藤井碧峰
1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。
INFORMATION
大学受験の皆様、まずは共通テストお疲れ様でした。
きっとこれから自己採点して一喜一憂することと思われます。
でも大学受験一つで人生の善し悪しは決まるものではありません。
学力・学歴でやれる仕事も素晴らしいけど、純粋にやりたいこと見つけてそれに励む方が良いかもしれません。
そのためにも自分はどうしたいのか、ワクワク感、ドキドキ感を大切にして意思決定をして欲しいなと思います。
あくまでもこれまでと言うのは義務教育という学生生活の中である程度制限の掛かった世界で生きてきて、これからは自由が増えるわけです。
自動車の普通免許も取れるようになって車に乗って色んなところにも行けるようになります。
その中で色んなことにチャレンジしてみて欲しいし、色んな価値観に触れてほしいですね。
そしたら意外とこれまで思ってきた理想というのは小さい世界のものでしかなかったことに気づくかもしれません。
人の考えと言うのはどうしても生きている環境に左右されるものなので、そこを離れると何か”そう思わされていたこと”に気づくかもしれません。(親の人から見て不都合な展開になるかもしれないですが)
いかなる時も自分で決めたということが一番大切でしょう、後悔しないためには。
自分で決めて自分で首を絞めたならそこまでの話だけど自分の責任を痛感できる。
そこで”親が言ったから”という理由で決めると、親に責任転嫁できる。
でも親がずっと死ぬまであなたの人生に責任もって面倒みてくれるわけじゃないからね。
常に沢山の情報を仕入れて、もっと豊かな暮らしをするためにどうすれば良いか考えていけばそうはならないでしょうね。
ここからは勉強したくない人へのお話のようなものです。笑
高校までの学問というのは生きていくうえで必要なのか何なのかも分からないものも多かった気がします。
学力を試されるがための学問というような気がして、上っ面ばかり勉強させられるから面白くもない。
点数を取るためだけであって、その人のためになっていないなら学問と言えないかもしれません。
やっぱり物事の本質を見るまでは、意味をかみ砕いて理解するまでのプロセスが大切でしょう。
本当は学問というものは面白いものです。
まずは自分の好きなジャンルを極めれば良いのですが、気になったことがあればすぐ調べる癖をつけて、そこから考える、そして試してみる。
そうしてようやく自分のものになります。
昔の人より今の人はそれが容易にできます。
モノに溢れているし、スマホがあるからすぐ調べられる。
何か話題にあがった時に、気になればすぐにGoogleで調べれば良いのでその場で解決できる。
そしてWikipedia巡りでもすれば尚更その事柄への興味が増し、調べて解決していく・・・。
身近に感じられないから興味の湧かないことも、深く知っていくうちに自分と身近なことに気づけるはずです。
知ること自体が楽しいことだし、生きていくこと自体が学びであるし、仕事に就くと毎日が学びだということに気づきます。
学問と聞くと堅苦しく考えがちですが、自分を楽にしていくための手段でもあります。
またこれまで興味の無かったことに興味を持てるようになるということでもあります。
身の回りで楽しく仕事をされている方は貪欲に学んでおられます。
自分自身よき学びをこれからも続けて成長していきたいです。
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