楽天市場撤退とヤフーショッピング断念
楽天市場撤退とヤフーショッピング進出断念
昨年6月に楽天市場を泣く泣く撤退しました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【楽天市場を撤退した理由と出店のメリット・デメリット】
この時、一気に売上が落ちることも想定していました。
代わりの手を打つため、ヤフーショッピングの出店を真剣に考えていたのですが、何をどうやっても審査が通らない。
第一審査が通っても、第二審査が通らない。
しかも第二審査に落ちると、また第一審査から受ける必要があり、それも同じ出店の詳細内容を入れてもたまに通過する。
途中、事務所の証明になる住民票(確か)の提出やら、各商品を在庫しているところの写真、仕入業者との写真やら、取引を証明する請求書の写真、業者の細かい情報も求められて、それを丁寧に対応したにも関わらず落ちまくる。
調べてみると、ヤフーショッピングは在庫が無いのに商品を販売して、勝手に店側からキャンセルされることが頻発したことにより、在庫しているかどうかが重要ということ。
つまり表札やら命名書、筆文字スタンプを主体的にネットで販売している藤井碧峰は、オーダーメイドで対応することが前提であるため、在庫の証明も一切できません。
会ったことも無い県外の仕入業者にお願いして、謎のツーショット写真を撮ることもできません。
(お願いすればできると思うが、それでヤフーショッピング側が正当な判断をするとは、今までの状況から想像できない)
審査が通過しない理由を問い合わせしても、何にもならない無味無臭の返信がきただけでした。
それでも、せめて取り扱える商品だけでもと思い、頭を使って対策して審査を通ろうとしましたが、1か月半ほど頑張った末に諦めました。
【出さざるを得なかった結論:オーダーメイド作家はヤフーショッピング合わない】
だけど人間、ヤバいと思うと凄い力がみなぎってくるもので、色々と対策をしたせいかここ半年の仕事量は感覚的には変わらないような状況です。
5年間お世話になった楽天市場様のおかげで、知名度を上げてもらえたということにしましょう笑
あとは結婚のこともあり、忙しくしていたので不安に思っている暇はなかった!
この記事をいつ出そうかと悩んだりもしましたが、この手のことは少し時間を置いた方が冷静に見れるので、半年ちょっと経った今になって出しました。
ネットショッピング、ネットサービスともに様々なお誘いが来ますが、ほぼほぼ効果を上げられないところばかりと聞きます。
無料系のECは、内部にショップの数を抱えることはできても、普通にGoogleで検索してお店を探している人にはアプローチしにくい。
そんな時に楽天市場のようなECモールは、検索上位に来るため強いです。
名前を聞いて知らないEC、パッとしないECは、仕組み・内容を見ていてもそこまでのものでした。
更にしつこく誘いの電話を掛けてくるようなところは、必死にならざるを得ない理由が大体にしてあるのです。
良いものを作っているなら、きっかけを作った後は堂々と構えていれば良いのです。
そんなことを言っている自分も、流石に楽天市場の場を埋めないと気が落ち着かなかったため、販売チャンネルとしてCreema(クリーマ)を始めました。
こちらもお客様と繋がるまでのアルゴリズムは大体理解したのですが、自分にしかできないアプローチの仕方を求めて長い目で見ています。
経営とは生き残ること。
時代は常に変わり続けています。
そのなかで判断を迫られることが度々ありますが、その度に実力を試されています。