INFORMATION

BLOG 書道・筆文字

書道家の命名書とは?おすすめの選び方とポイント

【写真入り】書道家のこだわり命名書|A4和紙プリント|出産祝い、贈り物

新しく命名された赤ちゃんの名前を記念するために贈られる「命名書」は、家族の宝物として長く愛される存在です。
書道家によって手掛けられた一枚は、記念のみならずご家族の想いを表現する書作品としての価値もあります。

本記事では、書道家の命名書の魅力から選び方のポイントに至るまで紹介します。
初めに命名書の役割を理解し、その後に書道家藤井碧峰が手掛ける命名書の特徴に焦点を当てます。
藤井碧峰の命名書は、他の作家の作品と比較して何を大切にしているのか、デザインや書体の選び方から価格・納期まで、納得のいく選び方を提案します。

この記事をもとにして最適な命名書を選ぶことで、新しいご家族との特別な瞬間を永遠に記念する素敵な選択をしていただければ幸いです。

書道家の命名書とは?

【色紙】書道家の手書き命名書|数パターン有|出産祝い、贈り物|書道家藤井碧峰

書道家が手がける命名書は私の捉え方では、(本来は)赤ちゃんの名前を純粋な美しい書や、品格ある古典由来の書で書き上げる特別なものだと捉えています。
命名書は赤ちゃんの誕生や名前を祝うだけでなく、一生に一度の大切な瞬間を記念する装飾品としての役割も果たします。
また、その子供の未来への希望や願いが込められ、親や家族にとっても深い意味を持つものです。

そのため、ご家族自身が書かれず書道家に依頼する場合は、その書自体に魅力があったり、その人に依頼する意味が無ければ、既存書体(活字)による印刷の命名書や、安いだけの手書き命名書へと選択が変わっていってしまいます。
書道家は自身の技術と感性を活かして、その家族にとって唯一無二の作品を作り上げます。

命名書の役割

【ステン額】書道家の手書き命名書|水色・ピンク

命名書の主な役割は、赤ちゃんの誕生を記念し、その名前を美しく形に残すことです。
名前には両親の願いや望みが込められており、その名前を美しい書で表現することは、企業における理念や事業目標を額(書作品)として掲げていることと同じような意味を持ちます。
またご家族の伝統や歴史を継承する意味でも重要と言えます。

また、命名書は将来的には成人した子供にとっても、その原点を振り返るための大切な品となります。さらに、家族や親戚、友人への感謝の気持ちを表す贈り物としても利用されます。

書道家藤井碧峰が手掛ける命名書の特徴

表札各種書体ギャラリー|書道家の手書きオーダーメイド表札|天然銘木|富山の書道家

書道家藤井碧峰の命名書は、手書き表札や筆文字スタンプ(氏名印・住所印等)、墓石の字、店名ロゴ制作等、沢山のお名前を書いてきた経験と、それによって蓄積された技術を反映する作品です。

藤井碧峰は、伝統的な書体を用いつつも現代的な感性も取り入れることで、古典美とモダンなデザインを融合させた命名書を提供できればと考えて制作にあたってきました。
厳選した上質な紙と筆、墨を使用し、一つ一つ丁寧に、納得いくまで手書きするため、本当に良い書の命名書をお求めの方にお届けしたい品々です。

私の命名書は書としての完成形を求めており、線や字形等に対する徹底的なこだわりを欠かしません。
書は線で構成されるものであり、線質に妥協しないことはもちろん、字形に関しても最高のバランスを求めるため、品がある程度伴ってきます。
その人だけのお名前を最高の書(字)にてお届けするのが私の使命です。

命名書を贈る意味

【色紙】書道家の手書き命名書|数パターン有|出産祝い、贈り物|書道家藤井碧峰

命名書を贈ることには深い意味があります。
まず、命名書は赤ちゃんの名前そのものを祝福する行為です
その名前が持つ意味や願いを尊重し、書道家の手によって美しく書き記すことは、赤ちゃんの未来への想いを表しています。

また、親や祖父母から命名書を贈られることは、家族の絆を深めることにもつながります。
さらに、命名書はその家族にとっての大切な記念品となり、代々受け継がれる可能性もあります。
言葉としてお祝いの想いを伝えることも大切ですが、モノとして目に映るからこその実感や繰り返し見られることによって、想いが形になっていくことが期待されます。。

おすすめの命名書の選び方

命名書は新しい命名の儀式や特別な贈り物として非常に人気があります。
特に自分の子供への記念品として、親しい人への特別な贈り物としての魅力は計り知れません。

しかし、数ある命名書の中から最適な一品を選ぶことは決して簡単なことではありません。
そこで今回は、命名書を選ぶ際のポイントと、書道家藤井碧峰が手掛けるこだわりの命名書についてご紹介します。

デザインと書体の選択

デザインと書体は、命名書の魅力を決定づける重要な要素です。
まず最初に考慮すべきは、どのような想い、感情を伝えたいのかという点です。
正統派の書は厳かな雰囲気を醸し出し、格式高い印象を与える一方、モダンな書体は親しみやすく、新しい命の誕生を祝う明るい感じをもたらします。

藤井碧峰の命名書は制作の際に、性別やお名前の字面を踏まえた上で、そのお名前に合った、雰囲気のある字を書きます。
また基本的には「当方おまかせ」にて制作しますが、もし字の雰囲気についてご要望がある場合は
・やわらかく
・力強く

などと備考欄にご記載いただければ、可能な範囲で汲み取って対応いたします。

また、商品によっては背景デザインや記載内容も複数選べるため、個々の好みに合った一品を作成することが可能です。

書道家のこだわり命名書|A4和紙プリント|出産祝い、贈り物

さらに、お客様の要望に応じてカスタムデザインも受け付けており、世界で一つだけの命名書を制作することができます。(要相談)
特別な日の特別な贈り物として、オリジナリティと失敗しない命名書を求める方には最適です。

藤井碧峰の命名書vs他の命名書

藤井碧峰の命名書は他の作家の命名書と比べて何を大切にしているのか。
まず、最大の特徴は書道の古典に学んだ正統派の書をベースに、確かな書をお届けしているということです。
「一字一句に心を込める」と言うのは簡単ですが、本当に良いか偽物かは”たたずまい”で分かるものです。

【シンプル】書道家のこだわり命名書|A4和紙プリント|出産祝い、贈り物

藤井碧峰の命名書は、全てを同じ書体で書かないようにしており、お名前は行書体、それ以外は楷書体で書くようにしております。
楷書体は緊張感と清潔感を作り、ご家族にとって一つの大きなイベントの意味合いを表現しております。
行書体はリズム感を変えやすく、柔らかみや温かみ、力強さ、線の美しさを、それぞれのお名前に合わせて表現できます。

また、藤井碧峰は命名書のパターンを2つに分けており、
・直筆命名書
・プリント命名書

の2パターンがあります。

直筆命名書は、
・”良い”墨の持つ黒の奥深さによる品の良さ、存在感
・直接手書きして一枚の作品にする技術力の尊さ
・直筆だからこその手作り感
・作家の印を入れること
等の要素に価値があります。

特に色紙への直筆は難易度が高く、色紙になっていることで奥に墨が入っていきにくいため、適した墨の量にすること、かすれ(渇筆)の表現、余白のバランス等、一枚の紙に全ての要素を書いて仕上げる点において、書き手として非常に試されています。

直筆である程度実現する手書きの技術があるなら、それだけを謳っていけば良いと思うのですが、色鮮やかな雰囲気への需要であったり、価格設定の問題が生じてくるため、当方では手書きした書をスキャンしてデータ化したものをプリントする命名書も商品化しています。

ただプリントするわけでなく使用する材料にもこだわり、高級和紙を使用することで品格と美しさを兼ね備えた命名書を提供しています。

プリント命名書は、
・良いと思った字同士の掛け合わせによる、書としてのクオリティの高さ
・所々に色を取り入れて、カジュアルに使いやすくした点(色抜き可)
・赤ちゃんの写真を入れたり、沢山の情報を入れられる点(写真付き仕様のみ)
・A4サイズなので、身近なお店で額を買える点
などの要素に価値があります。

毎回データ化してプリントするためデータが当方に残り、2人目、3人目と生まれた際にも、以前のデータを参考にして制作するため、命名書を並べるのに雰囲気を揃えることができます。
一見、書道家らしからぬことをしておりますが、データ化する技術も楽のためではなく、オンリーワンの商品を生み出すためだけに存在します。

写真付き仕様の和紙プリント命名書は、直筆色紙命名書と同じ価格ですが、実際に手間が掛かるのは前者かもしれません。
見栄をはってでも、書き手としては直筆を取っていただきたい気持ちもあってそうしておりますが、お客様はお好みのものをお選びいただければ幸いです。笑

【色紙】書道家の手書き命名書|数パターン有|出産祝い、贈り物|書道家藤井碧峰

一方、一般の命名書は価格を安く抑えて多く書くことで収益化されることが多く、そのためにクオリティが均一に保たれている場合もありますが、個々の作品に向き合う時間が少なくて、一定以上のクオリティを生み出せないというのが、経営的視点で見た捉え方です。
2024年現在で書道を30年やっているからという、経験の価値としてこの字と価格があるとは言いませんが、ある程度の代金を頂かなければ時間やコストを気にしてしまうので、集中できなくなってしまうのです。

価格面で競争力があっても、字や命名書自体の持つ価値においては他に追随を許さないように、とにかく本当に良いものをお求めの方が、喜びの瞬間を手にされるために大切に制作あたっております。。

命名書を選ぶ際のポイント

命名書は子供が生まれた時にその名前を記念するための特別なアイテムであり、その選び方にはいくつかの重要なポイントがあります。
特に価格、納期、デザイン、そして字の品質は、選ぶ際の判断基準となります。
あくまでも字、書があっての命名書、選ぶ側のセンスも問われているのかもしれません。

価格と納期

命名書を選ぶ際には価格と納期が重要です。
予算内で購入できるかどうか、また注文から実際に手元に届くまでの期間がどれだけ掛かるかを確認しましょう。

額入りの命名書は額の在庫or入荷タイミングに左右されるため、額は極力在庫するか、取引先に置いていただいてますが、商品によっては書いた後の表具に手間が掛かるため納期を多めに見てある場合があります。
そのため、お急ぎの場合は色紙のみかプリント命名書がおすすめです

【ステン額】書道家の手書き命名書|水色・ピンク

藤井碧峰の命名書の価格は他の命名書と比較して若干高めではありますが、それだけの価値があると多くのお客様から支持されており、リピーターさんも多くいます。
また、納期についても色紙のみかプリント命名書の場合は、当日か翌日に発送する等、顧客の要望に応じて柔軟に対応しております。
額入り命名書の場合、先に額だけでも準備させていただければ、迅速に対応できるのでご検討をお願いいたします。

デザインと品質

命名書のデザインはシンプルで美しいものから、華やかで個性的なものまで様々です。
子供の名前は一生に一度の贈り物であるため、そのデザインには特別な思いを込めたいものです。

藤井碧峰の命名書は、書の良さが引き立つようにしつつ、シンプルで飽きの来ないデザインが魅力です。
額入りの命名書は価格設定に差が出やすいですが、一方で額のクオリティの差を散々知っているからこそ、チープな額選びはしません。

【クリーム色額】書道家の手書き命名書|数パターン有|出産祝い、贈り物に|書道家藤井碧峰

額は素材、厚み、中や裏側の作り込み、塗装、マットの質感などによって、価格が上から下まで存在します。
それらしい形をしている額入り命名書は多いですが、藤井碧峰の命名書はあくまでも書が主役なので、それを基本として設計しております。

何故マット作品周りの有色部分有りの額や額縁の太い色紙額を使うのか?
それは、高級感を出せることも大きな理由ですが、奥行きがあるように見せることで命名書をより目を引く、尊い存在にします。
そして、額のフレームの存在によって飾る場所の周りの雰囲気から空気感を切り分けることができ、”目立ち過ぎないけど確かにそこにある”という命名書にすることができます。

水色のマットなら男の子、ピンク色のマットなら女の子の雰囲気を醸し出しやすくおすすめです。
基本設定はこの2色ですが、場合によっては黄色なども使いますので、ご要望がございましたらお申し付けください。

書道家の手書き命名書|水色・ピンク

藤井碧峰が手掛ける命名書の特徴として、繊細かつ柔らかいけど、力強さもある筆づかいが挙げられます。(注:他の書き手が言っただけです笑)
この筆づかいは書道の幅広い古典に純粋に向き合ってきた人間ならではのものだと思っています。
また、書はあくまでも線質が命であり、書かれた文字が命を持つかのように生命感を感じさせる表現を大切にしており、これからの子供の明るい未来を願う、その想いを形にしたいと考えております。

北欧風スタイリッシュフレーム命名書|出産祝い|書道家藤井碧峰

大切な、特別なお名前だからこそ、世界一の命名書を作りませんか?

プライバシーポリシー / 特定商取引に基づく表記

Copyright © 2018 藤井碧峰|正統派書道家. All rights Reserved.
ショップリンク