藤井碧峰
1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。
INFORMATION
5年前にこの事業を始める前、退職する前からたくさん仮説を立ててきました。
その中で多くのことが自分の活動のなかで答えが出てきており、それが他の人にはたどり着けないノウハウのようなものになっていたりします。
例えばこんな活動をしていると、世の中に疑問に思うことがいくつもあります。
【お金持ちは(芸術)作品を買う】
もしかしたらそれは投資かもしれません。
一方で思うのが、お金持ちだから作品を買うのか?ということです。
いや逆ではないでしょうか。
作品を買ってしまうような人だからお金持ちになったんじゃないか。
僕はあらゆる話を一旦逆に考える癖があります。
何度も書いていることですが、作品を買わなくても世の中を生き抜くことはできます。
しかも作品は安くないです。
作品を購買対象とするのは、世の中の多くの消費行動の中でも異端の行動かもしれません。
でも【普通じゃない選択・行動をできる人だから成功して、お金持ちになった】という仮説を作れます。
そこに価格同等、いやそれ以上の価値を感じ取る感性を持ち合わせているから成功したのか。
僕にご依頼をされる方、書作品を求められる方には経営者やリーダーの方が多いですが、何かしら強い想いを持っている方が多いです。
その言葉の数々を振り返ってみても、想いが道を作り上げていくのであって、お金がどうこうで悩んでいるフリは見せない感じがしています。
何にしても「お金持ちになったら買います」「出世したら〜」ってのはよく聞く言葉ですね。
そんな返答は数えきれないほど聞いてきましたが、それで人生変わって行動した人を見たことが無いし、これからもそうだと思います。
そこから抜け出すには、いつもの自分と違う異常行動をするのが手っ取り早いです。
普通の人がすることを知った上で、そうじゃないことをするだけで結構運は引き寄せられると思いますけどね。
僕自身が普通じゃないことを結構しているようで(ヤバい奴みたいな言い方)、一人で突発的な行動をした際に何かと凄い運を導いてしまいます。
それなりの会社を辞めて起業するという選択をした時から、会社員時代と比較にならない運を引き寄せてきました。
レストランでも自販機でも毎回違う選択をするとか。
頭の思考回路を壊すのが刺激になるもんです。
元々僕も起業家になりたくて経営の世界に飛び込んで、今を物凄く楽しんでいる身ですが、雇用者と労働者では結構考えていること、見えている世界が違うなという風に思います。
もちろんそれぞれで完全に分かれているわけでもなく、雇用者に近い考えの労働者もいれば逆もあります。
でも経験したかどうかで大きな差が出るのも事実です。
思考に関して言えることは、良い意味で変わっていることが大切と言うことです。
一方で一般論や世間の常識を知っておく必要もあり、それを知りながらも道を外したところに正義があると判断したら、堂々と道を進む勇気を持っていることが大切と言うか。
普通のことしていたら、あまり前進しないですからね。
古典臨書もそんなもんで、色んなのをやるから良いんでしょう。
運動でも何でも、割と人の行動を見ていると、自分の得意な、気持ちよくできる練習ばかりしているんですよ。
初めてのこと、苦手なこと、違和感のあることをした方が経験値も増えやすくて自分のためになるんですよね。
道もいつもと違う道を通ってみるとか、気分転換が大切です。
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