美しい形で結果を生み出し、成功体験を掴む
大切な存在だから、一人一人と真剣に向き合う
書道教室の子供達の一大イベント、校内書き初め大会が一旦終わって、心揺さぶられた先日の金曜日教室。
全員が良い結果にとは流石にいかないけど、ずっと悔しい想いをしていた子の県大会出場が決まったり、あまり話さなかった子が自分の言葉で喜びと感謝を親に伝えていたりと、何年も同じ子供達と真剣に向き合ってきたからこそ、嬉しいことが沢山あって特別な年になりました。
藤井碧峰書道教室は少し前までずっと満席状態だったこともあり、新規入会者に小学生をずっと受け入れせずに4年程やってきました。
滅多に辞める人がいないこともあり、今いる子達は良いご縁があって来ているのだからと、本当に大切に思って教室運営を行ってきただけに、一人一人への思い入れも大きいです。
だからと言って泣きはしませんが(笑)、涙が出そうになるほど嬉しかったです。
前回まで県大会に行って今回行けず悔しがっていた子は、本番の字も本当に良い字を書いていただけに納得いかないこともあったようです。
「自分は本当に良い字だと思うし、よく頑張った。今回は残念やったかもしれんけど、人は勝ってばかりいると優しくなれない。負けたからこそ、負けた人の気持ちが分かって優しくなれる。だからお前は優しい人として、また前向きに頑張るんだよ」と伝えると、気持ちが落ち着いたと言って、笑顔を見せてくれました。
こういう時はいつも指導している側がどう評するかが大切だと思います。
ただの慰めとして上辺だけのことを言いたく無いし、本当の彼らの姿を見ていないと話せない言葉があります。
この瞬間にも、指導者としてこの子と出逢えて良かった、幸せだったなと感じました。
子供に限らず一般(大人)の生徒さんもですが、いつでも【如何にして美しい形で結果を生み出し、成功体験を掴み取るか】を大切にしてきました。
その美しさとは、
・自らが”こうなりたい!”と感じて、口だけじゃなくて実際に行動を積み重ね成長すること
・勝ち方を学んで勝つのではなく、純粋に良い字を書いた先に結果が出ること
を主に示しています。
この美しい形での成功体験を経験することが、子供達の今後にとって非常に有意義であることを知っています。
最初からある程度良い成績を収める子もいます。
一方でなかなか芽が出ない子もいます。
僕はと言えば、書道ではどちらでもあり、どちらでも無いタイプでして、両方の気持ちが分かります。
書の世界は大変奥が深いものですから、”勝ち方を学んで勝つのではなく、純粋に良い字を書いた先に結果が出ること”という基準を持っている限り、誰もが先の目標を持って行動を積み重ねて成長していくことができます。
みんな長く続けていることもあって、可能性が沢山あって楽しみです。
だからと言って、進学のタイミングで書道を辞めても、僕はこの場で頑張った子なら少し寂しくても受け止めて、応援していたいと思います。
それはみんな藤井教室でそれぞれに美しい形の成功体験を積んだことが、きっと他のことでも生きると確信しているからです。
そうして活躍したり、頑張ってくれることも僕にとっての幸せです。
随時生徒募集をしていなかったが故に、新しい仲間を求める日々が続いています。
仲間は選びますが、自分はもちろん、周りの生徒も大切にしたいと思うような良い仲間と出逢って、またこんな日が訪れるのを楽しみにしています。
これからも努力し続けます。
生徒にとっての理想郷を創るために。