
押す回数の多い会社は尚更満足度が高いかもしれませんね。

そんなリアールプランニングさんでは、こちらの組合せ印も作らせていただきました。

筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印 筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印

組合せ印は様々な要因で若干の字潰れが生じたりするのですが、それでも製造メーカーが優れた仕事をしてくださるおかげで良い仕上がりです。
この行間が生じる分、どうしても字粒が小さくなりますのでご了承ください。

組合せ印以外にシャチハタ、サンビーとかもありますが、若干のことでお見積り・制作に時間かかるので、若干その手間賃もかかります。
一人仕事ですし、あくまでも字を書くのが仕事なので、その点ご理解くださいませ。
金額で悩まれる方は最初からご遠慮いただけると助かります。

その代わり、本当に私の書を生かしたこのスタンプが欲しくてご依頼される方には、自分の今できる最高の字をお届けいたします。
今後とも筆文字スタンプシリーズをよろしくお願いいたします。  

オマケ

最後に筆文字スタンプの綺麗な使い方を説明します。

①まずスタンプ台とスタンプを準備。
フラットでグラグラしない場所で行うことが大切です。

筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印

②スタンプ台に対して真っ直ぐ押し、一度印面を確認します。
字の箇所に程良くインクがのっていればOK。(何回も押せば分かるようになります)

筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印

この際に気を付けたいのが、スタンプ台に対して真っ直ぐ押すということ。
グラグラすると字以外の箇所にインクが付いて、残念な仕上がりになってしまいます。
そうなった場合はティッシュ等できれいにふき取りです。

筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印 筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印

③紙に対して全体的に均等に力がかかるように押します。
左右にグリグリすると失敗します。
のし袋の場合は、凸凹があると難しいので、一度開いて押したりすると無難です。

筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印

④無事押印完了したの図。
真ん中に真っ直ぐ押すのも実は難しいのかもですね。
横に物差し置くとか、L字の何かを使うとか(書道で言う”印矩(いんく)”)すると良いかもしれません。
押した後は乾燥のためしばらく放置です。

筆文字スタンプ|氏名印 慶弔印 住所印 のし紙 年賀状 領収書印

最後までお読みいただきありがとうございました。  


商品デビュー時の記事はこちら↓(他のイメージ画像も多数あります)
【新商品!オーダー筆文字スタンプ(住所印・慶弔印等)】

この記事の著者

藤井碧峰

1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。

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