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BLOG 書道・筆文字

その人の生活・人生を変える作品を届けたい

従来の作品に対するイメージを変えたい

仕事に追われる日々で更新が途絶えてしまいました。
最近はずっとオーダーメイドの作品制作ばかりしていたのですが、それぞれのお客様に想いがあって、それに真摯にお応えすることの喜びを感じておりました。
2年前の今頃より制作のご依頼も結構頂けるようになったのですが、数を重ねていく中で感じていることをお伝えしたいと思います。

オーダーメイド作品のご依頼

私は会社員を辞めて書道家として起業し、人生を良い方向に持っていくために常に考え、行動してきたのですが、そのなかで実際に毎日の生活が楽しく充実したものになっていますし、他の人にも今ある現状より良い未来を手にして頂きたいなと思って制作したり、このブログを書かせて頂いています。
特に書道家として作品をお届けすることにこだわって活動してきているのですが、書作品ってビジネス的に見ると生活に不要なものなんですよね。
そうじゃないという意見の優しい方もいるかもしれませんが、シンプルに見ると絶対必要というものではなく、そういうことです。

そのなかで、安くもない作品を買って何のために飾るのかということが疑問視されるわけですが、それに対する私の答えは【より良い未来を手に入れるため】ということです。
自分の生きる空間に好きな書作品があるだけで、意識の持ち方やその場の雰囲気は結構変わります。
その中で良い気の流れももたらしてくれるのではないでしょうか。
これは私の妄想ではなく、実際に作品を受け取ったお客様から頂いた言葉の数々がそれを証明しています。

オーダーメイド作品制作 

砺波市内の銀行での作品展示やネットで見た私の作品を見て、よく知人・友人に
「お金が貯まったら作品書いてほしいわぁ」
「お金持ちになったら買う」
「宝くじ当たったら買います」
とコメントを頂くことがよくあり嬉しいことなのですが、その一方で会社員から今や書道家として3年半以上経って生き残っている私なりに伝えていることは、

【もし本当に欲しいなら、今の人生を変えるために早めに手に入れるべき】

ということです。

これが怪しい営業トークに聞こえる方は既に仲良くなれない気がするのですが、別に私の書作品に関わらず、人それぞれ欲しいものであれば、車であったり楽器であったり、スキー板でも筆でも何でも良いです。
それを買ってその人の人生がより充実する方向に行くなら、それは消費ではなく≪自己投資≫になると思っているので、早めに手に入れればそれだけ後の人生にも良い影響を及ぼしてくれるということです。

つまりは「お金持ちになったら作品を手に入れたい」という考え方をするのではなく、「お金持ちになるために作品が欲しい」という考え方のほうが良いです。
その考え方でずっと生きてきてお金持ちになれていない現状があるなら、その現状を打破するための”いつもと違った選択をすること”が求められているということです。

生活・人生を変える書作品を届けたい

実際に私はどうしているか、というと欲しい筆を極力我慢せず、自分できっかけを作っては買っています。
もちろん安くはないです。
2年前、どれだけの脅威か分からないコロナ禍が始まった時、思い切って30万円ほどの高級羊毛筆を買いました。
実際には作品制作や練習に使うことなど滅多にない、ただの贅沢品ではあるのですが、やはりそれを持っていること自体がやる気に繋がりましたね。
そしてその高い羊毛筆は最初から使いこなせませんでしたが、1年ちょっと経って使えるようになっている自分がいることに気づき、高かったけど自分を成長させてくれる道具だと思えば安い買い物だったなと感じたのでした。(そうして暴走的な衝動買いが始まるのであった・・・)

現状に満足しているという人ならともかく、現状に満足できていない自分がいるなら、日々の生活のなかで何気なく変わりないことをしている領域を変えてみる。
それが新しい自分へのステップアップです。
いつも同じ道で会社へ行き来しているなら違う道を通る、コンビニで同じものばかり買わない、いつもと同じ服を着ない。
楷書ばかり書かず行書を書いてみる。座って書いて上手くいかないなら立って書き、それでも駄目なら横になって書く。

生活・人生を変える書作品を届けたい

今ある環境を変えたいなら、という点ではこういう色紙作品をご依頼頂いたこともありました。
これが玄関とかリビングに飾ってあれば、それは変わりますよね。
私自身も今日より明日は前に進んでいたいし、明後日は明日よりもっと前に進んでいたいです。
私の書いたものでより良い明日がやってくる人が、一人、また一人と増えている現状は楽しいです。

立山山頂雄山神社奉納登山|富山県の書道家藤井碧峰

今はこんな前向きなことばかり言っている私ですが、かつてはそれほど何もできず無難で変わらない日々を送っていました。
2015年までそんな生活をしており、当時はスマホか携帯電話か思い出せませんが、その中に入っていたゲームばかりしていました。
それが楽しかったのもあるかもしれませんが、ゲームの中の自分は成長しても自分が成長していないということに危機感を感じて、変わらなきゃいけないと思ってからはゲームを全てアンインストールして、パソコン内のゲームもアンインストール。(地味にソリティアとかフリーセルも中毒性強いですよね)
テレビゲーム機器も撤去。

会社の仕事も段々要領が良くなっていくので、残業をせず早めに切り上げて自分の時間を作るように徹底。
会社の時間は自分の時間ではなく、自分の時間を切り取って提供して、その見返りとしてお給料を頂いているという考え方でしたね。
そのなかで空けた時間に本を読むようになったり、卓球のコーチをしにいったり、県内外に行って新しいことに触れたりしていく時間を増やし、ずっと避けていた登山にも挑戦してみて、立山の魅力を再発見しました。
もちろん書道にかける時間も段々増えていったのでした。
そうして自ら積極的に行動をしていくようにすると、自然とチャンスが増えてくるものです。

富山平野と能登半島

とにかく、今より良い明日を、未来を手にしたいなら早く、今すぐにでも動いて、この状況を変えていくしかありません。
お金で買えるものでも、極端に高くない、ちょっと気持ちの中で頑張れば手に入る程度のものなら早く手に入れてしまった方が良い。
それで今より豊かで前進した自分を味わえるなら。

全く先の見えない老後にばかり怯えて動けなくなるよりかは、今この時に集中して、自然と良い未来に繋げていけるよう、私も挑戦してみたいと思います。

この記事の著者

藤井碧峰

1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。

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