藤井碧峰
1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。
INFORMATION
高岡市の山町ヴァレーでの作品展示、出店が終了しました。
7月3日から7月21日までと、長いようであっという間の期間でしたが、自分としても色々と試すことができて大きな収穫を得られた日々でした。
この作品展示につきましては前職の伏木海陸運送時代の元上司の力によるところが大きく、会社員時代より多大なるお力を頂いていたのに、退職してもなおご支援頂きましたことを本当に感謝しております。
元々ご縁のある出会いのあった方ですが、お互いに流れがあって離れて、しばらくしてこうして交わることがあることも不思議なものですね。
ご縁というものは求めても得られるものではありませんし、宿命的なものなのかもしれません。
他にも元職場の仲間の方々に来て頂きました。
若手ながら大事なポジションにいた人間ではありますし、ある程度将来の期待も背負った中で退職した身でありますので、ある意味では裏切り者と思われても仕方なかったのですが、こんな風にお越し頂けると、まだまだ捨てたもんじゃないな、頑張らなきゃと思います。
本当に有難い。
皆さんそれぞれに時間は大切だし、しなくちゃいけないこともある中で、ガソリン代使って来て頂いていて。
しかも自分のために、作品までお求め頂いて。
これを幸せと言わず何を幸せと呼べば良いのかなと思います。
今回は山町ヴァレーで働かれている方々との交流も楽しかったです。
異業種であっても交流から生まれることもありますし、お話することで新しい世界も見えますし。
最初は出店に関して不安もあったりしましたが、実際に始まると居心地も良い空間であったことがよく分かります。
その中で藤井碧峰という一人の書道家を知って頂けたことを嬉しく思います。
わざわざ私の書いた筆文字Tシャツを着てきてくださった方も。
この字は色んな想いを込めた、最高の字なんです。
記念に撮影させて頂きました。
今回は車仲間の方々に沢山お越し頂きました。
大学時代よりもう10年ほどの付き合いになる方のインテグラDC2。
ダートトライアル競技で活躍されているのですが、その車でお越し頂きました。
この車には私の書がデザインされています。
今私はサーキットを走れていませんが、そんな私の想いものせて走って頂いています。
やっぱり実車はカッコいいですね!
出店の最初の頃には、着物の取り扱いをされているお近くの「丸和」さんにもお越し頂きました。
【装】を色紙に隷書で、というご注文を頂き揮毫した作品ですが、素敵な額に入れて頂きました。
私的には初めてお会いしたのですが、我が家の着物はいつも丸和さんで作っていたそうで、不思議なご縁を感じました。
最終日は朝から店じまいまでずっと誰かがそばにいてくれて、あっという間に過ぎてしまいましたが、本当に充実した時間でした。
土曜日には山町ヴァレーの和室を使用した書道教室やワークショップのご希望も頂き、私も前向きに検討しております。
藤井碧峰書道教室の高岡教室は、実は心の中で狙っていたことですが、こうして流れができてくると案外すぐできるかもしれません。
(※またご希望される方はメッセージ頂けると嬉しいです)
とにかく書道家として独立起業した以上、誰かが求めてくださっているなら、そこで活動してお役に立ちたいと考えています。
事業というものはそうあるべきだし、それによってもっと大きな自分を作っていきたいと思います。
今回お越し頂きました皆様、またご支援頂きました皆様には感謝申し上げます。
これをキッカケに作品展示も積極的に行い、もっともっとパワーアップして皆様にお目にかかれたらと思います。
今後の藤井碧峰の活動にもご注目頂けたら幸いです。
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