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書作1月号に最優秀作品にて近代詩文書が写真掲載

松尾芭蕉の俳句を書いた詩文書

競書雑誌「書作」の2020年1月号に出品していた近代詩文書作品が最優秀作品で写真掲載されましたので紹介致します。

書作ホームページでも紹介されています↓ 
https://www.shosaku.net/excellent.php

書作11月号松尾芭蕉「海くれて鴨の聲ほのかに白し」

書作11月号松尾芭蕉「海くれて鴨の聲ほのかに白し」

詩文書はいつも色々と試していますが、今回は金子鷗亭先生の書かれた参考作品が隷書風の作品であったので、完全に違うリズム感で書いたような形になりました。

私も近代詩文書を書き始めた3年ほど前は鷗亭先生の作品を見て真似て書くところから始めたものですが、最近は作家魂?で自分らしいものを出せるよう試行錯誤しています。

そんな最中に最優秀に選ばれたものですから嬉しいですよね。
特にこの作品はお気に入りだったので尚更です。

実はこの作品は出品前に砺波市の中野公民館に飾っていた作品です。

書作11月号松尾芭蕉「海くれて鴨の聲ほのかに白し」

「海くれて鴨の聲ほのかに白し」
この句の意味を考えるとこんな明るい作品になったのですが、書作も全国から1000点以上集まってくるような競書雑誌なので、まさかこんな作品が目に留まるとは思いませんでした。

書道をされている方も是非競書雑誌への出品頑張ってみてください。
良い競書雑誌なら頑張れば頑張るだけ実力が向上します。

自分がまさしくそういう経験をしてきました。
こうして写真掲載されるかどうかも競書雑誌によって難易度が変わりますが、やり方次第では自分の作品の方向性を確認することもできます。

競書雑誌お勧めします。

この記事の著者

藤井碧峰

1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。

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