ポンコツホームページ180万円詐欺事件の話|用心深くても騙される
超立派な詐欺に遭ったのが2019年の話
超一流の詐欺会社が名古屋にありました。
今回の話は紛れもなく、僕自身が被害に遭った話です。
180万円ちょっとをパーにしていたという内容ですが、せめてこの記事をご覧になられた方が似たような被害に遭うのを防げれば安いもんです。

2019年の3月、とある携帯番号から電話があり、僕のことを知って凄く刺激を受けて、書道教室を始められたなら是非ウチでホームページを作って欲しい等と、熱いメッセージを頂き、後日家に名古屋市の〇リエイト社のM本と称する若者が自宅に訪問に来ました。
それ(=僕)を知るにも、既に今ご覧いただいている本物が作ったホームページがあったからなのですが、自分自身が挑戦者であることを強く自覚していたが故に、人を応援しながらお互いに成長していければとその時感じました。
「ウチのホームページは凄いんです、ラグビーチームの人が週に1回更新しているだけで100人近くのメンバーになりました。」
「ここのホームページの人は~の習いごとをされていて、ひっきりなしに参加申し込みの連絡がくるんです。」
「書道教室に100人いれば、月収ン十万円は普通にいけますよ。目標に合わせて更新を頑張れば良いんです。」
起業1年目のその頃はどんどん貯金が削られていくだけの仕事も無い状態でして、やるつもりのなかった書道教室を、憧れの先生の一言「教えながら勉強していくと良いよ」という言葉のもと、やるなら沢山の人数を集める書道教室にして安定収入を得ようと真剣に動き始めていた頃でした。
身近に他ジャンルで教室をしている自分にとっても、その稼げる公式はよく分かっていました。

このホームページもまだ効果があまり表れていなかった頃でして(ホームページは育ててあげないと多くの人に見てもらえるものにならない)、書道教室専用のホームページがあるとGoogleで検索した際に2回目に入るし、SEO対策における相互リンクの優位性もあるし、投稿の内容として書道教室にある程度特化していくことの有効性もよく理解していたが故に、前向きに捉えるための要素が多かったです。
毎月コンスタントに人が増えていけば(減っても申し込みが絶えないことが大事)、毎月のリース料約30,000円も余裕でペイできるなというところ。
優秀なホームページなので、書道教室の名前が売れるようになった頃には、制作のご依頼も増えてくるはずだと言われ、2つホームページを持つメリットを感じた次第です。
相手は僕がそこそこホームページというものを扱うことができることも知っていたので、「そっちの会社の一事例になるように何でもやってやるから、新しいシステムでも何でも要望してきな」という話をしたら、是非一緒にお願いします等と熱いメッセージを頂きました。
その宮Mくんは営業マンとして非常に優秀で分かりやすいし、お客さんの熱い気持ちに非常に寄り添い、応援してくれる、見事にこの子となら良い仕事ができるなと、昔から疑い深い自分でも感じた次第です。
そして当日、契約をしてしまいました。

ただ私もこの手のこと=詐欺に引っかからないように気を張ってきましたが、本当に良い業者に見せてしまう巧みな営業に騙されました。
しばらくして納品されたホームページ&システムの中身がとことんレベルが低い。(上記画像のがそれの一部)
パソコン触ったことのない人用なのか、アレンジも効かないし、HTMLコード入力も出来ない。
ホームページを作る前に打ち合わせに何度か来ていた子達も自分より若い子ばかりだったので(当時で20代半ばかな?)、先述の通り「そっちの会社の一事例になるように何でもやってやるから、新しいシステムでも何でも要望してきな」と言っていたものの、彼らはIT企業としての能力は一切無く、それを理解することもできていなかったようです。
このシステムの管理画面を見た時に、完全に騙されていたことに気が付きました。(←写真撮っておけばよかった)
ク〇エイトと名乗りこちらに電話してきましたが、後日相談で電話した際に他の会社名も名乗っていたので何パターンかあるようです。
そしてホームページのリース料?に関する仕組みはダイ〇フィナンシャルも絡んでいるため、強引で解約しにくいようにしています。
途中支払いが厳しくなり、支払いを5年から7年へと延ばしましたが、そもそもお金を生み出すホームページでないことが一番の問題であって1円の価値も無いどころか、良くなることを信じてブログを更新し続けた時間によるロスの方が多大です。
見事に180万円以上を失いました。
営業のMくんは熱いし良い子に見えましたが、契約後連絡を取ることすらできませんでした。
電話をしても出ない、システム納品後に「Mくんが言っていたことと違っとるねぇか!何で電話しても出んがや!」って言ったら、「Mは営業の担当で、もう藤井さんの連絡はこちら(本社側)で対応するので、よろしくお願いいたします」と。

せめて詐欺に遭っても、あの時の熱い気持ちが間違った方向に行っていることだけでも、彼に直接伝えたかったというのが、全てを経験した僕の想いです。
ホームページの内容打ち合わせの頃から関わり始めた実務部隊の子?に聞いていれば、営業のMは同級生やら何とかと言っていたので、悪いサークルのようなノリで詐欺を続けているのでしょう。
さて僕はシステムの管理画面を見て、これは効果が無いとほぼほぼ見破ることができましたが(←ちょっと格好つけて言ってみる騙された人)、アフターケアもできない人達です。
良いことばかりを言って、結局誠意の欠片もなく、これをビジネスとは呼びません。
2年前リースを終え、ホームページ継続のための契約を行わなかったのでホームページは抹消。
少し前に支払いを終えましたが、180万円以上支払いしているのに感謝のメール、電話一つない。
やはり詐欺会社だったのだなと思わざるをえませんでした。

契約した2019年、情報が薄かったこともあり、詐欺と気づいてからそのまま反省料として支払ってきましたが、今になってこの企業のGoogleの口コミや他掲示板に実態が書き込まれているようで、少しの安心とともに、どれだけの人が被害にあっているのかとゾッとしました。
集団訴訟の書き込みもありましたが、動いていらっしゃるのでしょうか?
お金を取り返すのは難しくとも、この詐欺会社を撲滅することが必要不可欠だと言えます。
名誉棄損でも何でも無く、被害を受けた者として実態を書いた次第です。
一歩間違うと事業を諦めて、命を絶つ人だっていると思います。
ただ事では無い、絶対に許されてはいけないことです。
どうしたら駄目なホームページを作らずに済んだのか
今になってみれば、このJetBさんに作っていただいたホームページが一つあれば何でもできたなと感じます。
土台はJetBさんが作って何度かリファインしながら、彼らにとっても最高のホームページ制作事例として君臨しています。
ただ、これが最高のホームページだと信じ抜くには、効果が出るにも時間が足りなくて、こういった事態に陥ったというところです。
その後騙された気持ちでいつつも、何とかして少しでも効果を上げてやろうと思い、詐欺ホームページも更新し続けましたが、見事にアクセスも少なく、書道教室の問い合わせも1回あった程度でした。

今回の件で、一番の騙されない対策は熱いヤツを全て受け入れるなということ。
熱いヤツは良い奴に見えても、何に対して熱いのかは別で、この事件の後にも色々経験はありますが、熱いヤツの中には、
・何事にも熱いタイプ
・自分のことだけ熱いタイプ
・自分の身内にだけ熱いタイプ
・一生懸命に頑張る人なら誰にでも熱いタイプ
など色々あり、下手に熱いと火傷してダメージを受けるだけになる場合もあるので、冷静に見ることが大切です。
次に、ホームページの前提として、
・ホームページは誰でも作れる
・ホームページがあれば誰でも効果を上げられるわけではない
・ホームページはカッコいいだけではいけない
というところです。
お安くホームページを作ってくれる人も沢山いるのですが、今では誰でも少し勉強すればある程度ホームページを制作できる時代になったので、それっぽいものはいくらでもできます。
正直僕ほどのホームページに関する知識があれば、ある程度のクオリティのものも作れますし、ビジネスにもできるます。
問題はいくら個人的にSEO対策等を行っても、沢山の方に見てもらえるホームページにするには、それに関する専門的な知識と、確かな手の打ち方を知っていなければ、悪手となってしまいます。
SEO対策はやらないよりはやったほうが良いですが、やったことにおける効果の出方が違ってきます。
僕も沢山のIT関係者や、怪しい営業電話に対応してきましたが、そこまでのSEOへの理解をもって実績を持ち、ホームページに向き合っている人はあまりいないような気がしています。

僕のホームページ制作をしてくださったJetBさんは、僕が起業時に自作したWordpressのホームページを見て、これじゃ結果が出ないということで、理論的に説明してくださっていました。
それが起業1か月ちょっとでの出逢いだったので、本当に運が良かったと言えます。
ここで先に出逢って懸命に更新をして、見られるホームページとして成長過程にいなければ、詐欺ホームページにも気づかず更新し続け、努力は報われず、更にはその支払いでくたばっていたなということです。
自分でホームページを更新できない人は、運営会社にお願いしてお金を支払って更新してもらうことになると思いますが、今のWordpress等だと昔のホームページ制作ツールより使いやすいので、一度チャレンジしてみる甲斐はあるかもしれません。
機能の全てを使いこなそうとする必要はなくて、一部の必要な箇所を一定のルール感を覚えて使う感じですね。
チャレンジしてみたうえで、その費用対効果があるかを見ると良いです。
何で今になってこの記事を書いたのか
今回ようやく重い腰をあげて、ポンコツホームページ180万円詐欺事件の話について触れました。
いくら真剣に人と向き合い、何時でも賢明な判断をしようとしたところで、心の持ち様とタイミングと、相手の技術によっては平気で騙されます。
巧妙な手口で逃げ道も閉ざされてしまいます。

あの詐欺だと気づいた時の落ち込みは半端ではありませんでした。
資金繰りが厳しくて、高岡の山町ヴァレーと砺波の北陸銀行にて作品展示をした際も、自分で裏打ちしたり、100均の額を買ってきて、極力コストの掛からない展示を心掛けたりしました。
もう後が無い、もう数か月の書家人生だったなと思っていたなかで、出逢った土肥さんと立山山頂雄山神社への看板奉納登山を成し遂げた時は、真夏のイベント設営アルバイトで資金難を乗り越えようと必死で働き体もやせ細っていました。
あまりにも哀れに見えたのか、周りの人間にも冷たい言葉を沢山言われ、書道教室も人が少なくて、運営維持するために(教室使用料の支払いと釣り合わない)アルバイトしているような雰囲気。
色んな支払いも遅れて、何とか時間調整して支払ったりとか、生きた心地がしない。
街で知人、友人を見かけるたびに、哀れな自分を見せたくなくて、どこかに隠れるような生き方をしていました。
それでも生きるんですよ。
もっともっと違う世界を見たかった。
応援してくれた人たちが見たかった世界を、自分の手で見せてあげたかった。
もうどんな形で死んでも良いと思って、本気を出して目の前のことに向き合ってきた結果、このJetBさんの制作したホームページは様々な語句におけるGoogle検索で上位表示されるようになり、事業が軌道に乗りました。
それは3年でやると想定していたことを、1年半で達成することに繋がりました。

もしあなたに目標、夢があるなら、懸命な努力をすることはもちろん、何か1つ自信をもち、勇気をもって一歩を踏み出してください。
僕はホームページをどこの誰よりも努力して更新し続けられるという自信はありました。
別に最初からホームページを触るスキルがあったのではなく、自分なら良い更新を続けられるだろうという根拠の無い自信です。
起業前までもあまり結果を残せてこれなかった自分を諦めていつつも、諦めているからこそ、もうどうなっても良いやと我武者羅にやってこれたというのが、僕にとっての勇気です。
その一歩を踏み出す時、怖いとか不安というか、なんとも言えない気分になりました。
それでも変えたい現実があったからこそ、勇気が勝ちました。
最初から誰にでもそれらがあるわけでも無いし、それほど身構えなくてもできる人もいる。
僕は何も足りているという状況から始めていないからこそ、懸命に努力し続けることでしか、自らの道は開けないことを知っています。





