藤井碧峰
1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。
INFORMATION
現在、北陸銀行砺波支店にて展示中の「藤井碧峰書作展」ですが、7/12~8/22日までという長期間に及ぶ展示ですので模様替えしてきました。
先日まで高岡市の山町ヴァレーにて展示していた作品の一部も砺波支店に移動しました。
一部新作も入れてみました。
今作品にできるもので、雰囲気の違うものを展示しております。
意識して書風を変えようとしてもどうしても藤井碧峰らしさというものは消せないものです。
それが個性であって、癖で無いようにするために臨書しているわけですが、銀行にお越し頂く方にはどう見えるのでしょうか。
私たち書道に親しむ人々は、言葉を文字という伝達ツールで表現しています。
それぞれの言葉に意味があるのなら、それぞれに合った雰囲気や書風で表現するのが芸術です。
やみくもに賞を取りやすい書風でワンパターンに書き続けることは芸術でも何でもありません。
ただの作業です。
実際に北陸銀行や山町ヴァレーにて見て頂いた方には、多様に書いていることや好きな作品等について色々ご意見をうかがうことができました。
やはり私の意図して展示したところは良かったようで、色んなパターンがあるからこそ何かしら1点は好きな作品を見つけて頂けるような、そんな展示になった模様です。
それが創作に限らず、臨書作品の中にもあったことが面白かったです。
今回は初めてなので、自分の書道家としての方向性を示すために臨書作品を展示したのですが、それもまた書道の面白さを知って頂く要素になったようです。
マラソンやクロスカントリースキーなど、パッと見で辛そうで楽しさが分かりにくい競技があります。
(色んなご意見があるとは思いますが。。。)
書道も同じで、「字を書くことの何が楽しいんだろう?」とお思いの方、いらっしゃいませんか?
この北陸銀行の展示では、作品を見て”良いな”と思ってもらえることを第一に考えています。
そしてそれは決して手の届かないものではなく、自分の手でも生み出せることを知って頂きたい。
時間は掛かっても、純粋に憧れたり向上心を持っていれば、いつかは近づけます。
書道は自分の中に蓄積されるものなので、頑張っただけの成果が出ます。
北陸銀行砺波支店にも藤井碧峰書道教室の案内を置いておりますが、ご興味がございましたら是非体験レッスンにお越しください。
先日お問い合わせを頂きましたが、新しい曜日を設定する際にはどうしても人数の確保が必要となります。
こればかりは慈善活動というわけにはいきませんのでご了承ください。
現在は砺波教室しかありませんが金曜日の午前、夜に行っております。
他の曜日でご要望がありましたら、まずはお問い合わせメッセージにてお伝え頂ければと思います。
すぐにその場で「なら始めよう!」ということは無いですが、またこちらのホームページ等で告知して
人数が確保でき次第、ご連絡差し上げますので宜しくお願い致します。
藤井碧峰書道教室について
https://original-sho.com/jetb/blog/2813/
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