屋久島の旅①|神秘の島で水と自然を堪能
変化する天候に合わせて臨機応変に対応
先日のことですが、休みを頂いた期間中に鹿児島県にある屋久島に行ってきました。
屋久島へ行くための手段としては、車で鹿児島空港まで行き、その後飛行機で移動して屋久島空港へとおりました。
と書くのは簡単ですが、実際には13日の午前中から天気が悪く、自分たちの乗る夕方の便までの便は欠航になって、我々の飛行機も向かうことは向かうけど、無理だったら引き返すとのことでドキドキものでした。

約20年ぶりの飛行機だったのですが、小型機だったこともあり揺れた時ぞっとしましたね(←ビビり
でもちゃんと屋久島に着くことができて安心しました。
一方で、先に予約していた縄文杉のガイド付きツアーは山の状況的にできない(降雨により)こととなり、翌日の日程をどうするかを考えることとなりました。
レンタカーを借りて屋久島一周を検討したものの、それが18時頃だったので電話をかけようにも営業所がなく、翌日朝確認するまで車を借りれるという確定はできないということで、またハラハラしました。
そして夕飯もどこか予約することもできず、何とか運よく貸し切りのお店に入れてもらえましたが、日曜日営業が少ない島で一苦労。
その後今回の宿である旅荘美山さんに着き、女将さんとお話して「島に入れなかった人もいるので、きっと借りれるはずですよ」とお声がけいただき、少しほっとして寝ることができました。
(宿の玄関にあった癒しの存在↓)

翌日朝、8時になるなりデスティーノレンタカーさんに連絡し、無事アクアを借りることができました。
対応も非常にスムーズで、快適なやり取りに感謝。
この宮之浦の地から屋久島一周ツアー開始です!
最初は微妙な天気。徐々に回復する屋久島西側

まだ曇りで雨が不安な中、最初に「志戸子ガジュマル公園」へ。
ガジュマルは熱帯から熱帯地方に分布するクワ科イチジク属の常緑高木で、日本では九州の屋久島と種子島以南に生息するとのこと。
なかなか見がいがあって良かったです!


その後、布引の滝に寄りました。
何段かの滝になっているそうで落差50m、道側からは滝の上部が見え(上側写真)、近くにある駐車場から歩いて近寄ると滝の下部が見えます。(下側写真)


この後、ゲリラ豪雨のなか運転を頑張り、「西部林道」を走る頃には晴れてきました。
ここはヤクシマザルとヤクシカが共存する世界で、普通に近くにいるところを見ると微笑ましく思えました。
車を借りれば沢山の動物に会えますが、当然ゆっくり走る必要がありますし、そもそも細い山道なので運転が苦手な方には難しい場所です。
普通車同士ですれ違う時は大変ですが、それでも自然を堪能できて良いですね。





西部林道を抜ける頃には天気が良くなりました。
「大川の滝」日本の滝100選にも選ばれていて落差88m。
雨が降った後なこともあり、これまで見た滝の中で一番の水量を味わうことができました。
ちなみにカッパを着ていかないとずぶ濡れになります笑

その後昼飯のため行った場所で「中間ガジュマル」を見てきました。
2002年の朝のテレビ小説「まんてん」でのロケ地だそうで、車で中をくぐることができます。
ただし、かなり狭いので要注意です。

屋久島南部へ。
こちらでは近い範囲にある3つの滝を連続して見ました。
日本で二つしかないという、海に落ちる珍しい滝「トローキの滝」
道中に蟹が沢山いました。


千尋の滝に向かう道中にある「竜神の滝」は落差30m。

スケール感が大きい「千尋の滝」の落差は60メートル。
この滝は去年だったか、たまたまTVを見ていた時に流れていた映像が綺麗で印象に残っていましたが、非常に良いですね。

その後は島の東部に移動しつつ、山に向かって走ります。
縄文杉のトレッキングツアーが無くなったものの、資料館で見る以前に本物の古い屋久杉を見てみたいという気持ちがあったからです。
ヤクスギランドに向かいつつも、一旦横を通って「紀元杉」へ。
さっきまで海の近くにいたのに、一気に標高1200mまで来ます。
推定樹齢3000年程の屋久杉とのことですが、車でほぼ真横まで行けます。

次に「ヤクスギランド」へ行き、50分のコースを歩いてきました。
所々屋久杉に関する説明があるほか、複雑な形の栂の木なども魅力的です。
そして雨が降った後なので苔が生き生きとしています!








夕方、旅荘美山さんで美味しい夕飯を頂いた後、雲の展望台へ。
白谷雲水峡への道中にあるのですが、夕日が落ちたくらいの時間に行って、宮之浦の景色を見ることができました。


あまりにも見どころ沢山で、ボリュームがありすぎるので屋久島の記事第一弾はここまで。
翌日までレンタカーを借り、もののけ姫の舞台にもなった白谷雲水峡を歩きます。
近日中に公開!?