藤井碧峰
1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。
INFORMATION
起業時より商品の値上げを何度か繰り返してきているのですが、表札、命名書、オーダーメイド色紙といった一部商品につきましては販売開始時より変わらぬ価格設定で制作をしておりました。
それらの商品は比較的需要があるがために、より多くの人に手にしていただけるようにお手頃な価格にするように心がけていました。
しかし物価が高くなってきていることと書道界も切り離せない状態になってきました。
当事業はインボイス制度への対応も必要です。
また賃上げが言われる世の中で、我々個人事業主は注目されにくいですが、年功賃金のように年齢や勤続年数で上がっていく仕組みもないので、こうして価格の見直しで対処しなければならないのです。
実際のところご利用いただく方の層も変わってきており、安いから選んでいるのでは無く、本当に良いものを求めてくださっている方ばかりになっています。
また価格の高い商品の方がクレーマー被害に遭うことも少ないことがはっきり分かりました。
作家としてある程度尊重されるべきところも、価格の低い商品では蔑ろにされがちです。
価格の高いものはちゃんと人(作家)で選ばれるので、変にお客様の趣味に合わせすぎて中途半端なものをお届けする必要が無くなります。
私もプロなので、自分自身が最高だと思えるものをお届けすることが求められています。
昨年は手書き表札も沢山書かせていただいたのですが、その一方で腱鞘炎が益々悪化し、断らざるを得ない仕事も出てきました。
忙しすぎて休みも無いので、その点の改善をはかりたいと思っております。
より良いものをお届けするために、自分自身が豊かに暮らせる作家生活を組み立てて参ります。
価格改定は4月の予定です。
本当は書道家藤井碧峰の起業から5周年の6月でそれを行うか悩んだのですが、お祝いすべきその時をお客様にとって負のイメージを持たれるようではいけないと感じた次第です。(超個人的な問題です)
なお、4月以外にもちゃんと案内して価格の見直しする場合と、こっそりと行う場合がございますのでお気を付けください。
先述の商品以外のものも、その時になって変更するかもしれません。
いずれにしても私の使命は、本物の字を求めてくださるお客様に、世界一良いものをお届けすることです。
これは起業当初より、事業の核として持っているものです。
時代が変わってもこの使命が実現できるように、これからも商品のラインナップの変更も含めて、色々誠意ある対応をして参ります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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