藤井碧峰
1990年2月富山県砺波市生まれ。平成生まれの若手書道家として、古典臨書に基づく正統派の書が持つ本物の字の良さを追求しながら、現代的で、誰よりも敷居の低い、身近な書道家を目指して活動しております。第七回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展 天来賞受賞。令和元年、日本三霊山 立山山頂 雄山神社峰本社に看板奉納。
INFORMATION
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2023年12月最後の一週間は何人もの知人、友人にお会いしてきて、本当に幸せな時間でした。
経営者の方がほとんどで、見事に仕事の話ばかりしていて、やはり自分は仕事が心の底から好きなんだなと思いました。
書道は好きですが、正しくは”書道を通して良い仕事をすることが好き”というのが実情です。
これが書道好きなだけだと、違った方向にいっていたような気がします。
高校卓球部の時に強い先輩がいて、練習や試合の度に球がいくつか粉砕される凄まじいスマッシュを目の当たりにして衝撃を受けました。
それからは何か他の人に負けない武器を持たなきゃなと思って、狙った単品の技術はそれなりに向上ました。
それでも結局レシーブや繋ぎの技術が今ひとつで中途半端に終わりましたね。
卓球をしなくなった今も先輩のプレーが頭に残っていて、あの人は自分の良さを活かす流れがプレーに存在していました。
尖ったものを持つことは今の時代に必要と言えますが、正直それを活かすための努力をしなければあまり意味をなしません。
書くことは当然ながら、書くこと以外も相当大切にしてきたからこそ、今の充実した交友関係があるように感じています。
2023年という1年は、自分の強みがよく理解できる場面を何度も経験できました。
そこに需要があることも確認できましたし、その【需要=求める方】にアプローチできるように、自分の強みを活かしながら、もっともっと努力していかなければいけません。
とにかく『本物の字を一人でも多くの方に届ける』の経営理念のもと、今年も精一杯頭も体も使いながら頑張ってまいりたいと思います。
よろしくお願いいたします。
今日の午後から能登のほうで震度7の地震があり、被害状況も色々見えてくる中で、私のほうでも震度5弱?の地震がありました。
2階にいたのですが、人生で生まれて初めての強い揺れでして正直怖かったです。
我が家の被害としては、自分の部屋の額が落下して壊れました。
ガラスの部分は幸い割れずに済み、中の色紙作品も守られ、フレームが分裂した形になります。
あとは床が傷ついたり。
これはなるべくしてなった落下でして、壁に引っ掛けずに”壁に立て掛けしていたため”滑り落ちたようです。
基本的には額は壁に紐で吊るした方が良いと思っています。
思っていながら対応しなかった私が悪いですが、書道家の身として安全のために情報共有させてください。
なお、額にも一体型のものとそうでないものがあります。
今回落下した額は安いのもあると思いますが、フレームの角を接着剤?でくっつけてある程度のものなので、落下したら簡単に崩壊します。
また額にも透明板はガラスの場合とアクリルの場合があり、ガラスは割れる可能性も高いので要注意ですが、いずれにしても危ないので落ちないように。
額は基本的には掛けた方が安全かと思いますが、掛ける壁やフックの強度も大切ですし、大きさによっては2点掛けしたり等、考えることも大切です。
また、地震が起こった際は、揺れが収まったら壁からおろして平たい場所に置く等の対処をしましょう。
今流れてくる情報を見ているだけでも、能登地域の方々は言葉にならないほど大変な状況です。
大好きな能登の地に、これ以上甚大な被害が起こらないことを祈っております。
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