INFORMATION

BLOG 日常

趣味とは?そして仕事とは?

本当にその趣味愛してますか?

私は多趣味人間で、卓球、スキー、車、登山、書道と色々やっておりますが、本当に色んな趣味をしていて良かったなと思います。

しかし一方で色んな辛い想いもしてきました。

大学時代に競技スキーを経験しました。
小さい頃からレーシングスキーが本当に好きで、TV中継されている度にテレビに夢中になりました。 
その願いは大学で叶えました。 

レーシングスキーは1年間しかしていませんし、はっきり言って速くはなかったんですが、SL(小回り)が本当に好きで楽しかったです。
 
リズム良くポールを攻めていくあの感じが好き。 
だけどSLのレースは少なくGS(大回転)のレースばかりというのが嫌でした。

スキー

スキーは2歳から始めているらしく、高校卒業するまで大好きだったスキーでしたが大学時代に競技スキーを経験してからスキーが嫌いになっていました。

自分にとって楽しいスキーとは?そして趣味とは何なのか?よく考えさせられました。

好きなことを続けるために、また上達するためにある程度の我慢は必要かもしれません。
しかし、そのために自分の気持ちを殺すことはあってはならないのです。

あなたがやっているその趣味、本当に楽しめてますか?
楽しめている自分を演じていませんか?

趣味はあなたが選択したものであって、義務ではありません。

周りの人間に勢いや流れがあれば自分の気持ちもそれに流されがちになります。
だけど自分の意思は決して他人に委ねてはいけません

そうして趣味を離れていく人間を沢山見てきました。
本当に惜しくてなりません。  

趣味が自分を救うこともある

社会人になってから6年間勤めていた会社でも色々ありました。

・就職してすぐ引継ぎの嵐
・残業手当ちゃんと付かない
・土日どっちか必要な仕事してるのにサービス出勤扱い
・24時間勤務
・パワハラ
・代休の未消化
・退職する時も有給未消化

などなど例を挙げるとキリがありません。
淡々と書いてるけど本当に酷いレベルでしたし、絶対許されるものではありません。

だけど辛い時に救ってくれたのは趣味でした。

インプレッサ

愛車インプレッサWRX STIでのサーキットタイムアタック
仕事に追われてお金使って発散するしかなかった、と言えばそこまでですが楽しかった。

好きなことに没頭している時は、自分が一番自分らしくいられる時間です。
嫌なこともインプレッサに乗って思い切りアクセル踏んでアタックしていれば忘れられました。

何か好きなことに夢中になれている瞬間、あなたは間違いなく幸せです。
仕事帰った後も、週末も、家にずっとこもってジッとしているなんて勿体ないです。  

仕事は我慢の連続?それなら辞めてしまえば良い

絶対に間違ってはいけないのは、仕事は義務ではありません。
義務教育を終えた時点であなたは自由な選択肢を持っているのです。

それなのに
「あぁ、明日からまた仕事か」
「またアイツに文句言われる」
「残業ばっかりで嫌」
「安月給でやってられんよ」
「休みが欲しい・・・」
「こんな仕事やってられるかよ」
「営業なんてしたくないのに・・・」
とか愚痴こぼしてませんか?

言いたいことは分からないことも無いけど、自由な選択肢があった中でその現状を選んでいるのです。
嫌なら辞めてしまえば良い、それだけです。

組合活動の中では「会社のために働いている組合員を守ろう」的な視点があると思いますが、残念ながら組合員は会社があるおかげ今の生活を送れている、というのが現状なのです。

職を失った瞬間、あなたは強気で生きられますか?
たぶん、多くの人は無理だと思います。

結局のところ「安定した収入を得るためには我慢が必要」ということだと思います。

不安定が怖いのなら趣味に逃げよう。
自分でストレスも解消しながら生きていこう。
それで良いと思います。

私にはたまたまそういう恐怖は無かったので独立起業しました。  

誰にとっても趣味は尊いもの

私にとって書道は趣味であり仕事です。
好きだからこそ頑張れるし、好きだからこと楽しいです。

DSCN3229

仕事でどんな辛いことがあっても、自宅に帰って趣味に触れれば嫌なことも忘れられるかもしれません。

でも逆に趣味のせいで不愉快な想いをすることもあります
私は多趣味人としてそれを無くしたいと考えています。

書道でも、多くの人はあくまでも【趣味】としてやっているはずなのに、結構古い習わし?のせいで疑問を浮かべながら書に向かっている人も多いです。

趣味は楽しんでナンボだと思います。

私のように筆を楽しむのも、硯を楽しむのも、墨を楽しむのも、紙を楽しむのも、立派な趣味です。

 

でもその楽しさに触れていない書道人が多いのも現状だと思います。
書道は書道展で活躍することがすべてではありません。

作品展でウケる字が自分の好きな字なのか否か。
書道家が良いと思う字が一般人の好む字なのか否か。

色々考えると、やはり上手い下手問わず『楽しんだもの勝ち』です。
これは他の趣味にも言えることです。

もっと書道を趣味にする人が盛り上がれば嬉しいですし、これから書道を始める方が増えれば非常に嬉しいです。

私はそういう方へ書道コミュニティを作りたいとずっと考えています。

この書道コミュニティ事業は他の楽しく書道をしているメンバーとともに歩みます。

書道がもっと近代的で、楽しい趣味になるよう、挑戦は果てしなく続きます!
「挑戦」本格的筆文字メンズTシャツ

この記事の著者

藤井碧峰

1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。

コメントは受け付けていません。

関連記事

プライバシーポリシー / 特定商取引に基づく表記

Copyright © 2018 藤井碧峰|正統派書道家. All rights Reserved.
ショップリンク