ヤフオクで売れた自動車部品を題材に

この度、6年間乗った車を乗り換えたので、使わなくなった自動車部品をヤフオクで売りました。

これまでは父親に任せっきりで売買していたのですが、今回はモノが沢山あったので自分で作業をしました。
書道には関係無いようですが、書作品や道具を売る際には役立つと思うので参考になれば幸いです。

今は筆文字デザイナーとか書道家とか言ってますが、前職が運送業（港湾事業）でして、事務職員だったものの作業員と混じって習いながら梱包作業をしておりましたので、良くも悪くも梱包のプロです。

お客様からお預かりした精密部品などの繊細な部品を梱包して、コンテナに載せて、それを船に載せたりしていたのですが、特に今の時期だと海が荒れるので気を張りました。

下手すると手のひらサイズの品物でも弁償で何十万と払うリスクがあるので要注意です。

話がズレましたが、そんな梱包も基本的な考えさえ分かっていればお手軽に、しっかりと発送出来ます。
とりあえず今回は比較的小さい品物の梱包をご紹介します。　 　

梱包してみよう

まず品物を買った時の箱があるかどうかから始まります。
私の場合はありました。

中はメロンパンになってまーす。（違
コンピュータ書き換え装置が入っております。

中はスポンジで包まれています。

この時点で商品に対する耐衝撃のための梱包はほとんど不要です。

箱が無い場合は、プチプチや空気入りの袋（エアバック）を使ったりします。
箱はモノに対してあまり大きくないものを選び、極力中で動かないようにしましょう。

エアバックイメージ画像（※本当なら四方囲むべきです。）

プチプチイメージ画像

今回のこの商品は中に緩衝材が入っているのでビニール袋を被せました（写真無し）
これによって万が一の水濡れを防ぎます。
　
次に外箱を守る段ボール箱を作ります。
良い箱がありましたので試しに入れてみます。　

横の長さがちょうど合いました！
しかし縦が余ります。

というわけで余分な部分をカッターで切ります！

こんな感じで反対側も。

そしたら支えていた側壁が無くなり底面が分離し始めます。
ガムテープとかで固定しておきましょう！

中の箱の大きさに合わせて段ボールを畳み込んで・・・
　
ガムテープでテーピングをがっちりして中が出てこないようにしておきます。
（先ほどの床面の分離が不安でしたら裏面からもテーピングしてください）

念のため発送サイズをメジャーで計測しておきます。
（ギリギリゆうパックの60サイズになりました）

こんな道具があると便利です。

テープは太めのものが良いです。
カッターナイフは極力大きいものが段ボールカットにも安定していて使いやすいです。

以上、梱包はこんな感じです！

＜要点＞
①絶対に中のものが壊れないようにする（緩衝材等をケチらない）
②不要な部分は極力無くす
（落札者が送料負担の場合は尚更で、送料を極力安くする）
③汚い段ボールの使用は避ける
④配送時に雨に掛かったとしても中のものが濡れないようにする
⑤中古品の場合は特に、商品を綺麗にしてから梱包する 　

発送（ヤフオクの場合）

今回の場合は先に品物の梱包後のサイズを計算してゆうパックの送料を出していたので、ヤフオクの取引ナビにて二次元バーコードを出力することができます。

パソコンorアプリで出力した二次元バーコードを郵便局の窓口で見せてスキャンしてもらえば、あとは局員さんにサイズを再確認してもらうだけです。

発送されれば自動的に落札者の元へ発送のメッセージがいきます。
やる前は緊張しましたが意外と簡単です！

また梱包画像はありませんが、今回はタイヤホイールを2セット出品しました。　

タイヤホイールで大事なのは、
・タイヤホイールの銘柄
・ホイールが歪んでいないこと（一般の方はあまり無いと思います）
・ホイールのデータ（PCD、ホール数、オフセット、リム幅、インチ数など）
・タイヤの溝の量
・タイヤの製造年月日
・傷のある部分の写真
といった感じです。

梱包に関してですが、ホイールの表面は傷つきやすいので表面を保護する必要があります。

私は段ボールで表面を覆い、段ボール固定をテープにて行いました。
（タイヤの走行面は貼りつきにくいので、側面までテープを当てる）

業者だと段ボール固定はPPロープでされると思います。（こっちのほうが理想です）
傷がつかないようにしておかないと業者も引き取ってくれないので要注意です。

送料は難しいので落札者負担の着払いにて発送しました。

梱包、発送の流れはこんな感じです。

以前は結構メッセージのやり取りの必要だったヤフオクも非常に簡略化されて、相手とのやり取りが減り楽になりました。

お家に眠っているお宝も是非出品してみてくださいね！

藤井碧峰｜正統派書道家

正統派書道家 藤井碧峰｜古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求し、書作品やオリジナル商品、筆文字ロゴ等を制作販売しております。命名書、表札、色紙作品、筆文字Tシャツなど幅広く手掛けており、平成生まれの若手書道家として現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指しています。富山、石川にて書道教室も開講中。

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